更新日: 2024年10月9日
プロ厳選!2024年におすすめのリスクフリーVPN
- 🥇 ExpressVPN :無料プランはありませんが、2024年に業界最高峰のVPNです。30日間返金保証付きなのでリスクなしで1か月間体験できます。ExpressVPNは業界最高のセキュリティ機能を搭載しており、非常に高速で、スプリットトンネリングや広告ブロッカーなどの便利な追加機能もあります。ストリーミングとTorrentに完全対応しているのもポイントです。
無料VPNは重大なデメリットがあるため、筆者は避けるようにしています。最悪の場合、無料VPNはマルウェアを含んでいたり個人情報を売却したりしますから、危険なのです。安全な無料VPNもありますが、データ使用量や通信速度の上限があったり、重要な機能が使えなかったりします。
とは言え、「無料で使えるVPNがどうしても欲しい」という方もいらっしゃると思います。本記事では、そんなあなたにおすすめサービスを厳選しました。大手VPNはもちろん、知名度の低いVPNも検証し、安全が確認されたもののみを紹介します。本記事の無料VPNはセキュアで追加機能がいくつかあり、使いやすい設計です。
しかし、プレミアムVPNも検討しましょう。1位のExpressVPNのような一流VPNはさまざまなメリットがあります。高度なセキュリティ機能を備えており、データ無制限で、複数のデバイスを同時接続できるほか、動画視聴も快適で、月額料金は数百円程度です。 編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
【早見表】2024年におすすめの無料VPN
- 1. 🥇 ExpressVPN:2024年おすすめランキング1位のVPN。一流のセキュリティ、超高速、アプリが直感的に使いやすいのが特徴です。
- 2. 🥈 Proton VPN:データ使用量が無制限で、超高速な無料VPN。1デバイスしか接続できません。
- 3. 🥉hide.me:データ無制限の良質な無料VPNで、多数のサーバー拠点から選べるものの、速度制限があります。
- 4. Hotspot Shield:ブラウジングに役立つ無料VPN。広告が表示され、動画再生とTorrentはサポートしていません。
- 5. Windscribe:動画再生に役立つ無料VPN。しかし、データは10GBに制限されています。
- ほかにも1社紹介!
🥇1. ExpressVPN:2024年総合ランキング1位のVPN
ExpressVPNは100%無料ではありませんが、業界最高のVPNです。全プランが30日間返金保証付きなので、満足できなかった場合は全額を返金してもらえますが、体験すればExpressVPNが業界トップである理由が分かるはずです。
ですが、実際に使ってみればExpressVPNが業界トップである理由が分かるはずです。
セキュリティとプライバシーについて、ExpressVPNのノーログポリシーは監査済みで(本記事の一部の無料VPNは監査を受けていません)、優秀な広告・トラッカー・不正サイトブロッカーが搭載されており(無料VPNはこの機能を提供していないか、利用が制限されていることがほとんどです)、すべてのプランに安全なパスワードマネージャーが無料で含まれます(この記事の無料VPNのうち、パスワードマネージャーが使えるのはProton VPNのみです)。
映画やテレビ番組が好きならExpressVPNが気に入ると思います。NetflixやAmazonプライム、ディズニープラス、Apple TV+などの人気ストリーミングアプリはもちろん、DAZN Japan、Abema TV、TVer、GYAO!、U-NEXTなど100以上の動画配信サービスに対応していることが分かりました。本記事の無料VPNで動画再生に対応しているのはWindscribeとTunnelBearのみですが、どちらも月当たりのデータ使用量が制限されているため、ドラマや映画を長時間見ることはできません。
スピードテストでExpressVPNは優れた結果となりました。特に独自プロトコル「Lightway」を使った際、Webサイトはいつも瞬時に表示され、動画もすぐに再生されました。20GBのファイルをわずか13分でダウンロードでき、ゲーム中もラグはまったく発生しませんでした。この記事のおすすめ無料VPNは、近距離サーバーは速いことが多いものの、どれも一部のサーバーしか使えないため(TunnelBearを除く)、近くにサーバーがなければ通信速度がかなり低下してしまいます。
ExpressVPNはトレントにも最適です。全サーバーでP2P共有が許可されており(Proton VPNなどのおすすめ無料VPNはトレントを許可していません)、ルーター専用アプリがあるためルーターに接続されているすべてのデバイスが保護されます。Proton VPN、Hotspot Shield、hide.meの無料プランでは1デバイスしか接続できませんが、ExpressVPNなら8台を同時接続できます。
ExpressVPNは月間プランと年間プランがあり、当サイトの82%特別割引を利用すれば、わずか$4.99 / 月でゲットできます(通常、契約が数か月無料で延長されます)。ExpressVPNの全プランが30日間返金保証の対象であることもお忘れなく。
まとめ
ExpressVPNは2024年にコスパ最高のVPNです。ExpressVPNほど安全で高速なVPNはほかにありません。また、多数のストリーミングサイトに対応しており、トレントが可能で、機能もアプリも使いやすい設計です。無料プランはありませんが、全プランに30日間返金保証が適用されます。
