

お急ぎですか?2022年にWindows Defenderの代替としておすすめのセキュリティソフトはこちら!
- 🥇ノートン:あらゆる観点でWindows Defenderより優れています。Windows Defenderよりウイルス検出率が高く、ウェブ防御も優秀で、追加のセキュリティ機能も豊富です。インターフェースは使いやすく、より多くのプラットフォームやOSに対応しています。
Microsoftが提供しているWindows Defenderは、セキュリティ対策の性能はかなり改善されています。以前はあまり良くなかったのですが、最近Microsoftは力を入れているようです。Windows Defenderは無料のセキュリティソフトとしてはそこそこ良いでしょう。
例えば、Windows Defenderは現在、サンドボックス環境を作成したり、クラウドでマルウェアを検出したりできるようになっています。脅威を素早く検出でき、全体的な対策が強化されているわけです。
このように改善されているWindows Defenderですが、読者の皆さんから次のような質問が絶えません。
- Windows Defenderだけですべてのマルウェアから端末を守れるのでしょうか。ランサムウェアやスパイウェアなど高度な脅威もブロックできるのでしょうか。
- スキャンしてもパソコンが重くならないでしょうか。効果的に脅威を除去できるのでしょうか。
- Windows Defenderだけ使えば十分に対策できるのでしょうか。それともWindows Defenderより優れたセキュリティソフトを使用すべきでしょうか。
今回の調査は数週間に及びました。Windows Defenderだけでなく、業界トップクラスのセキュリティソフトを試し、マルウェアの検出率、システムのパフォーマンス、スキャン時間、全体的なインターネットセキュリティ対策、カスタマーサポートなどの面で評価し、ランキングにまとめました。
調査結果を簡単にまとめると、まず、Windows Defenderは検出できなかったウイルスでも、他のセキュリティプログラムが軽々と検出できたというケースが多く見られました。また、MicrosoftはWindows Defenderのマルウェアデータベースをあまり頻繁にアップデートしていないため、最新の脅威を検出できないことも度々ありました。また、仮にウイルスに感染してしまった場合、Windows Defenderでは対抗できません。セキュリティソフトをインストールしておくべきだったと指摘するだけであり、ウイルスを除去できないのです。
このことを踏まえると、Windows Defenderは十分な対策とは言えません。
Microsoftが提供しているセキュリティソフトとサードパーティのセキュリティソフトを比較した結果、Windows Defenderより断然優れたものがいくつか見つかりました。この記事でご紹介するセキュリティソフトのマルウェアスキャナの方が効果的で使い勝手が良く、より高度なサイバーセキュリティ対策機能がついています。
【早見表】2022年にWindows Defenderの代替としておすすめのセキュリティソフト
- 1.🥇 ノートン:2022年に一番おすすめ!Windows Defenderの代わりに使いたい優秀なウイルス対策ソフトです。
- 2.🥈 Bitdefender:マルウェア対策エンジンがWindows Defenderより優れていて、豊富な追加機能が搭載されています。
- 3.🥉 TotalAV:使いやすく、マルウェアの検出率が他社製品より高い(PCの最適化ツールも優秀)。
- 4. Avira:無料で使える最高のサービス。マルウェア対策スキャナはWindows Defenderより効果的。
- 5. マカフィー:ウェブ保護が優秀(カスタマイズ可能なファイアウォールとWi-Fiスキャナ付き)。
- Windows Defenderの代替ソフト6~10位はこちら
- Windows Defenderの代替サービスの比較表
- 2022年にWindows Defenderの代替としておすすめのセキュリティソフトの選び方
- おすすめしないトップブランド
- Windows Defenderについてよくある質問
Windows Defenderについて(Microsoft Defender)
特に、過去数年でMicrosoftはこのセキュリティツールを大幅に改善しているのは嬉しいものです。現在、以下のような特長があります。
- リアルタイムで脅威を検出
- ファイアウォール・Wi-Fiネットワークの保護
- フィッシングサイトの対策
- システムのパフォーマンスレポート
- ハードウェアのセキュリティ
- ペアレンタルコントロール
Windows Defenderはマルウェアファイルの検出、悪用やネットワーク攻撃のブロック、フィッシングサイトの警告などが得意です。また、簡単なPCのパフォーマンス・ヘルスレポート、コンテンツのフィルタリング機能付きのペアレンタルコントロール、使用制限、位置情報の追跡などの機能もあります。このように、Windows Defenderは便利な機能がたくさんありますから、「他のセキュリティソフトを使わなくてもWindows Defenderだけで十分では?」と思う方もたくさんいらっしゃいます。
Windows Defenderだけで大丈夫?
