プロ厳選!2024年におすすめのノーログVPNはこちら!
- 🥇 ExpressVPN:厳格なノーログポリシーがあり、基本的なデータしか収集されないので、プライバシーは脅かされません。監査を何度も受けており、本拠地はプライバシーに配慮した国で、業界最先端のセキュリティ機能が備わっています。ストリーミングとP2Pに完全対応しているほか、スピードは業界トップクラス。プランは格安で、30日間返金保証付きです。
大手VPNを検証し、ノーログポリシーをしっかり守っているサービスはどれか分析しました。残念ながら、プライバシーポリシーが曖昧で分かりにくく、どのようなデータを記録しているのかはっきりしないVPNが大多数でした。また、ブラウジング履歴やダウンロード履歴を記録しなくても、IPアドレスを記録するサービスもあり、これではプライバシーは守れません。
この記事に掲載されているVPNは、プライバシーポリシーが分かりやすく、ユーザーデータを記録していないことが明記されています。さらに、本当にデータを記録していないことをほかの方法で裏付けています。また、一番おすすめのExpressVPNなど、ここでご紹介するプロバイダの多くは、独立監査やサーバーの差し押さえ、裁判文書などでノーログポリシーを守っていることが証明されています。透明性レポートを発行したり、アプリがオープンソースだったりするVPNもあります。 編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
【早見表】おすすめのノーログVPN
- 1. 🥇ExpressVPN:2024年に一番おすすめのノーログVPN。厳格なノーログポリシーがあり、収集されるのは必要最低限のデータだけなので、プライバシーは侵害されません。ノーログポリシーを守っていることが監査で確認されており、本拠地はプライバシー保護に適した国です(英国領ヴァージン諸島)。
- 2. 🥈Private Internet Access:Torrentに適した優秀なノーログVPN。P2Pに完全対応しており、独立監査と裁判事例でノーログポリシーを守っていることが証明されています。透明性レポートも定期的に発行しており、アプリはすべてオープンソースです。
- 3. 🥉CyberGhost VPN:ストリーミングとゲームにおすすめのノーログVPN。ストリーミングとゲーム専用サーバーがあり、ノーログポリシーは独立監査に合格しています。透明性レポートを3か月ごとに発行しているほか、5・9・14アイズ同盟の管轄外の国(ルーマニア)に本拠を置いています。
- 4. NordVPN — あらゆるサーバーで優れたセキュリティ、高速接続、信頼性を備えている
- 5. Surfshark — 大家族向け(格安プランあり)
- 【比較表】2024年におすすめのノーログVPN
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
🥇 1. ExpressVPN:2024年に一番おすすめのノーログVPN
ExpressVPNは業界トップクラスのノーログVPNです。透明性が高いノーログポリシーを徹底しており、ユーザーのIPアドレスと通信を記録していません。ポリシーを守っていることが独立監査で確認されています。また、トルコの警察が2017年にExpressVPNのサーバーを差し押さえたことがあるのですが、サーバー上にデータが一切保存されていなかったので、捜査に役立つ情報は得られませんでした。
ノーログポリシーは2019年と2022年に独立監査に合格しています。サイバーセキュリティ企業が監査した結果、ExpressVPNはユーザーデータを一切保持していないことが分かったのです。ノーログポリシーだけでなく、ExpressVPNのChrome拡張機能、Windows・macOS・Linuxアプリ、サーバーインフラ、Lightway(独自プロトコル)も監査されており、ユーザーのプライバシーが100%保護されることが証明されています。
ExpressVPNは、次の情報しか収集していません。
- メールアドレス。コミュニケーションのため。
- 支払い情報。返金を処理するため。
- どのVPNアプリをダウンロードしたか。アプリの不具合を修正するため。
- カスタマーサポートとのやり取り。カスタマーサポートの対応とユーザーエクスペリエンスを改善するため。
- データの使用状況。サービスの悪用を防ぐため。
ExpressVPNの魅力の1つは、診断データ(クラッシュレポートなど)を共有するか選べること。共有しないほうがプライバシーの観点でわずかに良いでしょう。他社の場合、診断データは自動的に送信されます。とは言え、診断データに個人情報は含まれませんから、共有しても問題ありません。