🥈2. Proton VPN:無料プランのデータ使用量は無制限で、とても高速
Proton VPNの無料プランはデータ無制限で、そこそこ高速です。広告は表示されません。特にデータ無制限なのは注目ポイントです。ほとんどの場合、VPNの無料版はデータ使用量や帯域幅が制限されているからです。例えば、WindscribeとTunnelBearの無料プランは月当たりのデータ使用量が制限されており、Hotspot Shieldでは15分ごとに広告を見なければなりません。
通信速度について、筆者の検証でサイトはたいてい瞬時に表示されました。HD動画は1~2秒、4K動画は3~4秒以下で再生され、動画が始まる前に少ししかバッファしませんでした。Proton VPNは通信速度を向上するVPN Accelerator機能も提供していますが、有料版でしか使えません。
Proton VPNのmacOS・iOSアプリは日本語で表示でき、すべてオープンソースなので、だれでもソースコードを検証してセキュリティとプライバシーの抜け漏れがないか確認できます。ノーログポリシーは独立組織によるセキュリティ監査に合格しています。
Proton VPNの無料プランでは、5か国のサーバーが利用可能です(日本、アメリカ、オランダ、ルーマニア、ポーランド)。唯一のデメリットはサーバーロケーションを選べないことです。自動的に最速の無料サーバーに接続されます(遠くのサーバーだった場合、通信速度に影響を及ぼす可能性があります)。
検閲の厳しい国で選挙が行われる場合、Proton VPNは選挙の2週間前から1週間後まで、その国の無料サーバーを追加で提供します。選挙期間中、国民が重要な情報に制限なくアクセスし、安全にコミュニケーションを取れようにするための取り組みです。Proton VPNが無料サーバーを増設する国と日にちは次のとおりです。
無料プランはデメリットもあります。Torrentに対応していないうえ、1デバイスでしか使えません(自宅ではルーターにインストールすると接続数制限を回避できますが)。
Proton VPNは「無料プランはストリーミングをサポートしていない」としていますが、動画配信サービスを利用できることもありました。例えばNetflixとAmazonプライムは50%の確率で視聴できました。また、広告ブロッカー(NetShield)やスプリットトンネリング、ポートフォワーディング、データを1台ではなく2台のサーバーに経由させるSecure Coreサーバー、ライブチャットサポートは含まれません。
有料版(Plusプラン)はさまざまメリットがあります。日本を含む91か国のサーバーが利用でき、30以上の動画配信サービスをサポートしているほか(日本版Netflix、Abema、日本版Amazonプライムビデオ、日本版Disney+など)、P2Pサーバーは日本を含む70か国以上にあり、接続数は10台です。とは言え、全体的なコスパはExpressVPNのほうが高いと言えます。サーバーネットワークがより大規模で、より多くの動画配信サービスに対応しているほか、P2Pも可能になります。Proton VPNの有料プランは$2.99 / 月~で、日割りの30日間返金保証を実施しています。
まとめ
無料VPNとしては珍しく、Proton VPNの無料版はデータ使用量が制限されていません。5か国のサーバーが利用でき(日本、アメリカ、オランダ、ルーマニア、ポーランド)、強力なセキュリティ機能とプライバシー機能が搭載されているほか、無料VPNとしては比較的高速です。有料版ではより多くのサーバーが利用可能で、ストリーミングとP2Pに対応しており、広告ブロッカーやスプリットトンネリングなどの追加機能もあります。有料プランは手頃な価格で、日割りの30日間返金保証があります。
🥉3. hide.me:Torrentに適した無料VPN
hide.meの無料プランは帯域幅が無制限で、8か国の無料サーバーが利用可能です(アメリカ、イギリス、オランダ、フランス、カナダ、シンガポール、スペイン、ドイツ)。無料サーバー拠点が比較的多いため、近くのサーバーに接続して高速通信が得られる確率が高いと言えます。
4か国のサーバーに対してスピードテストを行ったところ、筆者がアクセスした大半のサイトは大抵瞬時に表示されました。さらに、YouTubeでHD動画を見た際、約2秒で読み込みが完了し、飛ばしてもバッファしませんでした。無料プランでスプリットトンネリングも可能なので、VPNをスピードアップできます。
hide.meのアプリは初心者でも簡単に使いこなせます。主なデバイスのアプリは日本語で表示でき、見やすく、操作も簡単です。すべての設定に説明があるので、初めてでも安心して始められます。とは言え、特にProton VPNのアプリと比べるとhide.meのは少し時代遅れなデザインです。
無料ユーザーも日本語で24時間年中無休のライブチャットに問い合わせられるのが気に入りました。大抵無料VPNはヘルプセンターまたはメールサポートしか利用できませんから、これは非常に便利です。ライブチャット担当者は対応が速く、質問にきちんと回答してくれました。
hide.meの有料版は接続数が10台で、NetflixやAmazonプライムなどの人気サービスに対応しているため、ストリーミングに向いています。また、日本を含む58か国の全2,300+台のサーバーを自由に利用できるようになります。さらに、P2Pにも対応しており、より多くのピアに接続することでトレントの速度も向上する「ポートフォワーディング」も利用可能です。