今回の調査では、サードパーティのセキュリティソフトと同じ手順でWindows Defenderを評価しました。
約1000個のマルウェアファイル(ウイルス、トロイの木馬、ランサムウェア、アドウェア、クリプトジャッカー、キーロガー、ルートキットを含む)をダウンロードし、ディスクのスキャンやリアルタイム保護の性能を試しました。
また、フィッシング対策の性能を調べるため、複数のブラウザで数十件のフィッシングサイトへのアクセスを試みました。さらに、悪用やネットワーク攻撃のシミュレーションを行い、Windows Defenderに搭載されているファイアウォール・ネットワーク保護を確認しました。
このような調査のほかに、処理能力をたくさん必要とするプログラムを実行しながらディスクスキャンを行うなど、さまざまな状況でCPUのパフォーマンスを測定しました。最後に、全体的な使いやすさを分析するため、機能をすべて使ってみました。
最終的に、Windows Defenderにはたくさんの欠点があることが分かりました。主な欠点は以下の通りです。
- マルウェアの検出率がサードパーティのセキュリティソフトより低い。
- ペアレンタルコントロールはMicrosoft Edgeでしか使えない。
- インターフェースがごちゃごちゃしていて、ナビゲーションしにくい。
- PCシステムのヘルスレポートは基本的な機能だけ(パフォーマンスを向上したり、システムをクリーンアップしたりできない)。
- Macやモバイルなど、他のプラットフォームには対応していない(エンタープライズユーザー以外)。
- VPNやパスワードマネージャー、ダークウェブのモニタリング、なりすまし対策などサードパーティのセキュリティソフトが提供しているような追加機能がない。
Windows Defenderは、サードパーティのセキュリティソフトに限りなく近づいていますが、今回のテストで、まだまだ十分とは言えないことが明らかになりました。
また、ノートンやBitdefenderのようなウイルス対策プログラムほど高性能ではありません。このような製品の役割はマルウェアからデバイスを守ることですから、最新のセキュリティ脅威をブロックし、パソコンの全体的なパフォーマンスを改善できるのです。
パソコンだけでなく、さまざまなオンラインアカウントをきちんとセキュリティ対策したい場合、高品質なセキュリティソフトに投資する必要があります。
🥇1. ノートン360:2022年にWindows Defenderの代替として一番おすすめのセキュリティソフト

ノートン360はマルウェアの検出率、インターネットセキュリティ対策、追加機能、対応端末など、すべての項目でWindows Defenderより優れています。
マルウェアのテストで、ノートンはWindows Defenderより圧倒的に多くのマルウェアファイルをキャッチできました。ノートンはマルウェアの検出率が100%だったのです。Windows Defenderが見逃してしまった複数のスパイウェアやランサムウェアファイルもブロックできたのはとても優秀でしょう。
また、インターネットセキュリティツールに関してはWindows Defenderは足元にも及びません。
Norton 360には以下のような特長があります。
- より強力なフィッシング対策
- より包括的なペアレンタルコントロール
- VPN(仮想プライベートネットワーク)やパスワードマネージャーなどの追加機能
- など…
最近、ChromeやFirefoxなどのブラウザでもWindows Defenderのウェブ保護機能が利用できるようになったのですが、ノートンのフィッシング対策機能の方が圧倒的に多くの不審サイトをキャッチでき、メールやテキストメッセージに含まれている悪質なリンクも見つけられました。
ノートン360はWindows Defenderより多彩な追加機能があるのも魅力的です。高性能VPNを使うと、世界各国に配備された30個以上のサーバーに接続してデータを暗号化でき、インターネットの通信速度にほとんど影響しません。海外限定サイトなど、地理制限も回避できるのは嬉しいポイントです。さらに、ノートンは便利なパスワードマネージャーも提供しています。パスワードを自動で保存・入力でき、生体認証に対応しているほか、パスワードの自動変更などの追加機能もあります(自動変更機能はDashlaneやLastPassなどトップクラスのパスワードマネージャーしか提供していません)。
ノートンのセキュリティソフトのもう1つの魅力は、日本語など多数の言語に対応していることです。カスタマーサポートも日本語で対応してくれるのでスムーズにコミュニケーションをとれますね。
ノートン360はニーズに合わせて複数のパッケージから選べます。$19.99 / 年 の ノートン360スタンダードは1台だけ保護したい方にピッタリです。$29.99 / 年 の ノートン360デラックスは5台を保護でき、優秀なペアレンタルコントロールで現在地の追跡、アプリの使用制限・スケジュール設定などができます。$69.99 / 年からのノートン360 with LifeLock(アメリカ限定)は、100万ドルのなりすまし保証付きです。また、高度なゲームブースターとパフォーマンス最適化ツールが搭載されているPCゲーマー専用プランもあり、より快適にプレイできます。
まとめ:
Windowsを守るのに一番おすすめのセキュリティソフトはノートン360です。圧倒的に高性能で、Windows Defenderにはない追加機能が満載です。また、Windows Defenderよりノートン360の方が使いやすく、料金プランが多いので予算に合わせて選べます。60日返金保証付きなのも嬉しいですね。
🥈2. Bitdefender:優秀なクラウドベースのスキャンエンジン(追加機能も満載)

