
お急ぎですか? 2023年におすすめのMac向けパスワード管理アプリはこちらです!
- 🥇 1Password:金融機関レベルの暗号化、ゼロ知識プロトコル、高度な2段階認証、複数台のデバイスでの同期、ダークウェブの監視などの機能があります。Macアプリはとても使いやすく、プランは業界でもかなり安い方です。家族アカウントに何人でもユーザーを追加できるパスワード管理ツールは1Passwordだけです。
2023年おすすめのmacOS向けパスワード管理アプリを見つけるべく、56種類のパスワードマネージャーを試しました。パスワード管理ソフトを一つ一つセキュリティ、使いやすさ、ボーナス機能、価格の観点で比較し、Macユーザーに役立つサービスか吟味しました。
Apple端末に搭載されているパスワードマネージャー「iCloudキーチェーン」は便利で無料で利用できますが、パスワード管理ツールに期待したい高度な機能はありません。他のOSでは利用できませんし、2段階認証(2FA)、パスワードボルトのセキュリティ審査、ダークウェブのモニタリングなどに対応していませんね。
この記事に掲載されているパスワードマネージャーは、iCloudキーチェーンより圧倒的に便利で多機能です。ダークウェブの監視、パスワードの共有、緊急アクセス、2段階認証への対応など、さまざまなツールや機能があり、macOSエコシステムにしっかり導入できます。さらに、第1位での1Passwordなら、トラベルモードでパスワードボルトを隠し、セキュリティを強化できます。
Macにおすすめのパスワード管理アプリ【ランキング】
- 1.🥇 1Password:2023年に一番おすすめのMac用パスワード管理ツール。
- 2.🥈 Dashlane::直感的に使いやすく、安全を守る高度な追加機能も(VPNなど)。
- 3.🥉 Keeper:安全性が高く多機能で、使いやすい。
- 4. LastPass:Macに役立つ無料機能が多い。
- 5. RoboForm:複雑なウェブフォームでもスムーズに自動入力。
- 2023年におすすめのMac向けパスワード管理ソフトの第6~10位はこちら。
- Macにおすすめのパスワードマネージャーの比較表
🥇1. 1Password:2023年にMacに一番おすすめのパスワード管理ツール

1Passwordはセキュリティと利便性のバランスが良いのが特徴です。最先端のセキュリティ機能(AES 256ビット暗号化、ゼロ知識アーキテクチャ、2段階認証など)を備えており、MacアプリとSafariブラウザ拡張機能は操作しやすく、使いやすい設計です。
テストでは、iCloudキーチェーンに保存されているパスワードを素早くインポートでき、全機能が分かりやすい配置だと感じました。ログイン情報やクレジットカード、住所の自動保存・自動入力も簡単でした。他の1Passwordユーザーだけでなく、1Passwordのアカウントがない人と簡単にデータを共有できるのも良いでしょう(他社の場合、アカウントがなければ共有できないことがほとんどです)。
1Passwordには以下のような特長もあります。
- ボルトの審査・漏えいの監視(Watchtower)
- 家族でボルトの共有
- アカウントの復元
- 隠しボルト(トラベルモード)
- TOTP(時間ベースのワンタイムパスワード)による認証ツール
- ダークウェブの監視
1PasswordのWatchtower機能はとても良いでしょう。弱いパスワードや重複したパスワードがボルトに保存されていないか確認し、保存したデータがダークウェブに漏洩していないかスキャンできます。ほとんどのパスワードマネージャーは、パスワード審査を提供しているので珍しいツールではありませんが、Watchtowerはとても使いやすく、ダークウェブの監視はとても大切な追加機能です。なお、RoboformやSticky Passwordなどのパスワードマネージャーはダークウェブを監視しておらず、KeeperとAviraでは追加料金がかかります。
さらに1Passwordでは、複数のボルトを作成できるのがとても気に入りました。ボルトを2つ以上作れるパスワードマネージャーはかなり珍しいでしょう。トラベルモードもほかでは見られないユニークな機能です。旅行中に、指定したボルトをアカウントから完全隠すことで、セキュリティを強化できます。「プライバシーカード」という仮想の支払いカードもあり、オンライン決済する際に実際のクレジットカード番号を隠すことができます(機密データを他人に知られるのを防ぎます)。ただし、プライバシーカードはアメリカのユーザー限定です。
