【2024 年版】Linuxにオススメの無料VPN 5選

Raven Wu
Raven Wu ライター
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【プロ厳選!】2024年にオススメのLinux用無料VPNはこちら

  • 🥇ExpressVPNExpressVPNは、正確に言うと無料ではありませんが、2024年のLinux向けイチオシのVPNです。30日間の返金保証が付いていますので、初月はリスクフリーで試すことができ、満足できなければ全額返金してもらえます。ExpressVPNにはLinux用のGUIとCLIの両方のオプションがあり、様々なLinuxディストロをサポートしており、通信速度は業界最速です。

無料VPNは一般的にオススメできません。大半の場合、データ使用量や通信速度に制限がかかっていたり、必要不可欠なセキュリティ機能が欠けているからです。

また、ほとんどの無料VPNはLinuxをサポートしておらず、たとえサポートしていてもLinuxアプリ用のGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を提供しているものは少ないです。

しかし、Linuxでも使える無料VPNオプションはいくつかあります。そこで、今回は業界トップのVPNをテスト・徹底検証し、オススメのLinux用無料VPNを厳選しました。ご紹介するVPN5社は、高速スピード&優れたセキュリティ機能を備えており、複数のディストロもサポートしています。

一番良かったのは ExpressVPN です。無料プランはないですが、2024年のLinux用VPNとしては間違いなくベストなオプションです。ExpressVPNには30日間の返金保証が付いていますので、リスクなしで気軽に試すことができます。 編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。

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【早見表】Linuxにオススメの無料VPN

編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。

🥇1. ExpressVPN — 2024年総合評価ベストのLinux用VPN

🥇1. ExpressVPN — 2024年総合評価ベストのLinux用VPN

ExpressVPN は無料ではありませんが、2024年イチオシのLinux向け VPNで、30日間の返金保証も付いていますので、リスクなしで試すことができます。また、Ubuntu、Debian、Fedora、Arch、Mintなど、人気のLinuxディストロを幅広くサポートしています。

GUIとCLI(コマンドラインインターフェース)でアプリをコントロールできるのは素晴らしいと思います。ほとんどのLinuxユーザーはターミナルに慣れていますが、これらのオプションがあるのは良心的です。ExpressVPNは、ChromeとFirefoxの拡張機能(どちらも日本語対応)で利用可能なGUIを提供する数少ないVPNの1つです。

ExpressVPNは、以下を始めとする高性能なプライバシーやセキュリティ機能を備えています。

  • ノーログポリシー:ユーザーのIPアドレス、アクティビティ、ダウンロードの履歴を一切記録しません。ExpressVPNのノーログポリシーは複数の第三者機関監査の監査を受けており、その信頼性が証明されています。
  • 確実なデータ漏洩対策:IPv6、DNS、WebRTCの漏洩対策により、データをしっかり保護します。
  • RAM専用サーバー:データはハードドライブに保存されず、サーバーが再起動するたびに全て消去されます。
  • 前方秘匿性(PFS):データを保護する暗号化キーを頻繁に変更することにより、1つの暗号化キーが万が一漏洩したとしても、過去、そして今後のセッションデータが安全に保たれます。
  • ExpressVPN Keys:ExpressVPNの全サブスクリプションに無料でバンドル提供されている非常に強力なパスワードマネージャーです。パスワードを安全に保存するだけでなく、ログイン情報の自動入力や強力なパスワード生成など、とても便利なツールです。
  • Threat Manager:フィッシングや悪質なサイトをブロックし、第三者(広告主など)があなたのデータを収集できないようにします。

ExpressVPNは、Linux端末用の設定や操作方法がシンプルな点が良いですね。インストールは簡単ですが、もしもトラブルがある際には、ExpressVPN公式サイトのステップバイステップの手順ガイド(テキストと動画形式の両方に日本語版あり)を参考にすると良いでしょう。

私の場合、利用開始までの設定に5分程しか掛かりませんでした。

ExpressVPNは高速VPNの中でも最速ですので、ブラウジング、ゲーム、ストリーミング、トレントなど、様々な場面で活躍します。検証を行ったところ、サイトや動画を即座にロードし、バッファリングなしでHDコンテンツをストリーミングすることができました。