ExpressVPNのもう1つの良さは、プライバシー保護に適した英国領ヴァージン諸島に本拠を置いていることです。この国は5・9・14アイズ同盟(監視データを共有する多国間協定)の管轄外で、データ保持法もありません。
さらに、ExpressVPNのモバイル・デスクトップアプリとブラウザ拡張機能は日本語に対応しています。
また、ExpressVPNはネット制限のある国でも利用でき(SafetyDetectivesではいかなる違法行為も容認しておりません)、2024年最速のVPNでストリーミングやトレントに最適で、アプリ、ナレッジベース、チャット窓口が日本語で利用可能となっています。また、
料金は$4.99 / 月で格安です。仮想通貨にも対応しており(プライバシーを強化できます)、30日間返金保証もあります。
まとめ
ExpressVPNは2024年に一番おすすめのノーログVPNです。厳格なノーログポリシーは何度も独立監査を受けており、本拠地はデータ保持法のないプライバシー保護に適した国で、業界最先端のセキュリティ機能が備わっています。全プランに30日間返金保証が適用されます。
🥈 2. Private Internet Access:Torrentに適したノーログVPN
Private Internet Access(PIA)は優れたプライバシー機能があり、P2Pに完全対応しています。日本を含む80か国以上のサーバーでTorrentが許可されているので、近くのサーバーに接続すればファイルを高速でダウンロードできます。また、より多くのピアに接続するポートフォワーディング機能がアプリに搭載されており、速度改善に役立ちます。SOCKS5プロキシサーバーも利用可能です。VPNと同じようにIPアドレスは変更されますが、通信が暗号化されないので通信が高速化します。
PIAはほんの少ししかデータを収集しません。メールアドレスと支払い情報のほか、税金のために国・地域と郵便番号が記録されます。ExpressVPNと同様、診断データの共有は任意です。
PIAのノーログポリシーは、2022年にサイバーセキュリティ企業の独立監査を受けています。ログを記録していないことが裁判でも何度か証明されています。例えば、2015年と2016年の裁判で、当局にユーザーデータの共有を求められたものの、PIAは情報を一切提供できなかったのです。
また、PIAは定期的に透明性レポートを発行しています。政府や警察などからのユーザーデータ開示請求(召喚状、令状、裁判所命令など)について詳しく掲載されています。レポートには、このような請求に応じていないことも書かれています。
PIAのアプリはすべてオープンソースで、日本語に対応しています。だれでもコードを検証して脆弱性やプライバシー上の懸念がないか調べられるので、透明性がさらに高まっています。PIAは安全性も高いVPNです。サーバーはRAMのみで実行されており、パーフェクトフォワードシークレシー、完全なデータ漏洩対策、VPN業界最高の広告ブロッカー「PIA MACE」などの特長があります。インターネットが検閲されている国でも使うことができ、高速で、同時に10台のデバイスを接続できます。
しかし、ExpressVPNとは違い、PIAの本拠地はプライバシーに配慮した国ではありません。5・9・14アイズ同盟の加盟国、アメリカの企業なのです。とは言え、PIAが個人情報を一切保存していないことは何度も証明されていますから、アメリカ政府などがユーザーデータの開示を求めたとしても、開示できるデータはありません。
Private Internet Accessのプランは手頃です。料金は$2.03 / 月~で、仮想通貨で支払うこともできます。30日間返金保証付きです。
まとめ
Private Internet AccessはP2Pファイル共有に対応しており、ノーログポリシーは監査済みで、個人情報を保存していないことが裁判でも証明されています。透明性レポートを定期的に発行しており、アプリはすべてオープンソースです。全プランに30日間返金保証が適用されます。
Private Internet Accessの完全レビューはこちら
編集者から:Private Internet Accessおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
🥉 3. CyberGhost VPN:ストリーミングとゲームに適したノーログVPN
CyberGhost VPNは透明性の高いプライバシーポリシーがあり、ストリーミングとゲーム専用サーバーも用意されています。最低限のデータしか収集されません。メールアドレスと支払い情報のほか、サービス改善のためにパフォーマンスに関するデータ(接続に成功・失敗したかなど)を収集しています。