1Passwordパーソナルプラン($2.99 / 月)では、上記の全機能を1人のユーザーが利用できます。一方、1Passwordファミリープラン($4.99 / 月)には共有ボルトの作成、権限の管理、家族のアカウントの復元などの機能もあり、5人のユーザー向けです。また、追加料金を支払うとユーザーを何人でも追加できます。1Passwordはこの記事で唯一、家族プランのユーザー数が制限されていないパスワード管理ツールです(家族におすすめのパスワード管理ツールに選ばれているほどです)。
まとめ:
1Passwordは高度なセキュリティ機能があり、インターフェースが使いやすく、個人向け・家族向けプランはどちらも低価格です。便利なツールが充実していますが、Watchtower機能は必見です。パスワードの安全性を審査し、ダークウェブにデータが漏洩していないかスキャンしてくれます。Iまた、1Passwordの家族プランは、ユーザー権限を設定できる共有ボルトがあり、アカウントを復元できることがとても気に入りました。返金保証はありませんが、1Password個人プランと1Passwordファミリーは14日間無料体験できます。
🥈2. Dashlane:直感的に使いやすく、高度な追加機能も

DashlaneはAppleのiCloudキーチェーンに含まれない機能が満載です。例えば、VPNやダークウェブの監視などがあり、使いやすく設計されています。
Dashlaneは最近、デスクトップアプリからウェブアプリに移行し、以前よりさらに使いやすくなったと思います。最近行った検査でDashlaneは以前よりさらに使いやすくなっていることが分かりました。新しいウェブアプリはSafari、Chrome、Firefoxなどのほか、知名度の低いブラウザにもスムーズに連携でき、自動保存や自動入力などパスワード管理で一番重要な機能もきちんとこなせます。
さらに、Dashlaneには以下のような追加機能があります。
- 2要素認証(2FA)
- Touch Barに対応
- 制限なくパスワードを共有できる
- パスワードをワンクリックで変更
- VPN(仮想プライベートネットワーク)
- ダークウェブのモニタリング
- 緊急アクセス
Dashlaneのワンクリックパスワード変更ツールはとても気に入りました。パスワード管理アプリの多くは、ボルトに保存されている弱いパスワード、古くなったパスワード、使いまわしているパスワードを検出しますが、Dashlaneは一歩先を行っています。Dashlaneのボルト審査画面で「変更」ボタンをクリックするだけで、200件以上のサイトのパスワードを変更できるのです。パスワードを自動変更できるパスワードマネージャーは他にLastPassしかありませんが、LastPassの場合、1つひとつパスワードを変更しなければならず、手間がかかります。
さらに、DashlaneはVPNも搭載している唯一のパスワード管理ツールで、単体型VPNサービスと同じくらい高速で安全です。AviraもVPNも提供していますが、包括的なセキュリティソフト「Avira Prime」に加入しなければ使えません。Dashlaneのダークウェブの監視は、人間のスタッフがダークウェブの掲示板を監視しているので、他社より優れています。ダークウェブの監視を行っている一流パスワード管理ツールもありますが、他社は外部データベースを使ってデータ漏洩をスキャンしています。
Dashlaneの無料版は、多機能で業界トップクラスの無料パスワードマネージャーの1つですが、1台のデバイスで50個しかパスワードを保存できません。多数のパスワードを保存したい場合、Dashlaneプレミアムを選びましょう。無制限のデバイス数で無制限のパスワードを保存でき、全機能が利用できます。他社より割高ですが、当サイト限定の20%割引をご利用いただくと、わずか$4.99 / 月でゲットできます。Dashlaneプレミアムファミリーでは6つのアカウントを作成でき、家族管理ダッシュボードを利用できます。料金は$7.49 / 月です。
まとめ:
Dashlaneはインターフェースが直感的に分かりやすく、幅広いセキュリティ機能があります。2段階認証、パスワードの共有、パスワードボルトの審査などパスワード管理の基本的な機能のほか、Dashlaneは他社より追加ツールが多いのが特徴です。VPN、ワンクリックのパスワード変更機能、ダークウェブのライブモニタリングなどは注目に値します。Dashlaneの無料版を選んだ場合、最初の30日間はプレミアムプランとなっています。プランはすべて30日返金保証付きなので安心してお試しください。
🥉3. Keeper:高度なセキュリティ機能(暗号化されたメッセンジャーアプリなど)