hide.meのプランは$2.29 / 月~と手頃な価格です。全プランに30日間返金保証が付きます。
まとめ
hide.meでは8か国の無料サーバーが利用できます。無料サーバーは速度制限がありますが、安定して比較的高速で、スプリットトンネリングを活用してスピードアップすることも可能です。無料ユーザーは24時間年中無休のライブチャットも利用できます。有料版では全サーバーが利用でき、動画再生とP2Pも可能になります。また、有料プランは30日間返金保証付きです。
4. Hotspot Shield:安全にブラウジングするのにおすすめ
Hotspot Shieldの無料プランはデータ無制限で、ブラウジングにおすすめです(閲覧できるサイト数や視聴可能な動画数の制限はありません)。
無料体験できるVPNは少ないなか、このVPNは7日間無料トライアルがあります。クレジットカード情報を提供しなければならないため7日以内にキャンセルしないと自動的に課金されますが、45日間返金保証があるので、無料期間が終了する前に解約し忘れても返金してもらえます。
しかし、モバイルアプリを使うと広告を流すためにIPアドレスを収集されます。15分ごとに30秒の広告を見なければVPNを使えないため、しばらくするとうんざりすると思います。どうしてもイヤな場合はデスクトップアプリを使いましょう。広告は表示されません。モバイルでのみ無料VPNを使いたい場合、Proton VPNまたはhide.meを入手しましょう。モバイル無料プランで広告は表示されません(IPアドレスも記録されません)。
筆者が無料プランを使った際、大幅な速度低下はありませんでした。独自のHydraプロトコルはとても安全でありながら、高速通信を実現するからです。サイトは2~3秒で表示され、YouTube動画を標準画質で再生してもバッファしませんでした。
但し、無料プランではアメリカ、イギリス、シンガポールの3ヶ国のサーバーしか利用できません。数が少ないとはいえ、北米、ヨーロッパ、アジアにお住まいなら、最寄りのいずれかのサーバーを使えば速度に問題はないでしょう。また、アメリカに関しては、東海岸と西海岸にそれぞれサーバーがある(ニューヨークとロサンゼルス)のも嬉しいですね。
残念ながらカスタマーサポートはイマイチでした。無料プランで担当者に質問することはできません。サポートはヘルプセンターのトラブルシューティングガイドのみです。一方、hide.meの無料版では24時間年中無休のライブチャットが利用可能です。
Hotspot Shieldは月間と年間サブスクリプションがあり、料金は$2.99 / 月~です。有料版ではIPアドレスを記録されず、日本を含む80か国1,800台以上のサーバーを使うことができ、ストリーミングも可能です。接続台数は10台で、45日間返金保証もあります。
まとめ
Hotspot Shieldの無料プランはデータ通信量が無制限で高速なので、インターネットを快適に閲覧できます。ただし、3か国のサーバーしか利用できず、接続台数は1台までとなっており、IPアドレスを記録されます。有料版ではIPアドレスを記録されず、接続台数は10台で、より多くのサーバーが利用でき、安全性が向上し、45日間返金保証付きです。
5. Windscribe:ストリーミングに適した無料VPN
動画再生に対応している無料VPNプランは少ないですが、Windscribeなら可能です。Netflix、Max、Amazonプライム、BBC iPlayerなどの主なサイトに対応しています。無料プランではトレントも許可されています。接続台数が無制限である数少ない無料VPNの1つでもあり、デバイスを何台でも接続できます。「家族全員で無料VPNを使いたい」というケースにおすすめです。
Windscribeの最大の不満点は、月当たりのデータ使用量が制限されていること。デフォルトで毎月2GBとなっており、メールアドレスで登録すると10GBに増えますが、VPNからマーケティングメールが届くようになります。毎月10GB使えるのは良いですが(ブラウジングは約50時間、動画再生は8時間半行えました)、データ無制限のProton VPNの無料プランのほうが良いと思います。
Windscribeは比較的速く、10か国以上のサーバーに接続できます。スプリットトンネリングも可能で(アプリとIPアドレスの両方を分割できるのは素晴らしいと思いました)、R.O.B.E.R.Tも制限なく使えます。これは高度な広告ブロッカーで、広告や不正サイト、成人向けサイト、ソーシャルメディアプラットフォーム、ギャンブルサイトなどをブロックできます。
Windscribeの有料版は$3.00 / 月~で、68か国のサーバーが使えるようになり、帯域幅は無制限です。残念ながら、返金保証はわずか3日間です。
まとめ
Windscribeの無料プランでは、人気動画配信サービスが利用できます(Max、Netflix、BBC iPlayerなど)。トレントに対応しており、接続数は無制限ですが、毎月10GBしか使えません。10か国以上のサーバーが利用可能で、満足できるスピードであるほか、強力なセキュリティ機能が備わっています。有料版ではより多くの国のサーバーから選ぶことができ、データ無制限です。手頃な価格で3日間返金保証が適用されます。
おまけ。 TunnelBear:初心者にイチオシの無料VPN