ノーログポリシーは2022年に独立監査を受け、合格しました。Private Internet Accessとは違い、CyberGhost VPNのアプリはオープンソースではありませんが、透明性レポートが3か月ごとに発行されており、本社はルーマニアにあります。ルーマニアにはデータ保持法がなく、5・9・14アイズ同盟にも加盟していません。
CyberGhost VPNのMac・iOS・Androidアプリは日本語に対応しており、100以上のストリーミングサービス(DAZN JPを含む)を見られる専用サーバーが20か国以上に設置されています。ストリーミング専用サーバーのIPアドレスは頻繁に変更されていますから、動画配信サービスに検出・ブロックされにくいのです。アメリカとイギリスの同僚が両国のストリーミングサーバーを試したところ、NetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスに問題なくアクセスできました。
アメリカやイギリス、フランス、ドイツのゲームサーバーも利用可能です。ゲームサーバーは、ダウンロードとゲームが一般サーバーより速くなるように最適化されています。ゲームサーバーを検証したところ、Ping値は安定しており、ラグは発生せず、接続が切れることもありませんでした。
CyberGhost VPNは優れたセキュリティ機能もあります。CyberGhost VPNの本社にある「NoSpyサーバー」は職員しか扱えないようになっており、安全が高いのが特長です。パーフェクトフォワードシークレシー、完全なデータ漏洩対策、RAMのみで実行されるサーバーなどもそろっています。しかし、ExpressVPNやPrivate Internet Accessとは違い、ネット検閲が厳しい国(中国など)で必ずファイアウォールを突破できるわけではありません。
CyberGhost VPNは$2.03 / 月~で、同時に7台のデバイスを接続でき、仮想通貨での支払いにも対応しています。長期プランは45日間返金保証、1か月プランは14日間返金保証付きです。
まとめ
CyberGhost VPNは、便利なストリーミング・ゲーム専用サーバーと優れたプライバシー機能を提供しています。ノーログポリシーは独立監査済みで、定期的に透明性レポートが発行されており、プライバシーに配慮した国に本拠を置いています。長期プランはすべて45日間返金保証付きです。
編集者から:CyberGhostおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
4. NordVPN — 優れたセキュリティ機能を備え高速で信頼できる
NordVPN 複数のセキュリティ機能があり、オンライン上で個人データを守れます。例えば脅威保護は、最高のVPN広告ブロッカーの一つで、悪意のある広告を排除して、疑わしいサイトへのアクセスをブロックし、デバイスをダウンロードによるマルウェア感染から守れます。そのうえ、脅威保護は、VPNサーバーに接続していなくても有効なままなので、非常に便利です。
さらに、ダークウェブモニターがあり、ダークウェブをスキャンし、NordVPNアカウントに関連付けられたログイン情報が漏洩した場合に警告されます。ダークウェブ監視機能を備えた数少ないVPNの一つで、満足しています。
そのうえ、NordVPNにはその他優れたセキュリティ機能もあります。ダブルVPNサーバーにより、暗号化が何層もあり、データを難読化できます。また、NordLynxと呼ばれる独自のプロトコルがあり、強力なセキュリティと超高速速度を得られます。
NordVPNには、完全なリーク保護、RAMのみのサーバー、Perfect Forward Secrecyなどの高度なセキュリティ機能もあります。その厳格なノーログポリシーは独立監査済みで、それについては、サーバーを収容しているデータセンターの一つがデータ侵害を受けた際に、ユーザー データが侵害されなかったことで実証されています。
NordVPNは、ストリーミングとトレントにも最適です。NetflixやBBC iPlayerなどの複数の一般的なストリーミングサービスに対応していて、4,500台以上ものP2Pサーバーがあります。また、あらゆるサーバーで、ストリーミング、トレントなどのオンラインアクティビティで優れた速度を得られます。
NordVPNはゲームにもおすすめです。これはMeshnet機能があるためで、Meshnet機能によって、暗号化されたVPN接続を介して最大 60台のデバイスをリンクできるので、仮想 LAN パーティーを安全にホストできます。