Keeperはセキュリティ対策が業界最高クラスで、優秀な追加機能も満載です。例えば、KeeperChatという暗号化されたメッセンジャーアプリは、送受信したすべてのメッセージやメディアファイルの安全性と匿名性を100%守ってくれます。
KeeperChatはとても気に入りました。暗号化されたメッセージやファイルを送信したり、プライベートグループを作成したり、送信したファイルやメッセージを撤回したり、メッセージが自己破壊するように時間制限をかけることができます。メッセージの取り消しや自滅などのオプションもあるKeeperChatはSignalなど他の暗号化メッセンジャーより優秀でしょう。
さらに、以下のような追加の対策機能もあります。
- ダークウェブのモニタリング
- パスワードボルトの審査
- TOTP、生体認証、USBによる2段階認証に対応
- 緊急アクセス
- 安全なパスワードやファイルの共有
- 暗号化されたファイルのストレージ(10~100GB)。
Keeperの追加ツールはデザイン性が高く、期待通り動作します。パスワードボルトの審査ツールはとても気に入りました。変更すべきパスワードを一目で把握できます。
Keeperはダークウェブの監視ツールもあり、ログイン情報の漏えいが常に監視されています。しかし、有料プランにこの機能が含まれる1PasswordやDashlaneとは違い、Keeperのダークウェブの監視ツールは有料アドオンなので、利用したい場合は追加料金がかかります。
KeeperのMacアプリは直感的にとても使いやすく、機能性も抜群です。試したところ、ログイン画面の入力欄をすぐに検出して自動入力できました。また、強力なパスワードも簡単に生成・保存できました。アプリはTouch IDに対応しているで、ワンタッチでボルトにアクセスできます。
Keeperは無料プランがありますが、あまり宣伝されていません。30日間無料トライアルが終了した後、あるいはサブスクリプション期間が終了した後しか提供されず、一部の機能しか使えません。Keeperアンリミテッドプランは$3.75 / 月~で、無制限のデバイスで無制限のパスワードを管理できます。2段階認証、パスワードの共有、ボルトの審査、緊急アクセスなどの機能もあります。Keeperファミリープラン($44.98 / 年)では最大5つのプライベートボルトを作成でき、10GBのクラウドストレージが利用できます。有料アドオンとして、ダークウェブの監視ツールと最大100GBのクラウドストレージを両方のプランに追加できます。
まとめ:
Keeperは非常に安全なパスワードマネージャーで、ユニークな暗号化されたメッセンジャーアプリなどの便利な機能が満載です。Keeperはパスワードボルトの審査機能、ダークウェブのモニタリングなどの機能のほか、他社よりクラウドストレージが大容量などの特長があります。すべてのパスワードをできるだけ安全に保存できます。Keeperは複数のプランがあり、30日間無料トライアルでほとんどの機能を体験できます。
4. LastPass:便利な無料プランがあり、機能も使いやすい

LastPassはmacOSでスムーズに利用できます。インストール、セットアップが簡単で、対応端末では指紋認証も利用できます。MacBook ProのTouch IDスキャナを使ってみたところ、マスターパスワードを入力しなくても指紋だけで素早くLastPassのボルトにログインできました。
LastPassは次のような数多くの機能があります。
- パスワードやファイルを安全に共有
- ダークウェブの監視
- パスワード審査ツール
- パスワード生成ツール
- パスワードの自動変更
- 緊急アクセス
- アカウントの復元
- 暗号化されたオンラインストレージ(1GB)
- 信用情報のモニタリング(アメリカの利用者限定。アドオンサービス)
- TOTP生成ツール(無料の別途アプリ)
LastPassは幅広い機能があり、すべてきちんと動作します。特に、複数の方法でアカウントを復元できるので、マスターパスワードを忘れても、アカウントに再びアクセスできます。すべてのパスワードマネージャーでアカウントを復元できるわけではありません。例えば、EnpassとSticky Passwordではマスターパスワードを忘れてしまうと、パスワードなどのデータにアクセスできなくなってしまいます。
LastPassのパスワード自動変更機能も素晴らしいと思います。対応サイトのパスワードをワンクリックで変更できるので、1つひとつ手作業でパスワードを変える手間を省けます。これはかなり珍しい機能で、似たようなツールを提供しているパスワードマネージャーはDashlaneだけです。