ExpressVPNは、ストリーミングやトレントに最適です(なお、ほとんどの無料VPNはどちらもサポートしていません)。ExpressVPNは、Netflix、Amazon Prime、Disney+、Hulu、DAZN Japan、Abema TV、TVer、GYAO!、U-NEXT、BBC iPlayerを始めとする100以上のストリーミングサービスに対応しており、(日本を含む)90カ国以上の全サーバーでトレントを許可しています。

ExpressVPNのプラン は$4.99 / 月〜で、他社に比べると少々割高ですが、様々な高性能機能や超高速通信を提供しているので、コスパとしてはかなり高いです。さらに、ExpressVPNは定期的に数ヶ月の無料延長などセールスプロモーションも実施しています。

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まとめ:

ExpressVPNは無料プランは提供していませんが、2024年イチオシのLinux用VPNです。アプリはGUIまたはCLIを使ってコントロールすることができ、Ubuntu、Debian、Fedoraを始めとするすべての主要なLinuxディストロをサポートしています。また、通信速度は業界一で、数々の強力なセキュリティ機能を付属しています。各プランには30日間の返金保証が付いています。

ExpressVPNの完全レビューはこちら

🥈2. CyberGhost VPN —ストリーミングに最適なLinux用VPN

🥈2. CyberGhost VPN —ストリーミングに最適なLinux用VPN

CyberGhost VPN に無料プランはありませんが、長期プランには45日間の返金保証が付いています。また、Ubuntu、Fedora、Mintなど主要なLinuxディストロと互換性があります。

残念ながら、CyberGhostはExpressVPNとは異なりLinux用GUIを提供していません。しかし、様々なLinuxディストロ上でVPNをとても簡単に設定することが可能です(公式サイトに設定ガイドがあります)。また、CLIアプリは非常に使いやすいです。

CyberGhostはストリーミングにも最適です。(日本を含む)20ヶ国以上に100台以上のストリーミング専用サーバーを提供しており、Netflix、Amazon Prime、Disney+などといった人気ストリーミングサービスを始めとする50以上のストリーミングサービスに対応しています。

CyberGhostは、ローカルと遠隔サーバーの両方で高速通信が可能です。検証では、サイトや動画を即座に読み込み、ストリーミング中にバッファリングすることもなく快適に視聴できました。

P2Pもサポートしています。大規模なP2P専用サーバーネットワークを持ち(日本を含む70カ国以上に8,500台以上のサーバー)、qBitorrent、uTorrent、Transmissionのようなトップクラスのトレントクライアントに対応しています。サーバーネットワークが広大なので、過密なサーバーを避けて高速なサーバーに簡単に接続し、スムーズにダウンロードすることができます。

プライバシーとセキュリティ機能も充実しています。CyberGhostは前方秘匿性(PFS)とRAM専用サーバーを採用しています。更に、ノーログポリシーは第三者機関によって監査されており、同社がユーザーデータに対する法的要求を受けた履歴やその要求への対応拒否の経緯などを詳述した透明性レポートも定期的に公開しています。

CyberGhost VPNのプラン はお手頃で、わずか$2.03 / 月〜で加入できます。短期プランには14日間返金保証、長期プランには45日間返金保証が付いています。

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まとめ:

CyberGhost VPNに無料プランはありませんが、お手頃価格のLinux向けVPNです。GUIはなくCLIアプリのみですが、非常にユーザーフレンドリーで、Ubuntu、Fedora、Mintを始めとするほとんどのLinuxディストロと互換性があります。さらに、高速通信なのでブラウジング、ストリーミング、トレントなどに最適で、プライバシーとセキュリティ機能も高性能です。なお、CyberGhostの長期プランは45日間の返金保証が付いています。

CyberGhost VPNの完全レビューはこちら

編集者から:CyberGhostおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。

🥉3. Proton VPN —データ量無制限のLinux用無料VPN

🥉3. Proton VPN —データ量無制限のLinux用無料VPN

Proton VPN は、無料プランでデータ量無制限を提供する唯一のトップVPNの1つで、ブラウジングに最適です。業界トップクラスの無料VPNではありますが、無料プランでは1台のデバイスにしか接続できず、利用できるサーバーロケーションは3カ国(アメリカ、オランダ、日本)で、ストリーミングやトレントには対応していません。