NordVPNには他にも数多くの特典があります。55ヶ国以上(日本を含む)に 5,000台を超えるサーバーがあり、スプリットトンネリング機能を備え、あらゆる主要なプラットフォームに対応する非常に直感的に操作可能なアプリがあります。
NordVPNにはお財布にやさしいプランがあり、$2.99 / 月から利用できます。あらゆる購入でノーリスクの30日間の返金保証を利用できます。
まとめ
NordVPN は非常に安全で、機能が数多くあり、あらゆるオンラインアクティビティで適切な速度を維持できます。RAMベースのサーバーやPerfect Forward Secrecyなどの高度なセキュリティ機能に加え、広告ブロッカーとダークウェブモニターも備えています。また、あらゆるストリーミングサービスで動作し、4,500台以上のサーバーでトレントが可能で、ゲームにも最適です。NordVPNでは、あらゆる購入で30 日間の返金保証を利用できます。
5. Surfshark – 大家族向けの優れた VPNで非常に手頃な価格
Surfsharkではデバイスの接続台数が無制限なので、必要なデバイスで利用できるため、家族全員が優れたVPNを必要としている場合に最適です。デバイスの接続台数が無制限のVPNはほとんどないため、満足しています。
Surfshark には、優れた広告ブロッカーであるCleanWebなど、非常に優れたセキュリティ機能が備わっています。また、難読化、セキュリティを強化するためのダブルVPN 接続、定期的にIPアドレスを変更して現在地の追跡を防げるIP Rotatorがあります。あらゆるサーバーが RAMベースでPerfect Forward Secrecyなどの高度なセキュリティ機能もありますが、完全な漏洩防止機能がありません(しかし、テスト中に漏洩は全く生じませんでした)。
また、ストリーミングに非常に優れていて、Disney +にはアクセスできませんが、Netflix、HBO Max、BBC iPlayerなどのトップサイトにアクセスできます。また、あらゆるサーバーで P2Pダウンロードが可能です。
Surfsharkには90ヶ国以上(日本を含む)に3200台を超えるサーバーがあり、最寄りのサーバーを容易に利用して高速接続を得られます。速度に関しては、ほぼあらゆるサーバーで高速接続を得られますが、非常に遠く離れたサーバーでは大幅に速度低下しました。
Surfshark は最も安価なVPNの一つで、わずか$1.99 / 月から利用できるので、予算に限りがある場合におすすめです。あらゆるプランに30日間の返金保証があります。
まとめ
Surfsharkは、デバイスの同時接続台数が無制限の数少ないVPNの一つなので、複数のデバイスを利用している家庭や大家族に最適です。また、安全かつ高速で、Netflixなどの人気のあるストリーミングサービスに対応しています。手頃な価格のプランがあり、あらゆる購入で30 日間の返金保証を利用できます。
6. Proton VPN:無料のノーログVPNとして一番おすすめ
Proton VPNの無料プランは業界最高です。データ通信量は無制限で、強力なプライバシー機能を使えます。収集されるのはメールアドレスとクラッシュに関するデータ(バグ修正のため)だけです。
Proton VPNのノーログポリシーは、2022年に独立監査に合格しています。さらに、アプリはすべてオープンソースです。だれでもソースコードを検証する専門知識があるわけではありませんが、独立監査に合格していますから、安心して使えます。Proton VPNは定期的に透明性レポートを発行しており、プライバシー保護に適したスイスに本拠を置いています。
無料プランでも、高度な機能で安全をしっかり守れます。パーフェクトフォワードシークレシー、完全なデータ漏洩対策、フルディスク暗号化(サーバーへの不正侵入があっても、データは安全です)などが挙げられます。
しかし、無料プランには制限もあります。日本、アメリカ、オランダのサーバーしか使えませんし、1台のデバイスしか接続できません。また、通信は「中速」で、ストリーミングとTorrentは許可されておらず、有料プランでしか使えない機能もあります。
有料プラン($2.99 / 月~)に加入すると、60か国以上にある全サーバーを使えるようになり(日本サーバーも利用可能)、同時に10台のデバイスを接続でき、ストリーミングとP2Pにも完全対応しています。VPNの広告ブロッカーとして業界トップクラスの「NetShield」、1台ではなく2台のVPNサーバーにデータを送信する「Secure Coreサーバー」などの追加特典もあります。仮想通貨や現金での支払いも可能で、30日間返金保証は残り期間分の料金を返金してくれます。
まとめ