LastPassは複数のプランがあり、無料プランはとても良いでしょう。一番おすすめなのはDashlaneの無料プランですが、LastPass Freeの無料版では無制限のパスワードを保存でき、1対1でパスワードを共有できます。他社の無料パスワードマネージャーより充実しています。しかし、LastPassの無料版は1種類のデバイス(パソコンまたはモバイル)でしか使えないので、MacBookとiPhoneの両方で使うことはできません。しかし、種類が同じデバイスであれば、何台でも使えます。
LastPassの無料プランは気に入りましたが、LastPassのプレミアムプランはかなりお得です。パスワードを多人数と共有でき、パスワードのセキュリティ審査、生体認証、緊急アクセス、1GB分の暗号化されたストレージなどがわずか$3.00 / 月で利用できます。LastPassの家族プランは$4.00 / 月で、6人のユーザーが利用でき、家族間で共有するためのダッシュボードも便利です。
まとめ:
LastPassは便利な機能が多く、高度なセキュリティでデータを守り、Macで使いやすいサービスです。LastPass無料版は他社の無料プランより優れていて、LastPassプレミアムとLastPassファミリーは、幅広い機能があります。無制限のパスワードを保存でき、デバイス数も無制限です。返金保証はありませんが、無料プランでLastPassプレミアムを30日間体験できます。
5. RoboForm:高度なフォーム入力機能が最大の魅力

RoboFormはフォームを一番正確に自動入力できるとても便利なパスワード管理アプリです。住所やクレジットカード情報は他のパスワード管理アプリでも正確に自動入力できますが、RoboFormはパスポート、運転免許証、ビジネスの情報など8種類のテンプレートが用意されているので、さまざまな情報を一瞬で入力できます。
実際に試したところ、RoboFormは複雑な納税申告書やビザの申請書も正確に入力できました。空のフィールドはありませんでした。
もう1つ気に入ったことは、RoboFormはアプリのパスワードも保存・入力できることです。MacでiTunesにログインしたところ、「保存しますか」とRoboFormのポップアップが表示されたのです。アプリの自動入力機能はiTunesやSteamなど他のアプリにログインするときもきちんと動作しました。
RoboFormには以下のような特長もあります。
- いくつでもパスワードを保存でき、デバイス数も無制限
- 2段階認証
- パスワードやメモの安全な共有
- パスワードボルトの審査
- 安全にお気に入りを保存
- 緊急アクセス
- パスワード生成ツール
RoboFormでお気に入りを同期できるのは便利でしょう。ほかのパスワードマネージャーでは見られない、ユニークな機能です。ゲームPCではChrome、MacBookではSafariブラウザを使っているのですが、RoboFormのブラウザ拡張機能を使えばブラウザ間、OS間でお気に入りを同期できます。
RoboFormは、ダークウェブの監視、VPN、安全なオンラインストレージ、パスワードの自動変更など、1PasswordやDashlane、LastPassなどが提供している一部の高度な機能がありません。が、RoboFormは格安パスワードマネージャーの1つであり、機能はきちんと動作します。
RoboFormの無料版ではパスワードをいくつでも保存でき、フォームの自動入力、パスワードの共有、パスワードの強度審査、お気に入りへの保存などが可能です。わずか$0.99 / 月のRoboFormエブリウェアプランでは全端末で同期できるほか、2段階認証、生体ログイン、クラウドバックアップ、緊急アクセスなどの特徴もあります。また、RoboFormエブリウェアファミリープランは5人のユーザーが利用でき、料金は$23.80 / 年です。
まとめ:
RoboFormはパスワードをしっかり守り、便利な追加機能もあります。フォームの自動入力は、この記事でご紹介しているパスワードマネージャーの中で最高です。納税申告書など複雑なウェブフォームでも自動入力できるのがRoboFormの最大の強みでしょう。また、アプリにもパスワードを自動入力でき、安全にお気に入りを保存できるのも気に入りました。RoboFormは30日間無料トライアルがあり、有料プランはすべて30日間返金保証付きです。
6. Aviraパスワードマネージャー:安全性が高く、インターフェースが分かりやすい

Avira は基本的なパスワードマネージャーですが、安全性が高く、使いやすいので、macOSでスムーズに使いこなせます。デスクトップアプリはなく、ウェブダッシュボードに全機能がまとまっています。また、ブラウザ拡張機能でさらに多くのツールが使えます。