ExpressVPNと同様、Proton VPNのLinuxアプリもGUIを備えている他、CLIアプリも提供しています。また、Ubuntu、Debian、Mint、Fedoraを始めとする多種のLinuxディストロとも互換性があります。

Proton VPNは、プライバシーとセキュリティの面でも非常に優秀です。前方秘匿性(PFS)と第三者機関監査によるノーログポリシーを採用しています。また、RAM専用サーバーはないものの、フルディスク暗号化を採用しており、サーバー上のデータを読み取れないようにしています。Proton VPNのアプリはすべてオープンソースなので、誰でもコードに脆弱性がないかなど調べることができるのもありがたいね。

Proton VPNのスピードテストの結果もかなり良好でした。サイトはほんの2〜3秒でロードされ、HD動画も3秒以内にロードされました。気になる点は、動画の開始時にわずかなバッファリングがあったという程度です。また、無料プランにも、遠隔サーバーの通信速度をブーストできるVPN Accelerator機能が提供されている点も気に入りました。

Proton VPNの有料プラン はわずか$2.99 / 月〜で、ストリーミングやトレントのサポート、(日本も含む)60カ国以上のサーバーへのアクセス、優れた広告ブロッカーが利用できます。各プランには30日間(日割り計算)の返金保証が付いています。

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まとめ:

Proton VPNは、ネット上の様々なアクティビティに最適な無料Linux用VPNです。高速通信で安全、データ使用量無制限、LinuxアプリにGUIを備え、Ubuntu、Debian、Mint、Fedoraなどの人気のLinuxディストロと互換性があります。プレミアムプランでは、さらなる高速通信とストリーミングやトレント利用ができます。なお、各有料プランには、30日間(日割り計算)の返金保証が付いています。

Proton VPNの完全レビューはこちら

4. Windscribe —サーバーロケーションが豊富でストリーミングに便利なLinux用無料VPN

4. Windscribe —サーバーロケーションが豊富でストリーミングに便利なLinux用無料VPN

Windscribeの無料プランはストリーミングに対応しており、Netflix、Disney+、Amazon Primeを始めとするトップストリーミングサイトで確実に動作しますので、ストリーミング目的でLinux用VPNをお探しの場合にお勧めです。さらに、無料プランにもかかわらず、アメリカ、イギリス、オランダ、香港など合計10カ国以上のサーバーにアクセスすることができ、これは無料プランにしてはかなり珍しく、他ではなかなかありません。

無料プランのデータ通信量は月15GBまで(デフォルトで2GB、メールアドレスを認証すると8GB、ツイートするとさらに5GB獲得できます)で、これはNetflixのストリーミングを約15時間視聴できる程の量になります。さらに、今回ご紹介する中で唯一デバイス同時接続台数が無制限の無料VPNなので、お使いの全デバイスにインストールして利用することができます。

WindscribeはLinuxのサポートも充実しています。LinuxアプリはGUIを備えており、Ubuntu、Fedora、Debian、Archなどの主要なLinuxディストロと互換性があります。とはいえ、ExpressVPNのアプリの方がユーザーフレンドリーな設計になっています。

Windscribeの通信速度は良好で、ローカルサーバーでのテストではサイトや動画を即座にロードし、遠隔サーバーでも2〜3秒しかかかりませんでした。

また、Windscribeは優れたセキュリティ機能を備えています。前方秘匿性(PFS)を採用し、RAM専用サーバーやR.O.B.E.R.Tというかなり優れた広告ブロッカーが利用できます(ただし、無料プランには制限あり)。

Windscribeのプレミアムプランは$3.00 / 月〜です。有料プランにアップグレードするとデータ通信量が無制限になり、より多くのサーバーや追加機能も利用できるようになります。ただし、Windscribeには3日間の返金保証しか付いていません。

まとめ:

Windscribeはストリーミングにお勧めのLinux用無料VPNです。人気ストリーミングサービスに対応しており、通信速度も良好です。無料プランでは、10ヶ国以上のサーバーロケーションに接続でき、デバイスの同時接続台数が無制限、毎月最大15GBのデータ通信が可能です。なお、各有料プランには3日間の返金保証が付いています。