TunnelBearのアプリのダッシュボードは直感的に分かりやすく、AndroidとiOSアプリは日本語に対応しています。すべての機能がすぐに見つかりますし、使いやすい設計です。アプリの至るところにクマのオリジナルキャラが登場し、各機能で何ができるのか、どのように使うのかを説明してくれます。
すべてのアプリにインタラクティブな地図が表示されます。国をクリックするだけで、その国のサーバーに接続される仕組みです。サーバー一覧から接続したい国を探す必要がないため、とても便利です。
残念ながら、TunnelBear Freeでは1か月当たりのデータ使用量がわずか2GBなので、ブラウジングには十分ですが、それ以上のことはできません。無料プランはVPNを試すためには役立つものの(気に入った場合はTunnelBearの有料プランにアップグレードすることになります)、日常的に使うことを想定したものではありません。帯域幅無制限のサービスが必要な場合、代わりにProton VPNまたはhide.meをお試しください。
TunnelBearの無料プランでは日本を含む47か国にある全5,000台のサーバーが利用可能なので、現在地に一番近いサーバーに接続すると最速の通信速度が期待できます。検証でTunnelBearは比較的高速でした。サイトとHD動画は3~4秒で読み込むことができ、動画を飛ばし見してもバッファしませんでした。
また、TunnelBearなら無料ユーザーでも有料版の機能を自由に使えます。インターネットアクセスが制限されている国でVPN規制を回避する「GhostBear」、アプリとサイトをVPNトンネルから除外するスプリットトンネリングツール「SplitBear」などが利用可能です。無料版ではTunnelBearを無制限のデバイスにインストールできますが、毎月2GBしか使えませんから、あまり意味はありません。
データ通信量を制限されたくない場合、TunnelBearの有料プランにアップグレードしなければなりません($3.33 / 月~)。残念ながら返金保証はありません。
まとめ
TunnelBearの無料プランでは初心者でも簡単なアプリを使うことができ、安定して満足できる通信速度です。接続台数は無制限で、無料ユーザーもすべての機能とサーバーが使えます。しかし、TunnelBearの無料プランは毎月のデータ通信量が2GBまでとなっており、動画を少し視聴しただけで使い切ってしまいます。TunnelBearの有料プランにアップグレードするとデータ無制限になります。
【比較表】2024年におすすめの無料VPN
編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
調査方法:比較とランク付けの基準
この記事では、こちらの検証方法に従って調査を行い、当社の厳しい基準を満たした無料VPNのみをおすすめしています。各社VPNを利用したうえで、実体験をもとに使いやすさ、セキュリティとプライバシー、通信速度などを評価しています。この記事で紹介したVPNは期待以上のパフォーマンスで、販売されているほかのVPNサービスより価値があります。ランキングに入れるVPNを決め、順位付けするにあたり、次の項目を検討しました。
- 無料VPNがどのような機能や特徴を提供しているか評価しました。ほとんどの場合、無料VPNプランでできることは限られています。この記事では、大量のデータを転送でき、広告が少なめで、比較的多くのサーバー拠点が利用可能で、P2Pまたはストリーミングに対応している無料VPNプランを探しました。
- セキュリティが強いVPNを探しました。
- 本記事で紹介したVPNはどれも標準的なセキュリティ機能を備えています。例えば、256ビットAES暗号化(金融機関も採用している世界最強クラスの暗号化)、VPN接続が切れたときにインターネット接続を遮断するキルスイッチ、VPN事業者によるデータ収集を防ぐノーログポリシー、IPv6・DNS・WebRTCの漏えい防止機能などがあります。また、おすすめの上位サービスは高度なセキュリティツールを提供しています。例えば、リセットのたびにすべてのデータを消去するRAMのみのサーバー、VPNセッション毎に異なる暗号鍵を割り当てるパーフェクトフォワードシークレシーなどがあります。また、データが漏えいしていないか、キルスイッチが効果的に接続を遮断するか調べました。
- VPNの無料プランの通信速度を測定しました。暗号化処理により、VPNを使うと通信速度はどうしても低下してしまいます。通常、無料VPNでは少ないサーバーにユーザーが集中するため、プレミアムVPNより通信が遅い傾向があります。無料VPNで利用可能なサーバー拠点をすべて試し、全サーバーで満足できる通信速度なのか確認しました(ExpressVPNが最速です)。
- アプリが使いやすいことをチェックしました。無料VPNのアプリはバグが多く、使いにくい傾向があります。デスクトップアプリとモバイルアプリを利用し、簡単にインストールできるか、使いやすいか調べました。
- VPNの料金が手頃で、コスパが高いことを確認しました。プレミアムプランにアップグレードしたい場合に備えて、VPNのプランが格安で、サーバーネットワークが大規模で、動画再生とP2Pに対応しており、複数台のデバイスを接続できることを確認しました。また、全プランが返金保証の対象なのか調べました。
無料VPNのリスクとデメリット
- 安全性が低い。たいてい、無料VPNは重要なセキュリティ機能を欠いているため、使う意味はありません。例えば、暗号化が強力でなければ、第三者にオンラインアクティビティを追跡される恐れがありますし、キルスイッチがなければ、VPN接続が停止した際にデータがネット上に流出する可能性があります。安全をしっかり確保するには、こちらで紹介した定評のあるVPNを使うのが一番です。