Safari用拡張機能がないのは残念ですが、Google Chrome、Firefox、Opera、Edgeのブラウザ拡張機能はすべてきちんと動作します。ブラウザ拡張機能をインストールしたところ、すぐにパスワードを自動入力・自動保存できるようになりました。アカウント登録するたびにパスワードを保存する画面が表示され、保存したアカウントにログインしようとすると、ログイン情報が入力されました。
Aviraパスワードマネージャーには他にも次のような特長があります。
- 無制限のパスワードを保存でき、複数のデバイスで使える
- ログイン情報漏洩の通知
- サイトのセキュリティチェック
- パスワード審査ツール
- 2段階認証(2FA)と生体認証によるログイン
- 2段階認証ツールを搭載
- パスワード生成ツール
ほかのパスワードマネージャーと比べると、Aviraパスワードマネージャーは高度な機能が少なめです。パスワードの共有、緊急アクセス、暗号化されたオンラインストレージ、アカウントの復元など、1PasswordやDashlane、Keeperが提供しているユニークな機能はありません。しかし、Aviraパスワードマネージャーはシンプルさとセキュリティを優先して設計されているので、パソコンに詳しくなくても、Macをはじめとするさまざまなデバイスで使いこなすことができます。
Aviraパスワードマネージャーは、無制限のパスワードを保存でき、デバイス数も無制限です。Aviraのほかに台数が無制限の無料パスワードマネージャーはBitwardenだけです。しかし、高度な機能(パスワードの共有、データの漏洩監視、サイトのセキュリティチェックなど)を使いたい場合は、Avira Pro($57.99 / 年)にアップグレードする必要があります。家族プランはありません。
Aviraパスワードマネージャーだけを入手することもできますが、Aviraの包括的なインターネットセキュリティソフトであるAvira Prime($59.99 / 年)とセットで使うこともできます。その場合、Aviraのウイルス対策ソフト、VPN、パスワードマネージャー(Pro版)が含まれます。
まとめ:
Aviraパスワードマネージャーはシンプルかつ高性能で、Macなどさまざまなデバイスで効果を発揮します。ほかのパスワードマネージャーより追加機能は少ないですが、安全性が高く、自動入力と自動保存の性能は最高です。ほかにも、2段階認証、データの漏洩監視、パスワードの審査など、重要なセキュリティ対策があります。Aviraパスワードマネージャーは優れた無料版のほか、格安のProプラン(月払いまたは年払い)から選ぶことができます。さらに、Avira Primeという完全なインターネットセキュリティスイートでも利用できます(Avira Primeは2023年におすすめのセキュリティソフトにもランクインしているので必見です)。Aviraの年間プランは60日間返金保証付きなので、じっくり体験できます。
7. Sticky Password:ローカル端末に保存するパスワード管理アプリの中で最高

Sticky Password はmacOS向けセキュリティツールが比較的充実しています。信頼できるネットワークでしかデータを同期しないようにすることも可能です。パスワードで保護されている自宅のネットワークなど、信頼できるWi-Fi通信だけでパスワードを同期するようにSticky Passwordを設定できます。また、どこにいても端末間でデータを同期したい場合はクラウド同期設定もあります。
Sticky Passwordは初心者におすすめのパスワードマネージャーで、注目のセキュリティ機能は、ローカルデバイスでデータを同期できることです。しかし、他社ほど多機能ではなく、ダークウェブの監視や安全なファイルのストレージ、1PasswordのトラベルモードやDashlaneのVPNのようなユニークな追加機能もありません。
とは言え、Sticky Passwordのプランにはさまざまな機能が含まれます。Sticky Passwordの無料版では無制限のパスワードを保存でき、セキュアメモ、パスワード生成ツール、クレジットカード情報の自動入力、2段階認証などが利用できますが、デバイス数は1台だけです。$29.99 / 年のSticky Passwordプレミアムでは、ローカルWi-Fiでの同期、クラウドでの同期とバックアップ、パスワードの安全な共有、緊急アクセス、優先サポートも含まれ、複数のデバイスで利用できます。さらに、売り上げの10%がマナティー救済活動に寄付されます。
まとめ:
Sticky Passwordはローカル端末にデータを保存できるなど、パスワードの管理に役立つ機能が多いサービスです。Sticky Passwordの特長として、パスワードの共有、お気に入りの保存、クレジットカード情報の自動入力などが挙げられます。また、Sticky Passwordの売り上げの10%がマナティー保護活動に寄付されるのはユニークですね。Sticky Password無料版では、Sticky Passwordプレミアムを30日間無料体験できます。また、安心の30日間返金保証付きです。
8. Password Boss:便利なパスワード管理機能が豊富

Password BossはMac向け製品としてまあまあ良いでしょう。最高とは言えませんが、安全で、基本的な役割を果たしてくれます。また、Password Bossには追加ツールも比較的多いでしょう。遠隔からデータを削除できる機能はユニークですね。Mac端末が盗まれてしまったときも安心です。
Password Bossには以下のような特徴もあります。
- パスワード・メモの共有
- 緊急アクセス
- ダークウェブのモニタリング
- ローカル端末へのデータの保存
- 2段階認証(2FA)
- パスワードのヘルスモニター
- パスワード生成ツール
Password Bossは最も多機能なパスワードマネージャーではありませんが、Aviraより機能は多く、すべてのツールを試したところ、きちんと動作しました。自動入力は他社ほど高性能ではなく、RoboFormは及びませんが、まあまあ良いでしょう。
Password Bossの無料プランはあまりおすすめできません。1台でしか利用できず、一部の機能しか利用できません。しかしPassword Bossのプレミアムプラン($2.50 / 月)と家族プラン($2.50 / 月)では以上の機能をそれぞれ1台、5台の端末で利用できます。
まとめ:
Password Bossは安全にパスワードを保存するのに役立ち、セキュリティ機能も比較的多いサービスです。Password Bossの機能はすべて考え抜かれていると思いますが、ランキング上位のサービスは同等の価格でたくさんの機能を提供しています。Password Bossの無料版はプレミアムプランの30日間無料トライアル付きなので、安心して体験できます。
9. Enpass:上級ユーザー向け。オフラインで使えるパスワード管理アプリ

Enpassは完全にオフラインのパスワードマネージャーで、データをすべて暗号化し、Macのハードドライブに保存します。オンラインに機密データを保存したくない場合におすすめです。さらに、USBメモリにデータをバックアップしたり、iCloud、Dropbox、Google Driveなどサードパーティのクラウドプラットフォームと連携したりできますから、デバイス間でデータを同期できます。
Enpassは、次のような重要なパスワード管理機能を提供しています。
- 無制限のパスワードを保存でき、複数のボルトを作成できる
- パスワード生成ツール
- 自動保存・自動入力
- パスワードの共有
- パスワードボルトの審査
- データ漏えいの通知
- 生体認証でログイン
- TOTPコードの生成ツール
Enpassは比較的多機能ですが、2段階認証、暗号化されたオンラインストレージ、緊急アクセスなど、他社が提供している高度な機能や珍しいツールはありません。Enpassは完全にオフラインなので、安全性が非常に高いですが、データが自動的に同期されないのは少し不便です。1PasswordやDashlaneなど、トップクラスのパスワード管理ツールはゼロ知識アーキテクチャとなっているので、安全を妥協せずに、すべてのデバイスで自動的にデータが同期されます。また、Sticky Passwordではデータの保存先をローカルデバイスまたはパスワードマネージャーのサーバーから選べます。
EnpassのMacアプリは完全に無料で、無制限で使えます。一方、モバイルでEnpassを使いたい場合、有料プランが必要です($23.99 / 年~)。$35.99 / 年の家族プランは6人のユーザーが利用でき、買い切り版はわずか$99.99 / 年です。他社の年間プランとほぼ同じ価格なのでお得です。
まとめ:
Enpassは安全性が高い、完全にオフラインのパスワードマネージャーです。他社より機能が少なく、デバイス間で自動的にデータを同期できませんが、基本的なパスワード管理機能はきちんと動作します。EnpassのMacアプリは無料ですが、モバイルアプリを使うには有料プランへのアップグレードが必要です。
10. Bitwarden:オープンソースのパスワードマネージャーとしてベスト

Bitwardenはオープンソースではない他社製品よりかなり安く、良質なパスワード管理ツールですが、使いやすさはイマイチです。