Bitdefenderは高速で軽く、クラウドベースのスキャンエンジンはWindows Defenderより圧倒的に優秀です。Bitdefenderのマルウェアスキャナはフルスキャンでテスト用マルウェアをすべてキャッチでき、パソコンはほとんど遅くなりませんでした。Windows Defenderも部分的にクラウドベースなのですが、スキャン中はパソコンが遅くなってしまいます。
Windows Defenderは自動でセキュリティ対策してくれますから、「サードパーティのセキュリティソフトはWindows Defenderより面倒くさそう…」と思う方が多いようです。Bitdefenderならほとんどすべてお任せできるのでWindows Defenderより使いやすいと言えます。Bitdefenderは「Autopilot」機能があるのですが、これを有効にすると自動でファイル、ネットワーク、ネットの利用状況を分析し、それに合わせて対策を設定してくれます。バックグラウンドで動作するのでパソコンの動作には影響しません。
Bitdefenderのインターフェースは分かりやすいと思います。すべての機能が1つのウィンドウに表示され、日本語に対応しているので分かりやすいですね。Bitdefenderの追加のセキュリティ機能をいくつかご紹介しましょう。
- より良いウェブ保護
- シンプルなインターフェース
- より良いペアレンタルコントロール
- VPN、ウェブカメラの保護、PCの最適化などの追加ツール
Bitdefenderは他社のセキュリティソフトよりウェブ保護が強力です。VPNに接続しても通信は速く、一部のVPN専門サービスよりも高性能です。さらに、ペアレンタルコントロールもとても優秀です(ビットディフェンダーがおすすめのVPN付きセキュリティソフトにランクインしているのはそのためです)。アプリの使用制限、ネットのコンテンツのフィルタリング、ジオフェンシング(子供の端末が安全なエリアを離れた時に通知が届く機能)など、保護者に欠かせません。
Bitdefenderのセキュリティプランは複数ありますが、トータルセキュリティ パッケージはWindows、macOS、Android、iOSをカバーでき、他社より多機能で、料金はわずか$36.00 / 年です。より低価格のセキュリティソフトをお求めの方は、Bitdefenderの 格安プラン $23.99 / 年から をご検討ください。他社より安く、PCの防御はとても優秀です。また、ビットディフェンダーの全機能を使いたい場合や、通信量が無制限のVPNを使いたい場合は、ビットディフェンダーの上位プランPremium Security($69.99 / 年)をご検討ください。
まとめ:
Bitdefenderはパワフルなクラウドベースのマルウェア対策スキャナを提供していて、マルウェアを一つ残らず検出できました。さらに、Windows Defenderより高度なインターネットセキュリティ機能が満載です。Bitdefenderはフィッシング対策、VPN、ペアレンタルコントロール、パスワードマネージャー、システムの最適化ツールなど、本当に多彩な機能を提供していて、インターフェースも分かりやすいデザインとなっています。Bitdefenderのプランはすべて30日返金保証付きなので安心してお試しいただけます。
🥉3. TotalAV:Windows Defenderより使いやすく、パソコンの最適化機能が便利

TotalAVは使いやすさとマルウェアの検出率の観点でWindows Defenderより優れています。TotalAVのマルウェアエンジンは軽量で高速です。最新のマルウェア脅威を検出できるよう、継続的にアップデートされています。テストで仮想PCにサンプル用マルウェアをダウンロードしておいたのですが、TotalAVのマルウェア検出率は99%以上でした。Windows Defenderが検出できなかったランサムウェアやクリプトジャッカーなどの最新のマルウェアファイルも検出できたのは素晴らしいでしょう。
また、TotalAVの機能やツールはすべて使いやすいと思いました。ダッシュボードは直感的に使えるデザインですし、ナビゲーションも簡単です。Windows Defenderよりデザイン性が高いTotalAVは、パソコンが苦手な方にもおすすめです。
また、TotalAVはVPN、システムの最適化機能、なりすまし対策など、Windows Defenderでは使えない便利な追加機能があります。
TotalAVのシステム最適化は、ジャンクファイルの削除、アプリのアンインストール、起動マネージャー、ブラウザのクリーンアップなど便利な機能が満載です。1つの画面にすべての機能がまとまっているのでとても使いやすいと思います。甥のAcer製のノートパソコンで試したところ、数分で新品のように動作するようになりました。
TotalAVのソフトは10か国語で表示できますが、残念ながら日本語には対応していません。英語が得意でなければ他のセキュリティソフトを検討した方が良いでしょう。
TotalAVのなりすまし対策もとても優れていますが、ノートンなどと同様に、アメリカのユーザー限定サービスとなっています。一方、マカフィーのID保護サービスは各国のユーザーが利用できます。日本のほかに、カナダやイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ諸国でも利用できるのです。なりすまし対策は$49.00 / 年のトータルセキュリティプランでしか利用できません。より低価格のセキュリティソフトが欲しい方は、TotalAVのアンチウイルス・プロ($29.00 / 年)とインターネット・セキュリティ($39.00 / 年)を選ぶと良いでしょう。どちらも機能が比較的多く、手頃な価格です。