Windscribeの完全レビューはこちら

5. hide.me — トレントにオススメのLinux用無料VPN

5. hide.me — トレントにオススメのLinux用無料VPN

hide.meは無料プランでトレントを許可している唯一のVPNの一つですので、無料でLinux上のP2Pトラフィックを保護したい場合にお勧めです。uTorrentやqBittorrentのようなトレントクライアントでスムーズに動作しますが、月のデータ通信量は10GBですので、小さなファイル数個分程度にしか使えません。サーバーに関しては、米国、英国、シンガポール、ドイツなど5ヶ国以上のサーバーロケーションにアクセスできます。

hide.meのLinuxアプリはCLI経由でのみ利用可能で、デバイスへのインストールは、手動設定とhide.meのインストールスクリプトを使用する必要があるため、少し技術がいります。このアプリはUbuntuでしか動作しませんが、手動でのVPN設定をサポートしている他のディストロではhide.meを手動で設定可能です。正直なところ、ExpressVPNの方が使いやすいです。

Linuxアプリには強力なセキュリティ機能が搭載されており、RAM専用サーバー、前方秘匿性(PFS)、確実なデータ漏洩対策などが利用できます。

また、通信速度も良好です。テストしたところ、サイトは即座にロード、HD動画はほんの2~3秒しかかからず、バッファリングもほとんどありませんでした。

hide.meのプランはわずか$2.29 / 月〜で加入でき、ストリーミングサポート、50カ国以上のサーバー、その他様々な便利機能を利用できます。各プランには30日間の返金保証が付いています。

まとめ:

hide.meは、LinuxでのP2Pファイル共有に使える無料VPNです。毎月最大10GBのデータ通信が可能で、5ヶ国以上のサーバーロケーションにアクセスできます。また、手動VPN設定をサポートする各Linuxディストロで利用でき、高度なセキュリティ機能も備えています。有料プランにアップグレードすると、データ量無制限+より多くのサーバーロケーションへアクセスできるようになります。hide.meの各プランには30日間の返金保証が付いています。

hide.meの完全レビューはこちら

【比較表】2024年におすすめのLinux向け無料VPN

VPN 有料プラン(最低価格) GUI Linuxディストロ対応 データ通信量の制限 通信速度の制限 サーバーロケーション(国)
🥇1. ExpressVPN $4.99 / 月 ✅(日本語ブラウザ拡張機能付き) Ubuntu、Debian、Fedora、Arch、Raspberry Pi (armhf)、Mint 無制限 90ヶ国以上(日本を含む)
🥈2. CyberGhost VPN $2.03 / 月 Ubuntu、Fedora、Mint、Kali、CentOS、Pop! 無制限 90ヶ国以上(日本を含む)
🥉3. Proton VPN $2.99 / 月 Ubuntu、Debian、Mint、MX Linux、Kali Linux、Elementary OS、Fedora、Archlinux / Manjaro 無制限 3ヶ国(日本を含む)
4. Windscribe $3.00 / 月 Ubuntu、Debian、Fedora、CentOS、Arch 月当たり最大15GB 10ヶ国以上
5. hide.me $2.29 / 月 Ubuntu 月当たり10GB 5ヶ国以上

編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。

2024年におすすめのLinux向け無料VPNの選び方

  • Linuxサポートの充実度。 
    今回の記事でご紹介した各VPNは、ユーザーフレンドリーなGUIまたはCLIのLinuxアプリを提供しており、Ubuntu、Fedora、Debian、Mint、Archなどの多くの主要Linuxディストロをサポートしています。
  • データ通信量。 
    大半の無料VPNは、データ通信量に上限が設定されています。今回の記事でご紹介したVPNは、データ使用量が多く、ブラウジングやストリーミングしやすいものばかりです。その中でも、Proton VPNはデータ無制限を提供している唯一の無料VPNです。
  • 通信速度が速い。 
    通常、VPNを経由させると暗号化プロセスの関係上ネットの通信速度が低下します。また、無料VPNの場合、速度を意図的に制限するものも多くありますが、今回の記事でご紹介したVPNはどれも高速速度を維持することができます。なお、業界最速のVPNはExpressVPNです。
  • 希望のサーバー国に接続ができる。 
    ほとんどの無料VPNは、アクセスできるサーバーロケーションが制限されており、接続したい国にサーバーがない、または使えないといったケースがあります。ですので、希望のロケーションに接続できるか、あるいは、通信速度を改善したい場合には近隣の国にサーバーがあるかなどを確認しましょう。
  • 強力なセキュリティ。 
    256ビットAES暗号化、厳格なノーログポリシー、キルスイッチ(VPNを切断するとインターネット接続が切断される)などの業界標準のセキュリティ機能を備えたVPNを選びましょう。
  • プレミアムプランが格安。 
    今回の記事でご紹介したVPNはお手頃価格のプレミアムプランを提供していますので気軽にアップグレードを検討できます。また、返金保証もついているのでリスクなしで試せます。