Proton VPNはログを記録しない無料VPNとして一番おすすめです。個人情報を一切記録せず、ノーログポリシーは独立監査に合格しました。また、アプリはオープンソースで監査を受けています。透明性レポートも発行しており、本拠地はプライバシー保護に適した国です。無料プランは制限があるものの、強力なセキュリティ機能を使えます。有料プランに加入すると全機能を使えるようになり、30日間返金保証で残り期間分を返金してもらえます。
7. TunnelBear:大家族におすすめのノーログVPN
TunnelBearは同時接続台数が無制限なので、家族全員でノーログVPNを使いたい場合にぴったりです。デバイスを何台でも接続できます。
TunnelBearのプライバシーポリシーはかなり分かりやすく書かれています。他社の場合、プライバシーポリシーが難解であることが多いですが、TunnelBearはどのようなデータを収集しているか平易に説明しています。収集されるのはメールアドレス、支払い情報、問題解決のために使われるオペレーショナルデータ(VPNアプリまたはOSのバージョン情報)だけです。
TunnelBearは、セキュリティ監査を毎年受けているのも好印象です。ソースコード、サーバーインフラ、ホームページ、アプリが監査対象ですが、この記事でご紹介したExpressVPNなどの他社サービスとは違い、TunnelBearのノーログポリシーは監査されていません。とは言え、透明性レポートは毎年発行されています。
TunnelBearはプライバシーポリシーが読みやすいだけでなく、アプリが直感的なデザインなのも魅力です(Android・iOSアプリは日本語に対応しています)。楽しく使えるのも素晴らしいですね。サーバーに接続すると、地図上でクマのキャラクターがサーバーの位置までトンネルを掘るアニメーションが表示されます。
TunnelBearは5・9・14アイズ同盟に加盟しているカナダの企業なのが残念です。とは言え、カナダ政府がユーザーの開示を求めたとしても、TunnelBearは個人情報を一切保存していないので応じられません。
TunnelBearは無料プランがありますが、毎月の通信量は500MBに制限されているのでおすすめしません。インターネットを1~2時間閲覧しただけで使い切ってしまいます。有料プランは$3.33 / 月~で格安ですが、仮想通貨での支払いには対応しておらず、返金保証もありません。
まとめ
TunnelBearはプライバシーをしっかり守り、無制限のデバイスを接続できるのが特長です。プライバシーポリシーは理解しやすく、透明性レポートを毎年発行しています。また、コード、サーバーインフラ、およびアプリは定期的にセキュリティ監査を受けています。TunnelBearのプランは返金保証がありません。
8。VyprVPN:プライバシーをしっかり守る、使いやすいVPN
VyprVPNのアプリは日本語に対応しており、プライバシーポリシーは信用できます。また、すべてのOS向けに使いやすいアプリが用意されているので、初めてでも安心して使えます。モバイルアプリ・デスクトップアプリは容易にインストールでき、操作も簡単です。
VyprVPNはサーバーインフラ全体を自社で所有・運用・管理しています。このようなVPNは珍しく、第三者がデータを扱うことは一切ないので、プライバシーが保護されます。また、高速で安定した接続が期待できます。
VyprVPNはメールアドレスと支払い情報しか収集しませんが、ExpressVPN、Private Internet Access、CyberGhost VPNとは違い、登録する際に氏名を聞かれるのは奇妙だと思いました。氏名を入力したくない場合、偽名でOKです。
本拠地はプライバシー保護に適した国(スイス)で、ノーログポリシーは2018年に独立監査を受けました。素晴らしいですが、ExpressVPNやPrivate Internet Access、CyberGhost VPNのように、ノーログポリシーを受け直したほうが良いと思います。
VyprVPNの料金は$3.00 / 月~ですが、仮想通貨では支払えません。全プランが30日間返金保証付きなのは良いでしょう。
まとめ
VyprVPNは初心者におすすめのノーログVPNです。VPNとしては珍しく、全サーバーが自社所有・自社管理となっていて、最低限のデータしか収集されません。本拠地はプライバシー保護に適した国で、ノーログポリシーは2018年に独立監査に合格しています。30日間返金保証付きです。
【比較表】2024年におすすめのノーログVPN
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
2024年におすすめのノーログVPNの選び方