まとめ:
TotalAVの方がWindows Defenderより断然使いやすく、マルウェア対策も優秀で、PCの最適化ツールを使えば端末のパフォーマンスを向上できます。TotalAVのなりすまし対策サービスも良いですが、有料のTotal Securityプランでしか利用できません。TotalAVを試してみたい方は30日返金保証をご利用ください。
4. Avira:無料で使える機能が多く、Windows Defenderより高性能

Avira Free Security for Windowsは無料サービスですが、強力なマルウェア対策エンジンがあり、高性能の追加機能も多いのが特徴です。業界最高のWindows向け無料セキュリティソフトの1つです。
Aviraのクラウドベースのマルウェアスキャナはテストでとても優秀なパフォーマンスでした。端末に隠しておいたテスト用マルウェアファイルの検出率は100%で、Windows Defenderより圧倒的に良い結果を出しています。
Aviraの無料セキュリティソフトはWindows Defenderでは使えない以下のような機能があります。
- 安全なネットショッピング用のブラウザ拡張機能
- 無料VPN(毎月500MBまで通信可能)
- パフォーマンスの最適化ツールやパスワードマネージャーなどの追加機能
Aviraの「セーフショッピング」というブラウザ拡張機能は気に入りました。ウェブトラッカー、迷惑な広告、フィッシングサイトをブロックしてくれます。利便性とセキュリティの観点ではWindows Defenderの「SafeScreen」より高性能です。
TotalAVと同様に、Aviraもとても優れたシステム最適化ツールを搭載しており、遅くなった古いパソコンを大幅に高速化することができます。ただし、無料版では基本的なクリーンアップツールしか利用できません。
AviraのVPNもかなり高性能ですが、無料版だと毎月500MBまでしか通信できないので、メールを確認しただけで使い切ってしまうでしょう。通信量無制限のVPN、高度なシステムの最適化機能、モバイルも保護できるプランをお探しの方は、$59.99 / 年のAvira Primeをご検討ください。すべてのOSに対応していて、5台まで保護できます。
まとめ:
Aviraのリアルタイム保護とマルウェアスキャンエンジンを試したところ、Windows Defenderより圧倒的に高性能でした。無料で使えるWindows Defenderの代替としておすすめです。Aviraの有料プランもかなりおすすめです。特にAvira Primeは通信量が無制限のVPN、高度なシステムの最適化機能、5台まで保護できるなど魅力が満載です。Avira Primeは60日返金保証付きです。
5. マカフィー:インターネットセキュリティツールが豊富

マカフィー トータルプロテクションのウェブ・ネットワーク対策はWindows Defenderより優れています。マカフィーのマルウェアスキャナは業界最高クラスで、Windows Defenderより高性能です。パソコンに用意しておいたテスト用マルウェアファイルを約1000個キャッチできました(検出率99%)。
また、マカフィーはWindows 10に搭載されている対策機能を強化するためにも役立ちます。
マカフィーは以下のような特長があります。
- より高度なファイアウォール
- より良いフィッシング対策
- Wi-FiスキャナやVPNなど追加機能
Windows Defenderのファイアウォールは比較的優秀ですが、マカフィーの「スマートファイアウォール」はDefenderより機能が多くなっています。「スマートアクセス」を有効にすると、マカフィーのファイアウォールが脅威を分析してくれます。また、「ステルスモード」を使えば公共のWi-Fiネットワークに接続した時に他のユーザーからあなたのPCを隠すことができます。「ロックダウン」機能はパソコンが送受信しないように通信をすべてブロックできるので、万が一ウイルスに感染した場合などの緊急時に便利です。
また、マカフィーは優秀なWi-Fiスキャナもあり、Wi-Fiネットワークを継続的にスキャンし、接続しているほかの端末を確認できます。さらに、新しいユーザーがネットワークに接続した時に通知を受け取ることもできます。さらに、マカフィーのVPNは安全で使いやすく、動画の視聴に向いていますが、ビットディフェンダーほど高速ではありません。
$49.99 / 年 からの マカフィートータルプロテクションは1台・5台・10台で利用でき、2年プランはかなり低価格です(アメリカのユーザーは台数無制限)。他社のセキュリティソフトの1年プランとほぼ同じ料金となっています。
まとめ:
マカフィーは便利なマルウェア対策エンジンがあり、Windows Defenderにはない追加のセキュリティ機能が満載です。スマートファイアウォール、Wi-Fiスキャナ、VPN、フィッシング対策はすべてWindows Defenderに搭載されているツールより圧倒的に優れています。今のところ、一番コストパフォーマンスが高いセキュリティソフトはマカフィートータルプロテクションです。2年プランは他社の1年プランと同程度の価格となっています。マカフィーのプランはすべて30日返金保証付きです。
6. カスペルスキー:より高度なペアレンタルコントロール、安全にお金の取引ができることも魅力的

カスペルスキーはWindows Defenderより優秀なマルウェアスキャナとウェブ保護を提供しています。マルウェア対策に関しては業界最高で、Windows Defenderや他社製品よりマルウェア検出率が高いのが特長です。しかし、私のパソコンではWindows Defenderほどスムーズに動作せず、ウイルススキャン中にパソコンが重く感じられました。