- 低速。多くの場合、無料VPNで使えるサーバーは限られています。混雑したサーバーに接続すると、通信が遅くなるのです。しかし、本記事で紹介したVPNは安定して比較的高速です。
- サーバーがブラックリストに登録されている。無料VPNプランで利用可能なサーバーは、IPアドレスがあまり頻繁に更新されていません。ブロックされたり、ブラックリストに登録されたりしているIPアドレスが多く、サイトにアクセスできない場合があります。
- 動画再生やトレントに向かない。大半の無料VPNはストリーミングをサポートしておらず、無料サーバーでP2P通信を共有できるサービスはほとんどありません。また、動画配信サービスやトレントクライアントに対応した無料VPNは通常1か月または1日当たりのデータ使用量が制限されているため、毎日または毎月少ししか映画やドラマを視聴したりトレントを利用したりできません。大量のコンテンツを視聴したりトレントで入手したりしたい場合、有料VPNを購入したほうが良いでしょう。
- ユーザーデータを売却される。一部の無料VPNは、サイトの閲覧履歴などを記録し、このユーザーデータをほかのサイトに売り渡しています。ターゲティング広告を配信するためです。プライバシーを保護するには厳格なノーログポリシーを掲げている高品質VPNを使いましょう(ExpressVPNはノーログポリシーを守っていることが独立監査で確認されています)。
- データ通信量が制限されている。多くの場合、無料VPNは1日または1か月当たりのデータ通信量が制限されています。つまり、無料VPNを使っても、ブラウジングや標準画質またはHD画質での動画の視聴は数時間しかできず、ダウンロードできるのは小さなファイルだけです。データ通信量が無制限の無料VPNは、Proton VPNやHotspot Shieldなど、ほんの一握りしかありません。
- 同時接続数が限られている。多くの無料VPNは同時に接続できるデバイス数を制限しているため、複数のデバイスをVPN接続したり、家族でVPNを同時利用したりする場合は重大な欠点となります。
- マルウェアが潜んでいる恐れがある。マルウェアやアドウェア、その他のセキュリティリスクを含む無料VPNを使うと、デバイスと個人情報の安全が脅かされてしまいます。本記事で紹介したVPNはどれも安全です。
- サーバー拠点が限られている。通常、無料VPNは利用可能なサーバー拠点がかなり限られています。近くに利用可能なサーバーがなければ、高速通信は期待できません。
- 広告が表示される。無料VPNのアプリ内、あるいはインターネットを閲覧する際に広告やスポンサードコンテンツが表示される場合があります。しつこいですし、迷惑です。さらに、広告は帯域幅を消費する場合があり、通信が遅くなる原因になりかねません。
- 一部のデバイスでしか使えない。モバイルなど、特定のプラットフォーム用のアプリを提供していない無料VPNもあります。また、無料VPNのアプリは操作性が悪いことが多いです。本記事でおすすめした無料VPNのアプリは使いやすく、iOSやAndroid、Windows、macOSなど、主なプラットフォーム用のアプリが用意されています。
- カスタマーサポートの質が悪い。有料VPNと比べ、無料VPNはカスタマーサポートに充てる予算が限られています。VPNアプリを使用中に問題が発生しても、サポートの対応が遅かったり、サポート窓口の営業時間が限られていたり、サポート記事がなかったりします。
無料VPNと有料VPNの違い
本記事に掲載されている無料VPNは強力なセキュリティ機能が備わっているため、データとプライバシーをしっかり保護できます。256ビットAES暗号化やキルスイッチ、厳格なノーログポリシーなど、業界標準の安全機能があるのです。また、完全なデータ漏えい対策やRAMのみのサーバー、パーフェクトフォワードシークレシー、フルディスク暗号化など、高度なツールを提供してセキュリティを向上しているVPNもあります。
ほとんどの場合、無料VPNは、有料VPNほど多機能ではありません。一部のサーバーしか使えない、データ使用量が制限されている、接続できるデバイス数が少ないなどのデメリットがあるのです。通信速度が制限されていたり、ストリーミングやP2Pに対応していなかったりすることもあります。
例をいくつか紹介しましょう。hide.meの無料プランではTorrentが可能で、通信も比較的高速ですが、利用可能なサーバーは5か国程度です。1台のデバイスしか接続できず、毎月のデータ使用量も10GBに制限されています。Proton VPNの無料プランはデータ使用量が無制限で、強力なセキュリティ機能もあり、高速ですが、ストリーミングとP2Pには対応しておらず、1台のデバイスを5か国のサーバーにしか接続できません。
一方、一流の有料VPNを購入すると、はるかに快適です。データ通信量が無制限、サーバーネットワークが大規模、複数のデバイスを接続できる、非常に高速、スプリットトンネリングや広告ブロッカーなどの追加機能を使える、ストリーミングとTorrentに完全対応しているなど、さまざまメリットがあります。さらに、大半のVPNは料金も手頃で、全プランが30日間返金保証付きなので、リスクなしで試せます。
まとめると、高品質の無料VPNでも制限が多いため、有料VPNのほうが価値があるということです。
無料VPNはどのように利益を得ていますか?