Bitwardenはオープンソースなので、データを収集されないと自信を持てますね。しかし、オープンソースで開発されているということは、他社のようなトップクラスのパスワード管理ツールほどは使いやすくありませんし、ワンクリックで自動入力できるなど便利な機能も少なめです。
Bitwardenには以下のような特長もあります。
- パスワードのセキュリティ審査
- ローカル端末またはクラウドでデータを同期
- 自動保存と自動入力
- 暗号化されたストレージ(1GB)
- 緊急アクセス
- パスワード生成ツール
- パスワードの共有(家族プランのみ)
- 2段階認証(2FA)
- TOTP(時間ベースのワンタイムパスワード)認証ツール
Bitwardenは幅広い機能やツールがありますが、他社のパスワードマネージャーと比べ、スムーズに動作しないものもあります。
Bitwardenの無料版は、無制限のパスワードを保存でき、デバイス数も無制限です。しかし、ほかの機能(2段階認証、パスワードのセキュリティ審査、緊急アクセス、暗号化されたオンラインストレージなど)を使いたい場合は、$10.00 / 年のBitwarden プレミアムへのアップグレードが必要です。Bitwardenファミリー($40.00 / 年)は6人のユーザーが利用でき、パスワードを共有できます。
まとめ:
Bitwardenは安全で安いですが、このランキングの他社製品と比べると使いにくいでしょう。Bitwardenの無料版はかなりおすすめです。パスワードをいくつでも保存できる点ではLastPassの無料版と同じですが、Bitwardenの無料版ならすべてのデバイス間で同期できます。また、Bitwardenプレミアムプランとファミリープランの方が多機能で、どちらも30日間返金保証付きです。
Macにおすすめのパスワードマネージャーの比較表
2023年におすすめのMac向けパスワードマネージャーの選び方
Macでパスワードマネージャーを使う場合、Appleが提供しているiCloudキーチェーンより優れたサービスを選ぶのが大切です。ニーズに合った最適なパスワードマネージャーを選択する手順は以下の通りです。- 高度なセキュリティで構築された製品を探します。
最も重要なのは、パスワードとデータが完全に保護されることですね。強力な暗号化(AES 256ビット暗号化または同等)、ゼロ知識方針、さまざまな2段階認証(生体認証、TOTP(一定時間ごとに変わるワンタイムパスワード)生成ツール、USBトークンなど)に対応しているパスワード管理アプリを探しましょう。 - 各製品の使いやすさとAppleのプログラムとの統合を検証します。
利便性について、素早く手軽にパスワードを生成できるか、スムーズかつ正確に自動保存・自動入力できるか、プラットフォーム間で自動的に同期されるか、SafariなどAppleデバイスのアプリと簡単に連携できるかなどを考慮しましょう。 - 各パスワードマネージャーに含まれる追加機能を評価します。
パスワードマネージャーはそれぞれ異なる追加機能を提供していますから、あなたが必要な機能が利用できるかチェックしましょう。また、きちんと動作することも大切です。便利な追加機能の例として、パスワードの共有、パスワードの自動変更、高度なフォーム入力ツール、ダークウェブの監視、暗号化されたストレージ、VPN、暗号化されたメッセージ機能などが挙げられます。 - コストパフォーマンスの良いプロバイダーを選びます。
格安のパスワードマネージャーもありますが、機能や特長も考慮し、全体的にコストパフォーマンスの高いものを選びましょう。長期プランに加入する前に、無料トライアルや返金保証も利用して満足できるサービスなのかチェックするようにしましょう。
ランクインしなかったトップブランド
- NordPass
NordPassは結構気に入ったのですが、自動入力と自動保存がうまくいかないことがあり、少しもどかしさを感じてしまいました。また、iOSアプリに自動保存機能がないのは重大な欠点です。 - KeePass
KeePassはとても安全で、便利な機能が満載です。しかし、使い慣れるのに時間がかかり、インターフェースがあまりきれいではなく、カスタマーサポートは対応に時間がかかるなどの欠点があります。使いやすさの評価基準を満たさなかったので、ランクインには至りませんでした。 - TrueKey
マカフィーが提供しているTrueKeyには期待を裏切られてしまいました。TrueKeyを試したところ、バグが多かったのです。数分間使ったのですが、最終的には諦めざるを得ませんでした。
よくある質問
Macにおすすめのパスワード管理アプリは?