しかしカスペルスキーのペアレンタルコントロールはとても良いと思います。Windows Defenderより圧倒的に優秀で、ノートン、Bitdefender、マカフィーと同じくらい優れています。ペアレンタルコントロール付きのセキュリティソフトランキングで上位にランクインしているのも納得できますね。カスペルスキーのペアレンタルコントロールは端末の使用制限、オンラインコンテンツのフィルタリング(AndroidではYouTubeアプリのフィルタリングも)、ジオフェンシングなどの機能があり、子供が安全なエリアにいることを確認できます。
また、カスペルスキーは「セーフマネー」というブラウザがあり、安全にお金の取引を行えます。このブラウザではサンドボックス環境を構築でき、画面にキーボードが表示されるのでネットでの支払いも安全です。ネットでプライバシーを守るために役立つシンプルな機能でしょう。
他にもパスワードマネージャーやVPN(1日に200MBまで通信可能)など、Windows Defenderでは利用できないウェブ保護機能もいくつかあります。
カスペルスキーAnti-Virus ($29.99 / 年)とカスペルスキーインターネットセキュリティ ($39.99 / 年) は複数のユーザーが利用できる便利なプランですが、優れたペアレンタルコントロール機能が欲しい家族は カスペルスキートータルセキュリティ ($59.95 / 年) をご検討ください。最大10台のデバイスで、ペアレンタルコントロールとパスワードマネージャーが利用できます。
まとめ:
カスペルスキーは機能の豊富なウイルス対策ツールで、Windows Defenderより優れたマルウェアスキャナや便利なセキュリティツールがいくつかあります。ペアレンタルコントロール、安全にお金を取引できるブラウザ、パスワードマネージャーはすべて驚くほど高性能でした。しかしカスペルスキーをインストールしたところ、パソコンが少し遅くなったのでランキング下位となりました。カスペルスキーのプランはすべて30日返金保証付きです。
7. Panda:追加機能が多く、柔軟な料金体系

Panda Domeは良質なマルウェア対策プログラムで、検出率が高く、追加機能も比較的多いのが特徴です。多彩なプランがあり、複数の支払いオプションに対応しています。Pandaの性能をテストした結果、マルウェアの検出率はWindows Defenderと同等でした。テスト用PCでほとんどのマルウェアファイルを検出できましたが、新しいアドウェアやランサムウェアファイルをいくつか見逃してしまったのは残念です。ノートンなど上位のセキュリティソフトはキャッチできたのでPandaは下位にランクインしました。
また、PandaはWindows Defenderで利用できない追加機能も多く、特にVPNはとても高性能です。Hotspot ShieldのVPN技術を使用し、世界各国にある20個以上のサーバーに接続して通信データを暗号化でき、高速通信を楽しめます。
Pandaの「レスキューキット」はとても気に入りました。USBメモリに実行可能なPandaのファイルを保存できるのです。マルウェアに感染してしまった場合、レスキューキットを使えばパソコンを再起動してUSBメモリからPandaのクラウドベースのマルウェア対策エンジンを使ってシステムを復元できます。Windows Defenderだけでなく、この記事でご紹介しているほかのサービスもPandaのようなレスキューキットは提供していませんから、かなり珍しいでしょう。
PandaのUIは残念ながら日本語には対応していませんが、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、オランダ語、ポーランド語、ロシア語、トルコ語、デンマーク語、ギリシャ語、フィンランド語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、スウェーデン語、中国語などで表示できます。
Pandaは5種類のパッケージがあり、無料プランもあります。有料プランの価格は$28.49 / 年からで、契約期間は1か月・1年・2年・3年、台数は1台・3台・5台・10台・台数無制限から選べます。
まとめ:
Panda Domeは高性能のウイルス対策スキャナ、インターフェースの分かりやすさ、便利な追加機能、複数の支払い方法に対応していることなどが特長のセキュリティソフトです。5種類のパッケージがあり、1か月、1年、2年、3年契約から選択できます。30日返金保証付きなので安心して加入できるのも嬉しいポイントです。
8. Malwarebytes:予算が少ないユーザーにおすすめのマルウェア対策ツール

Malwarebytesはゼロデイ攻撃やランサムウェアなど多彩なマルウェア脅威から端末をしっかり守れるのが特徴です。Malwarebytesのスキャンエンジンは、ノートンなどトップクラスのセキュリティソフトの同じくらい高性能です。テスト用マルウェアを1つ残らずキャッチできたので驚きました。
MalwarebytesのダッシュボードはWindows Defenderより使いやすいデザインで、日本語にも対応しています。しかしこれは予想の範囲内でしょう。Malwarebytesは自動フィッシング対策フィルター以外の追加機能はありませんが、フィッシング対策はWindows Defenderより高性能です。
プライバシー保護を強化したい場合、Malwarebytesは安全なVPNも提供しています。かなり高性能で、通信を暗号化でき、世界中のサーバーに接続できますが、ビットディフェンダーのVPNほど高速ではありません。