- 広告。無料VPNは広告収入で運営されていることが多いため、無料VPNアプリにバナー広告やポップアップ、スポンサードコンテンツが表示されることは珍しくありません。広告事業者は、広告の表示回数やクリック数などのパフォーマンス指標をもとにVPNプロバイダに費用を支払っています。
- 有料プラン。無料版アプリを提供しているVPNもあります。多くの場合、無料版では帯域幅や機能、利用可能なサーバーが制限されています。ユーザーがVPNを体験してからサブスクリプションに加入することを狙っているのです。このようなVPNプロバイダが制限付きVPNを無料で提供できるのは、有料版の売上から十分な利益を得ているからです。
- ユーザーデータの売却。残念ながら、多くの無料VPNはユーザーデータ(閲覧履歴やデモグラフィック情報など)を収集し、広告事業者やデータブローカーなどの第三者に売り渡しています。そのため、ExpressVPNなど、格安なプレミアムVPNを入手したほうがよいのです。また、本記事で紹介したVPNはノーログポリシーがあるため、データを収集しません。売却できるデータはないわけです。
無料VPNはどんな人におすすめ?
無料VPNを使うと、最低限のプライバシー保護とセキュリティ対策が可能です。次のようなユーザーに向いています。
- コストが気になる人。「オンラインプライバシーを強化したいけど、お金は払いたくない」という方は、高品質の無料VPNを選ぶとよいでしょう。実際のIPアドレスを隠したり、ネット通信を暗号化したりするなど、基本的な保護が可能です。
- VPNをたまにしか使わない人。「公共Wi-Fiネットワークを利用するときだけVPNを使いたい」という方は、良質な無料VPNで十分です。デバイスに無料VPNを入れておけば、空港やカフェ、ジムなど、外出先でフリーWi-Fiに接続する際にデータを守れます。
- VPNを初めて使う人。「VPNを使ったことがない」という場合、無料VPNなら契約に加入せずに試せます。ただし、無料VPNは制限があることに留意しましょう。有料VPNと比べ、無料VPNは通信が遅く、サーバーロケーションが少ないほか、ストリーミングとTorrentに対応していないことが多いのです。また、ほとんどの場合、1日または1か月当たりのデータ通信量が制限されています。
無料VPNで十分なケースもありますが、慎重に選ぶのが大切です。無料VPNは何らかの制限があることが多く、重要なセキュリティ機能を欠いていたり、第三者にデータを売り渡したりするものもあります。無料VPNを検討しているのであれば、安全なのかしっかり調べたうえで、定評のあるプロバイダを選ぶようにしましょう。
有料VPNを無料で入手する方法
多くの一流VPNは返金保証を提供しているため、実質無料で体験できます。例えば、ExpressVPNは全プランが30日間返金保証付きです。満足できなかった場合、保証期間内に問い合わせれば全額を返金してもらえます。
サービスを体験できるように、無料トライアルを提供している一流VPNもあります。ただし、無料トライアルは制限付きであることが多く、すべての機能を使うことはできません。CyberGhost VPNの24時間無料トライアルは制限がないので、注目に値します。macOSとWindowsですべての機能を無料体験でき、クレジットカード情報を入力する必要もありません。
完全無料プランを提供しているプレミアムVPNもありますが、何らかの制限があります。例えば、Proton VPNの無料プランは帯域幅が無制限ですが、5か国のサーバーしか使えません。一方、TunnelBearの無料版ではすべてのサーバーに接続できますが、毎月のデータ通信量は2GBに制限されています。
無料VPNで帯域幅をうまく使う方法
多くの無料VPNはデータ使用量を制限していますから、制限がリセットするまでVPNのデータをうまく使って長持ちさせましょう。無料VPNでデータを長持ちさせる方法を説明します。
- 動画を見る際は、画質を下げる。例えばYouTubeでは、720pと1080pは避けましょう。480pまたは360pに切り替えるとデータ消費を抑えられます。
- 広告ブロッカーを使う。こうすることで広告とトラッカーによるデータ消費を低減できます。無料VPNとしては珍しく、Windscribeは広告ブロッカーが含まれます。このプロバイダを利用しない場合、無料VPNだけでなく無料のuBlock Origin拡張機能(広告とトラッカーのブロック力が高いブラウザ拡張機能)も使いましょう。
- 自動再生機能をオフにする。大抵、ソーシャルメディアや動画共有プラットフォームでは自動再生をオフにできます。自動再生を無効にすれば動画コンテンツは自動的に始まらないため、無駄なデータ使用を防げます。
データ無制限の無料プランを提供しているVPNをゲットする手もあります。個人的にはProton VPNが良いと思います。無料版は帯域使用量が無制限であるだけでなく、高速で、アプリが使いやすく、強力なプライバシー機能が含まれます(監査済みのノーログポリシーなど)。
避けたい無料VPN