1Passwordは2023年にMacに一番おすすめのパスワード管理ツールです。保存できるパスワード数とデバイス数が無制限で、暗号化されたクラウドストレージ、パスワードのセキュリティ審査、ダークウェブの監視、隠しボルトなどの機能があります。
他にもおすすめのMac向けパスワード管理アプリはたくさんあります。例えば、Dashlane はVPNやパスワード自動変更ツール、ダークウェブの監視などの便利な機能があり、Keeperは安全性が高く、追加機能が満載です。LastPassは多機能でとても使いやすく、優れた無料プランがあります。RoboForm のフォーム自動入力機能は業界最高です。
AppleのiCloudキーチェーンだけで十分では?
AppleのiCloudキーチェーンはこのランキングでご紹介しているおすすめのMac用パスワード管理アプリと比べると基本的な機能しかありません。パスワード、クレジットカード、個人情報をSafariでしか保存・入力できません。iCloudキーチェーンは端末間で同期しにくいため、WindowsパソコンやAndroid端末、ChromeやFirefoxなどのブラウザにiCloudのデータを同期するのはかなり面倒です。
キーチェーンアクセスというmacOSアプリもあり、保存したパスワードを見ることもできますが、使いやすさは今一つです。また、iCloudキーチェーンはパスワードボルトの審査、ダークウェブのモニタリングなどの重要な機能がありませんが、1PasswordやDashlane、Keeperなどのパスワードマネージャーはこのような高度な機能も提供しています。
パスワードマネージャーは安全ですか?
安全ですが、どのサービスを選ぶかによります。十分なセキュリティ対策を行っているパスワードマネージャーが大多数ですが、セキュリティ対策が不十分なサービスを選ばないよう慎重に選ぶ必要があります。
このランキングでご紹介したパスワード管理アプリはすべてゼロ知識プロトコルを採用しているので、サポートスタッフやデベロッパーもデータにアクセスできません。また、高度なAES256ビット暗号化(またはそれより安全な暗号化)で機密データやパスワードを保護しています。パスワード管理アプリをハッキングすることは実質的に不可能です。
つまり、この記事でご紹介している1PasswordやDashlane、Keeperなどのパスワード管理アプリは、使った方が安全なのです。
有料のパスワードマネージャーは本当に必要ですか?
良質な無料パスワード管理アプリもありますが、その多くは重要な機能が利用できません。複数端末での同期、パスワードの共有、ダークウェブのモニタリング、緊急アクセス、2段階認証などがないものばかりなのです。
DashlaneとLastPassの無料プランは素晴らしいですが、どちらも欠点があります。おすすめの無料パスワードマネージャーについて詳しくはこちらをご覧ください。
高度なセキュリティ対策でパスワードを守りたい、使いやすいパスワード管理ソフトが欲しい場合は有料サービスに加入する必要があります。Macに一番おすすめのパスワード管理アプリは1Passwordです。高度な暗号化を採用しており、ウェブアプリはとても使いやすく、パスワードのセキュリティ審査、ダークウェブの監視、トラベルモードなど、追加機能が充実しています。