Malwarebytesの無料版では、必要に応じてディスクスキャンを実行できますが、リアルタイム防御はできません。Malwarebytesのプレミアム版はわずか$39.99 / 年であることを考えると、プレミアム版の方がおすすめです。さらに、Malwarebytesプレミアム+プライバシープランでは、$99.99 / 年でマルウェア対策と安全なVPNが利用できます。
まとめ:
Malwarebytesは優秀なマルウェア対策ツールで、フィッシング対策も可能ですが、それ以外の追加機能はありません。Malwarebytesのスキャンエンジンはノートンやマカフィーと同じくらい正確で、VPNも比較的高性能です。さらに、Malwarebytesは30日返金保証付きです。
9. トレンドマイクロ:フィッシング対策が優秀

トレンドマイクロはいくつかの項目でWindows Defenderより優れています。トレンドマイクロのウイルス対策スキャナはテストで優秀なスコアを獲得しました。Windows Defenderとほぼ同じ数のマルウェアをキャッチでき、ディスクスキャンも素早く完了し、リアルタイム保護が有効になっていてもパソコンが重くなりませんでした。
また、トレンドマイクロのフィッシング対策もとても気に入りました。Googleの検索結果ページを色分けして悪質なサイトを警告し、メールやテキストメッセージ、ポップアップ広告で危険なリンクを自動的にブロックします。
このようなセキュリティ機能はとても良いですが、トレンドマイクロのペアレンタルコントロールとVPNはノートンやマカフィーほどはよくありません。
トレンドマイクロは次の4つのプランを用意しています。Antivirus+ Security ($19.95 / 年) ではリアルタイム防御、フィッシング対策、詐欺メールフィルターをパソコン1台で利用できます。Internet Security ($39.95 / 年) では上記のほかに、ペアレンタルコントロールとシステム最適化ツールをパソコン3台で利用できます。Maximum Security ($49.95 / 年)では上記のほかに、パスワードマネージャーを5台のWindows・Android・iOS・macOSで利用できます。Premium Security Suite ($59.95 / 年)では上記のほかにダークウェブのモニタリング、優先サポート、VPNを10台のデバイスで利用できます。
まとめ:
トレンドマイクロはマルウェアの検出率が高く、フィッシング対策も優秀ですが、追加機能は必ずしも便利とは言えません。Windows Defenderの対策を強化するためにトレンドマイクロは便利ですが、ペアレンタルコントロールとVPNはあまり感心できませんでした。トレンドマイクロは全プランが30日返金保証付きです。
10. BullGuard:ゲーマーに嬉しいパフォーマンス向上機能

BullGuardはとても優れたマルウェア対策エンジンを備えているほか、WindowsのセキュリティソフトにはないPCゲーマー向け機能も利用できます。BullGuardとWindowsディフェンダーはどちらも機械学習を使ってシステム上のマルウェアをキャッチしているので、クラウドを経由してどちらも自動でアップデートされるのですが、BullGuardの方がゼロデイ攻撃の検出率が高いのが特徴です。
BullGuardの最大の注目ポイントは「ゲームブースター」機能です。ゲーム中は通知を非表示にし、スキャンを行いません。また、システムのプロセスを複数のマルチコアプロセッサに再分配することでパソコンの処理能力を向上します。CPUはゲームの実行に集中できるということです。ゲームブースターをテストしたところ、さまざまなゲームでフレーム率を大幅に向上し、読み込み時間を短縮できました。一方、Windows Defenderはゲームモードがありませんから、ゲーム中にスキャンを行ったり通知が表示されたりして鬱陶しいですね。BullGuardのゲームブースターはとても気に入りましたが、ノートンの方が包括的なインターネットセキュリティスイートを提供していると思います(ノートンは2022年におすすめのゲーマー向けセキュリティソフトでも第1位にランクインしています)。
BullGuardのVPNも高性能ですが、一番高価格のプランでもVPNは別売りなので必要に応じてアドオンとして購入することになります。(この記事でご紹介しているサービスのほとんどは、全プランでVPNを提供しています)。
ダッシュボードは英語、ドイツ語、デンマーク語、フランス語、スペイン語で表示できます。
BullGuardのコストは妥当でしょう。セキュリティプランは3種類あり、全プランでゲームブースターを利用できます。料金プランは$9.99 / 年からで、上位プランは他社のセキュリティソフトより安く、便利な追加機能を提供しています。
まとめ:
BullGuardは高度なマルウェア対策機能と、PCゲーマー向けにかなり優れたゲームブースターを提供しています。さらに、BullGuardは便利なインターネットセキュリティツールもいくつか提供していますが、VPNは別売りです。BullGuardのプレミアムプランはすべて30日返金保証付きです。
Windows Defenderの代替サービスの比較表
セキュリティソフト | 最低価格 | 無料版 | 返金保証期間 | 注目ポイント | 日本語に対応 |
Windows Defenderと比べて優れている |
🥇1. ノートン | $9.99 / 年 | × | 60 日 | パスワードマネージャー、ダークウェブのモニタリング、ペアレンタルコントロール、VPN | ○ | 優秀なマルウェア検出機能、幅広い追加機能 |
🥈2. Bitdefender | $23.99 / 年 | × | 30 日間 | ランサムウェア被害からの復旧、ウェブカメラとマイクの保護、VPN、ペアレンタルコントロール | ○ | ランサムウェア専用の対策ツール、ファイル復元ツール |