- Hola VPN。Hola VPNはP2P型VPNです。ほかのユーザーのIPアドレスが割り当てられます。逆に、自分のIPアドレスはほかのユーザーに割り当てられます。自分のIPアドレスを使って犯罪が行われる恐れがありますから、とても危険です。Hola VPNはユーザーのログを保存しますし、通信は暗号化されません。ユーザーのIPアドレスが漏えいしたこともあります。
- SuperVPN。SuperVPNは大量のユーザーデータを記録する、危険なVPNです。IPアドレスやOS情報、ブラウザの種類などを記録されます。基本的なセキュリティ機能を欠いているうえ、カスタマーサポートに問い合わせることもできません。SuperVPNはデータ侵害が発生したこともあります。ユーザーのIPアドレスやメールアドレス、位置情報を含む133GBのデータが流出したのです。
- Phone Guardian。Phone Guardianは怪しいサービスではありませんが、通常のVPNとは仕組みが異なります。VPNとの共通点はデータを暗号化することだけであり、IPアドレスと位置情報は隠されません。キルスイッチなどのセキュリティ機能はなく、一般的なVPNで使えるほかの機能もありません。
- AceVPN。AceVPNはDNS漏えい対策などの便利な機能もありますが、おすすめできるほどのサービスではありません。必須のセキュリティ機能であるキルスイッチがないうえ、20か所にしかサーバーがありません。P2Pサーバーは1台だけです。最大の欠点は、アプリがないこと。デバイスに手動で設定しなければならず、非常に不便です。
- TouchVPN。TouchVPNは80か国に5,500台以上のサーバーがあり、ネットワークは感心に値します。しかし、IPアドレスとサイトの閲覧履歴を収集されるのは問題です。
- Hoxx VPN。オンラインアクティビティやデバイス情報、位置情報を収集されます。さらに、利用規約には「アカウントを閉鎖しても情報を保持する場合がある」と書かれています。
- TurboVPN。TurboVPNのノーログポリシーには「オンラインアクティビティに関する情報を一切収集しない」と書かれていますが、IPアドレスを収集しないという言及はありません。
- TuxlerVPN。TuxlerVPNのプライバシーポリシーに「サイトでのアクティビティ、ブラウザ情報、連絡先を記録し、これらの情報を業務目的でサードパーティと共有する場合がある」と書かれています。
- FinchVPN。FinchVPNのサイトは非常に怪しく、バグが多いのが気になります。VPNの特徴紹介はありませんし、プライバシーポリシーをクリックするとホームページにリダイレクトされます。
アプリストアでは、次の怪しいVPNアプリも見つかりました。公式ホームページがない、あるいはサービスに関する公式な情報は一切ありません。
- VPN – Super Unlimited Proxy
- SuperVPN
- VPN Proxy Master
- VPN – fast proxy
- MapleVPN
- CrossVPN
- AnonyTun
- OK VPN
- VPN Hat(Hat VPN)
- VPNGO(GO VPN)
ランクインしなかった一流サービス
- PrivadoVPN。無料プランに広告は表示されず、ノーログポリシーがあり、P2Pに対応しているほか、8か国のサーバーが利用できます。しかし、ストリーミングをサポートしておらず、1台のデバイスでしかVPNを使えません。また、RAMのみのサーバーやパーフェクトフォワードシークレシー、スプリットトンネリング、広告ブロッカーなどのセキュリティ機能は含まれません。
- Atlas VPN。このVPNの無料プランでは無制限のデバイスを接続でき、3か所のサーバーが利用可能ですが、毎月のデータ通信量は5GBに制限されているため、ブラウジングしたり、ドラマを視聴したりするとすぐに使い切ってしまいます。低速なサーバーもあり、スプリットトンネリング機能はAndroidデバイスでしか使えません。
- NordVPN。広告・マルウェア対策、データ侵害のモニタリングツール、ダブルVPNサーバーなど、優秀なセキュリティ機能が充実しています。ストリーミングにも適しており、高速です。しかし、無料プランはありません(有料プランはわずか$2.99 / 月~です)。
- Surfshark。接続台数が無制限の高品質VPNで、幅広いストリーミングサービスが利用でき、P2Pにもしっかり対応しており、サーバーネットワークは大規模です。しかし、無料プランはありません。とは言え、有料プランはわずか$1.99 / 月~なので、かなり手頃です。
- ZoogVPN。無料で毎月10GBのデータを送受信できますが、無料プランはストリーミングに対応しておらず、P2Pへの対応も限られています。さらに、業界標準の256ビットAES暗号化を採用していないうえ、RAMのみのサーバーやパーフェクトフォワードシークレシーなどの高度なセキュリティ機能もありません。
よくある質問
おすすめの無料VPNは?