無料VPNを使うリスクとデメリット

  • Linuxをサポートしていない。
    Linuxアプリを提供していなかったり、Linuxディストロと互換性がないなど、Linuxに対応している無料VPNはほとんどありません。また、大半の無料Linux VPNにはGUIがなく使いづらいです。
  • 通信速度が遅い。
    無料VPNは速度制限を課している場合が多く、ウェブページや動画のロードに時間が掛かったり、ストリーミング中に頻繁にバッファリングが発生したりします。ExpressVPNは有料VPNですが、ローカルと遠隔サーバーの両方で超高速通信で、ストリーミング、トレント、ゲームなどデータ量の大きいアクティビティにも最適です。
  • プライバシーとセキュリティ機能が不十分。
    大半の無料VPNには、確実なデータ漏洩対策、ノーログポリシー、キルスイッチなど、プライバシーとセキュリティに不可欠な機能が欠けています。そのため、あなたの個人情報が広告主やISP(インターネットサービスプロバイダー)などの第三者に収集される可能性があります。実際、一部のVPNはこのような情報を収集&販売することで無料プランを収益化しているため、あなたのデバイス/個人情報がサイバー攻撃に対して脆弱な状態に置かれることになります。
  • データ通信量の上限がある。
    通常、無料VPNは日次または月次のデータ制限を設けており、上限設定によっては、1日に数時間すらVPNに接続できないものもあります。しかし、Proton VPNはデータ量無制限なので、安心して好きなだけ利用することができます。
  • サーバーロケーションが限られている。
    無料VPNは利用できるサーバーロケーションが限られている場合が多く、すぐ過密状態になったり、遠隔サーバーに接続せざるを得なくなり、速度が遅くなりがちです。
  • ストリーミングに対応していない。
    ほとんどの無料VPNはストリーミングをサポートしていないか、データ通信量の上限の関係上ストリーミングに向いていません。一方、有料VPNは人気ストリーミングサービスに確実にアクセスできたり、データ量制限もないなど、ストリーミング向けに設計されています。例えば、ExpressVPNはNetflix、Hulu、Amazon Prime、BBC iPlayer、Disney+を始めとする100サイト以上のストリーミングサービスに対応しています。

その他オススメの格安VPN

  • Private Internet Access (PIA)
    PIAはかなりお手頃ですので、格安VPNをお探しの方にお勧めです。GUIとCLIの両方を提供し、Ubuntu、Mint、Debian、Fedora、Archをサポートしています。高速通信と強力なセキュリティ機能を備えているだけでなく、デバイスの同時接続台数が無制限なので、1契約/サブスクリプションで家庭内の全デバイスをカバーできます。PIAのプランはわずか$2.03 / 月〜で、各プランにはは30日間の返金保証が付いています。
    Private Internet Accessの完全レビューはこちら
  • Surfshark
    Surfsharkは高速で安全なLinux用VPNです。GUIを備えており、Ubuntu、Debian、Mintディストロをサポートしています。また、デバイスの同時接続台数が無制限の他、あなたのIPアドレスを常に変更しIPを追跡しにくくする「ロウテイティングIP」と呼ばれる独自のプライバシーツールも備えています。最長プランは$1.99 / 月〜で、各プランにはは30日間の返金保証が付いています。
    Surfsharkの完全レビューはこちら