🥉3. TotalAV | $29.00 / 年 | ○ | 30 日間 | パフォーマンス最適化ツール、VPN | × | インターフェースが操作しやすく、パフォーマンス最適化ツールあり |
4. Avira | $45.99 / 年 | ○ | 60 日間 | システムクリーンアップツール、パスワードマネージャー | ○ | 多機能のシステムスピードアップツール |
5. マカフィー | $49.99 / 年 | × | 30 日間 | ファイアウォール、Wi-Fiスキャナ | ○ | 高度なインターネットセキュリティツール |
6. カスペルスキー | $29.99 / 年 | ○ | 30日間(米国)、14日間(英国) | ペアレンタルコントロール | ○ | より高度な保護者機能付き |
7. Panda | $28.49 / 年 | ○ | 30 日間 | レスキューキット | × | マルウェアによってブロックされたパソコンの復元 |
8. Malwarebytes | $39.99 / 年 | ○ | 60 日 | / | ○ | 精度の高いマルウェア検出機能 |
9. Trend Micro | $19.95 / 年 | × | 30 日間 | フィッシング対策 | ○ | フィッシングサイトや悪質なリンクを色分けして警告 |
10. BullGuard |
$9.99 / 年 | × | 30 日間 | ゲームブースター | × | PCパフォーマンスを改善(ゲーマー向け) |
2022年にWindows Defenderの代替としておすすめのセキュリティソフトの選び方
- より優れたマルウェア対策
Windows Defenderは優れたセキュリティソフトですが、この記事でご紹介した代替サービスのほうが マルウェア検出率が高く、リアルタイム防御やフィッシング対策、ウェブ防御もより効果的です。 - より多くのセキュリティ機能
近年、Windows Defenderは新機能を数多くリリースしてきましたが、ノートンやビットディフェンダーなどのトップブランドのような役立つ追加機能は現在も利用できません。例えば、パスワードマネージャーや仮想プライベートネットワーク(VPN)、ペアレンタルコントロール、クラウドストレージ、システム最適化ツールなどはWindows Defenderに搭載されていないのです。 - より使いやすい
この記事でおすすめしたセキュリティソフトはすべて、アプリを簡単にインストールして設定でき、ナビゲーションしやすいデザインです。さらに、機能はWindows Defenderより直感的に使いやすく、初めてでもスムーズに使いこなすことができます。 - 複数のプラットフォームに対応
Windows DefenderはWindowsデバイスでしか利用できません。一方、このランキングに掲載されているブランドは、Windowsだけでなく、MacやAndroid、iOSなど、すべての主要なOSに対応しています。 - コストパフォーマンスが高い
Windows Defenderは無料ですが、サイバーセキュリティの分野では、品質は値段に比例するものです。ノートンやビットディフェンダー、TotalAVなど、トップクラスのセキュリティソフトの料金プランは手頃で、安心の返金保証もあります。また、Aviraなど、完全無料版のWindows用ソフト(制限あり)を提供しているサービスもあります。
おすすめしないトップブランド
- Avast・AVG
AVGの親会社でもあるAvastは、人気の無料セキュリティソフトの1つで、Windows Defenderの代わりとしてダウンロードしている人がたくさんいらっしゃいます。しかしAvastのセキュリティソフトは深刻なプライバシー侵害が懸念されているので注意が必要です。Avastの親会社は過去に無料版のユーザーのネットの利用状況や個人情報を転売していたことが発見されています。このように、無料をうたうセキュリティソフトには必ず何らかの欠点があるのです。 - Quick Heal
Quick Healはかなり優秀なプログラムです。ウイルス対策機能はWindows Defenderと同じくらい効果的で、さまざまなインターネットセキュリティパッケージが用意されています。ただ、サービス内容を見てみると価格が高すぎます。この記事でご紹介する製品の方がコストパフォーマンスが高いのです。 - ESET
ESETはセキュリティソフト業界で有名なサービスで、ウイルス対策エンジンはパワフルで効果的です。しかしセキュリティパッケージにはほとんど役立たないアドオンがたくさんついていて、迷惑です。この記事でご紹介する製品の方がおすすめです。
Windows Defenderについてよくある質問
Windows Defenderだけで十分にセキュリティ対策できますか?
「十分なセキュリティ対策」をどう定義するかによりますね。Windows Defenderを使えばある程度セキュリティ対策できますが、プレミアムセキュリティソフトには敵いません。
基本的なセキュリティ対策でよいのであればWindows Defenderで十分です。しかし、端末に機密データ(銀行の情報、ログイン情報、機密ファイル)をたくさん保存してある場合はハッカーのターゲットになりやすいため、Windows Defenderだけでは不十分です。Windowsに搭載されているセキュリティ機能は、ネットのセキュリティ対策が弱く、複数台の端末を保護できません。また、アップデートの品質管理が甘く、マルウェアの検出率も今一つです。Windows Defenderのセキュリティ対策の分析結果はこちらをご覧ください。
Windows Defenderはマルウェアを除去できますか?