100%完全無料VPNで2024年に一番おすすめなのはProton VPNです。無料VPNとしては珍しく、帯域幅が無制限なのです。高速で、5か国のサーバーが利用でき、強力なセキュリティ機能とプライバシー機能が搭載されています。
本記事で紹介したVPNはどれも便利ですが、ExpressVPNは業界最高です。無料ではないものの、各プランに30日間返金保証が適用されます。ExpressVPNは安全性が非常に高く、通信速度も最速なのでブラウジングやストリーミング、Torrent、ゲームに最適です。すべての主要プラットフォーム用のアプリがあり、使い方も簡単です。
無料VPNは安全ですか?
無料VPNは安全でないことがほとんどです。業界標準のセキュリティ機能を欠いていたり、データと個人情報を保存したりする無料VPNがありますし、マルウェアを含むものもあります。どうしても無料VPNを使いたいのであれば、本記事で紹介した無料VPNがおすすめです。hide.meやProton VPN、Windscribeは、非常に強力なセキュリティ機能とプライバシー機能が搭載されています。
無料VPNは合法ですか?
はい。無料VPNも有料VPNも、大半の国では合法です。しかし、中国やイラン、インドネシア、北朝鮮など、VPNの使用が禁止されている国もあります。VPNが禁止されている国でVPNを使ったことがバレると、多額の罰金あるいは懲役刑が科される可能性があります。
無料VPNでNetflixなどの動画配信サービスは利用できますか?
はい、動画配信サービスを視聴するために使える無料VPNもあります。しかし、ほとんどの無料VPNはNetflixに向きません。全くうまくいかないものが大多数で、たまにしか利用できないものもあります。
WindscribeではNetflixを快適に視聴でき、Amazonプライム、Max、ディズニープラスなどの主要サイトにも対応しています。それでもWindscribeの無料プランは毎月10GBに制限されているため、Netflixのタイトルを長時間見るためには向きません。
無料VPNではなく、ExpressVPNなどの有料VPNを使ったほうがよいでしょう。Netflixをはじめとする100以上の動画配信サービスが利用でき、データ通信量は制限されません。
100%無料VPNはありますか?
はい、完全無料VPNはあります。おすすめのサービスはこちらをご覧ください。例えば、Proton VPNの無料プランはデータ使用量が無制限で、通信が速いうえ、とても安全です。hide.meの無料プランではTorrentが可能で、セキュリティとプライバシーをしっかり保護でき、5か国以上のサーバーに接続できます。
しかし、おすすめの無料VPNも顕著な制限があります。Proton VPNの無料プランはストリーミングとP2Pに対応しておらず、サーバーは5か国だけで、接続台数は1台です。hide.meの無料プランは毎月のデータ使用量が10GBに制限されており、1デバイスしか接続できず、ストリーミングは不可能です。
結局のところ、高品質の有料VPNを選んだほうが快適に使えます。ExpressVPNはデータ通信量が無制限で、通信速度は安定して業界最速です。さらに、100以上の動画配信サービスにアクセスでき、100+か国以上にサーバーがありますし、全サーバーでP2P通信が許可されています。
無料VPNはどのデバイスにインストールできますか?
大半の無料VPNはすべての主要デバイスで利用可能です。本記事に掲載されているVPNは、AndroidやiOS、Windows、macOS用の使いやすいアプリを提供しています。Linuxやスマートテレビで利用可能なサービスもあります。
Torrentにおすすめの無料VPNは?
無料VPNでTorrentに一番おすすめなのはhide.meです。Torrentが可能な数少ない無料VPNの1つで、ダウンロード速度が安定して速く、BitTorrentやuTorrent、Vuzeなどの主なトレントアプリで使えます。
とは言え、hide.meの無料プランでは月当たりのデータ使用量が10GBに制限されているため、容量の小さなファイルしかダウンロードできません。有料プランにアップグレードするとデータ通信量が無制限になり、50か国以上2,300+台のサーバーが利用でき、10台を同時接続できます。
しかし、TorrentにはExpressVPNが一番おすすめです。高度なセキュリティ機能が搭載されており、業界最速で、100+か国以上に設置されているすべてのサーバーがP2P通信に対応しており、ポートフォワーディングも可能です(より多くのピアに接続し、ダウンロード速度を高速化できます)。
最速の無料VPNは?
本記事で紹介した無料VPNで最速なのはProton VPNです。検証中、サイトは2~3秒で表示され、HD動画も最大3秒で読み込めました。また、2.2GBのファイルを7分程度でダウンロードできました。しかし、Proton VPNの無料プランは制限があります。接続台数は1デバイスのみで、ストリーミングに対応していないうえ、3か国のサーバーしか接続できません。
ExpressVPNのような格安で質の高いVPNを使ったほうがよいでしょう。ExpressVPNは業界最速のVPNで、データ使用量は無制限です。同時に8台のデバイスを接続でき、100以上の動画配信サービスに対応しており、100+か国以上にサーバーがあります。
ゲームにおすすめの無料VPNは?
ゲームに一番おすすめのVPNはExpressVPNです。業界最速なので、オンラインゲーム中にラグは発生せず、Pingも非常に低いのです。DDoS対策など、セキュリティ機能も優秀で、クラウドに対応している数少ないVPNの1つでもあります。ルーターアプリとSmart DNSもあるため、PlayStationとXboxでもVPNに接続できます。