惜しくも選ばれなかったトップブランド

  • NordVPN
    NordVPNは業界トップクラスのVPNの1つです。高速通信&安全で、マルウェア保護やダークウェブモニターなど強力なセキュリティ対策機能を備えています。Debian、Ubuntu、Elementary OS、Linux Mint Systems、RPMベースのディストロをサポートしていますが、Linux用のGUIはなく、無料プランもありません。
  • Hotspot Shield
    Hotspot Shieldの無料プランでは、1日あたり500MBのデータ制限(1ヶ月あたり約15GBのデータ)があり、アクセスできるサーバーロケーションはアメリカだけです。Ubuntu、Debian、Fedoraなど人気Linuxディストロをサポートしてはいるものの、無料プランの場合2Mbpsの制限があり、Linux用のGUIもありません。Linuxアプリは有料プランでのみ利用できます。
  • TunnelBear
    TunnelBearは可愛らしいデザインでユーザーフレンドリーなVPNです。無料プランでもデバイスの同時接続台数が無制限で、有料プランと同様に45ヶ国以上のサーバーロケーションにアクセスできます。しかし、Linuxデバイスのサポートが充実しておらず、無料プランのデータ制限の上限は月2GBとかなり厳しいです。

よくある質問

Linuxで使える100%無料VPNはありますか?

はい、高性能なLinux向け無料VPNがいくつか存在します。イチオシはProton VPNです。Proton VPNはCLIアプリとGUIを備えた数少ないLinux用VPNの1つで、Ubuntu、Debian、Mint、Fedoraを始めとする主要Linuxディストロをサポートしています。また、業界でトップクラスの無料プランを提供しており、データ量無制限、サーバーロケーション3ヶ国(米国、オランダ、日本)、高速通信、高性能なプライバシーとセキュリティ機能を利用できます。

LinuxはVPNを内蔵していますか?

内蔵していません。ですので、サードパーティのVPNを利用することになります。今回ご紹介したExpressVPNは、2024年総合評価No.1のVPNで、Linuxのサポートも充実しており、GUIとCLIの両方のアプリを提供しUbuntu、Debian、Fedora、Archを始めとする主要Linuxディストロと互換性があります。さらに、通信速度が業界最速で、強力なプライバシーとセキュリティ機能を備えています。

Ubuntuに無料VPNは付いていますか?

いいえ、Ubuntuに無料VPNは付属していません。しかし、Ubuntu Linuxディストロをサポートする無料VPNがいくつかあります。その中でも特にお勧めなのはProton VPNで、Linux用のGUIとCLIアプリがあるだけでなく、データ使用量が無制限(これは無料VPNにしてはかなり珍しいです)で、3ヶ国のサーバーロケーション(米国、オランダ、日本)を利用でき、高速通信と強力なプライバシーとセキュリティ機能を備えています。

LinuxにVPNを設定するのは大変ですか?

LinuxでVPNを利用する最も簡単な方法は、VPNクライアントをインストールすることです。以下の簡単3ステップで完了できます!

  • ステップ1: Linux用VPNを探す
    お使いのLinuxディストロと互換性があることを確認してください。ExpressVPNはLinux用VPNで、Ubuntu、Debian、Fedora、Mintを始めとする主要ディストロをサポートしてるのでお勧めです。
  • ステップ2:VPNを入手する
    サブスクリプションを購入してLinuxアプリをダウンロードします。
  • ステップ 3: LinuxデバイスにVPNをインストールする
    公式サイトのチュートリアルなどに従ってVPNを設定します。(プロセスはLinuxディストロによって異なる場合があります。)

【2024年】Linuxにおすすめの無料VPN — 検証結果

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編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
当社は、当サイトに掲載されている製品の提供企業から報酬を受け取っており、一部製品は当社の親会社が共同所有しているものです。これらの要因は、ランキングと製品の表示方法に影響します。 
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著者について
Raven Wu
Raven Wu
ライター

著者について

Raven Wuはフリーランスのライター、編集者、翻訳者です。インターネットの自由を強く主張し、テクノロジーにとても情熱を持っており、他にも教育、文学、健康、ポップカルチャー、ゲームなど様々なトピックについて調査、執筆することでその技術を磨いてきました。仕事以外では、アマチュア小説家、歴史愛好家であり、ハードゲーム、スパイシーフード、何事も一生懸命に考えることが好きです。

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