できます。Windows Defenderがマルウェアを検出すると、パソコンから除去してくれます。しかしMicrosoftはWindows Defenderのウイルス検出技術を定期的にアップデートしていませんから、最新のマルウェアは検出できません。セキュリティ対策としてWindows Defenderだけを使用しているとパソコンがウイルスに感染してしまう恐れがあります。
Windows Defenderより優れた無料のセキュリティソフトもありますが、最高のマルウェア対策ソフトのようにきちんとマルウェア対策できるという保証はありません。最高のマルウェア対策・インターネットセキュリティツールをお探しの方はノートンやBitdefenderなどの方が間違いなく高性能です。
Windowsにはフィッシング対策機能は搭載されていますか?
部分的なフィッシング対策が搭載されています。Microsoftが提供している「SmartScreen」は、個人情報を盗もうとするフィッシングメールや不正サイトなどさまざまなセキュリティ脅威から守ってくれますが、保護の対象はMicrosoft Edgeブラウザだけです。
ChromeやFirefoxなど他のブラウザを使用している場合、SmartScreenのブラウザ拡張機能をインストールする価値はほぼゼロでしょう。フィッシングサイトの検出機能はGoogleやMozillaほど正確ではないからです。
ウェブのセキュリティ対策を強化したい場合、マカフィーは主なブラウザでフィッシングサイトの検出率が高く、「スマートファイアウォール」、Wi-Fiのセキュリティ対策、高速VPNなどもあり、100%匿名でインターネットを利用できるようになります。
Windows Defenderは無料で利用できますか?
できます。Windows DefenderはWindows 7、Windows 8.1、Windows 10のパソコンに搭載されている無料のセキュリティソフトです。
ちなみに、Windows Defenderより優れた無料のWindows向けセキュリティソフトもあります。ただ、Windows Defenderも無料のセキュリティソフトも機能が豊富な有料のセキュリティソフトには敵いません。
Windows Defenderではなく、他のセキュリティソフトを利用すべきですか?
Windows Defenderの性能はサードパーティのセキュリティソフトに限りなく近づいていますが、十分とは言えません。マルウェア検出率をおすすめの他社製品と比べるとWindows Defenderは低いのが現状です。システムのパフォーマンスに関して、Windows Defenderは他社よりスキャンに時間がかかり、パソコンが重くなってしまいます。また、Windows Defenderは重要なセキュリティ機能がかなり少ないのも残念です。
セキュリティ対策しないよりはWindows Defenderを使った方が良いですが、ランサムウェア、スパイウェア、その他の高度なマルウェアなどの対策にはなりませんから、そのようなウイルスに感染してしまうと重大な被害を受けることになります。
以下の対策方法から1つ選んできちんと対策することをおすすめします。
- 対策方法1:Windows Defenderの代わりにおすすめの無料セキュリティソフトを使用する。
有料のセキュリティソフトを購入するお金の余裕がない場合、Windows Defenderより圧倒的に優れた無料のセキュリティソフトはいくつかあります。一番おすすめなのはAviraの無料セキュリティソフトです。ただ、無料セキュリティソフトには必ず欠点がありますから、できればプレミアムウイルス対策ソフトを選んだ方が良いでしょう。 - 対策方法2:プレミアムセキュリティソフトを使ってPCをしっかり保護する。
無料セキュリティソフトでパソコンを100%保護することはできません。一方、Windows Defenderだけではマルウェア、ランサムウェア、スパイウェアに対して脆弱です。パソコンをしっかり保護するためにおすすめのプレミアムセキュリティソフトは手頃な価格のプランが用意されていますし、確実にサイバーセキュリティ対策する一番おすすめの方法です。ぜひご検討ください。
Windows Defenderは無料セキュリティソフトより優れていますか?
Windows Defenderはほとんどの無料セキュリティソフトより優れています。特に、無料セキュリティソフトはサンドボックスツールやクラウド型マルウェア検出機能などはありませんから、その点ではWindows Defenderの方が良いでしょう。
しかし、使いやすさ、性能、追加機能など、Windows Defenderより優れた無料セキュリティソフトもいくつかあります。
とは言え、Windows Defenderや高性能の無料セキュリティソフトも、プレミアムセキュリティスイートには及びません。有料サービスなら毎月ほんの数ドルで、包括的なサイバーセキュリティ対策を行えます。ノートンやBitdefenderのような有料セキュリティソフトは、全体的な防御とコスパの観点でWindows Defenderと無料セキュリティプログラムより大幅に高いスコアとなりました。
Windows Defenderと他のセキュリティソフトを併用することはできますか?
できますが、おすすめしません。Windows Defenderがサードパーティのセキュリティソフトと競合することがあり、スキャンとマルウェア検出を妨げる恐れがあるからです。
Windows Defenderと他のセキュリティプログラムを使うことで対策を強化できるケースもありますが、原則として、Windowsを完全に保護できるセキュリティソフトを選んだら、競合を防ぐためにWindows Defenderのマルウェアスキャンモジュールを無効にすることをおすすめします。
なお、ほとんどの場合、PCにサードパーティのセキュリティソフトをインストールすると、自動的にWindows Defenderが無効化されます(パッシブモードに切り替わるか、保護が完全に無効となります)。ですが、ノートンやBitdefenderなどのサードパーティ製セキュリティソフトをインストールしたら、Windows Defenderの対策がきちんと無効になっているか確認しましょう。