ノーログVPNを選ぶ際は、次のような条件を満たすか検討しましょう。
- 厳格なノーログポリシー。IPアドレスやネット通信などの機密データを記録しないことを明記したノーログポリシーがあるVPNを選びましょう。そうでなければ、プライバシーを守れません。この記事でご紹介したVPNは、厳格なノーログポリシーがあります。なかには、独立したセキュリティ監査、サーバーの差し押さえ、裁判文書などでノーログポリシーを守っていることが証明されているVPNもあります。
- その他の方法でプライバシーを守る。プライバシーを守るために、ほかにも取り組みを行っているべきです。例えば、おすすめのVPNは、ユーザーデータの開示請求について詳しく掲載された透明性レポートを定期的に発行したり、だれでもコードを検証できるようアプリがオープンソースだったり、プライバシーに配慮した国に本拠を置いていたり、仮想通貨での支払いに対応していたりします。
- 安全性が高い。必須のセキュリティ機能が備わっているVPNを選びましょう。例えば、AES-256ビット暗号化、IPv6・DNS・WebRTCの漏洩対策、キルスイッチ(VPNとの接続が切れたときにネット通信を遮断してデータ漏洩を防ぐ機能)などは必要不可欠です。
- 使いやすい。すべての主要なOS向けにアプリが用意されていて、直感的に操作しやすいのが大切です。アプリのバグが多かったり、インストールや使い方が難しかったり、外部ソフトを使わなければプライバシーを守れなかったりするVPNは避けましょう。
- コストパフォーマンスが高い。ストリーミング・Torrentに対応していて、通信が安定して速く、複数のデバイスを同時に接続できるVPNを選びましょう(ExpressVPNは同時に8台を接続できます。TunnelBearは接続台数が無制限です)。また、有料プランが格安で返金保証付きのVPNを選ぶと良いでしょう。
ランクインしなかった一流サービス
- BolehVPN。BolehVPNは、ブラウジングデータとIPアドレスを記録しないと主張していますが、不審な挙動が検出されると一時的にデータを記録するそうです。知らぬ間に通信とIPアドレスを記録される可能性があり、プライバシーの観点で最悪です。
- ノートンセキュアVPN。ブラウジング通信は収集されないものの、IPアドレスを記録されます。適切な言語設定を決定し、デバイスにコンテンツを配信することが目的だそうですが、そのためだけにプライバシーを脅かすのはいかがなものでしょうか。
- DroidVPN。サイトの閲覧履歴は記録されませんが、IPアドレスを収集されます。また、DroidVPNの本拠地は5・9・14アイズ同盟の管轄外であるにもかかわらず、政府やサードパーティにデータ開示を請求された場合は応じるとしています。さらに、データ漏洩テストでDNSデータがいつも流出していることが分かりました。キルスイッチもありません。
【よくある質問】
おすすめのノーログVPNは?
2024年におすすめのノーログVPNはExpressVPNです。厳格なノーログポリシーを守っているか独立監査を複数回受けています。一部のアプリとサーバーインフラも、何度か監査されています。本拠地はプライバシー保護に適した国で、データを守る高度なセキュリティ機能が備わっています。
無料のノーログVPNを使っても問題ありませんか?
いいえ、無料VPNの使用はおすすめしません。というのも、大半の無料プランはノーログポリシーがないからです。通信とIPアドレスを記録されることが多く、サードパーティに売却されるケースもあります。さらに、無料VPNは必須のセキュリティ機能を欠いていることが多いのも気になります。データ漏洩を防ぐキルスイッチがないのは心配です。
とは言え、どうしても無料VPNを使いたいのであれば、Proton VPNの無料プランをおすすめします。データ通信量が無制限で、ノーログポリシーは独立監査済みなので、Proton VPNの無料VPNプランは業界最高なのです。また、アプリはオープンソースなのでだれでもソースコードを検証でき、監査も受けています。ただし、無料プランでは3か国のサーバーしか使えず、1台のデバイスしか接続できません。また、ストリーミングとTorrentは不可能です。
5・9・14アイズ同盟の加盟国に本拠を置くノーログVPNを使っても問題ありませんか?
原則として、ノーログVPNの本拠地はプライバシー保護に適した国であるべきです(スイスや英国領ヴァージン諸島など)。とは言え、本拠地が5・9・14アイズ同盟の加盟国でも、ノーログポリシーを守っていることが確認されているVPNなら使っても問題ありません。ノーログポリシーを守っているVPNはデータを記録していませんから、警察などにユーザーデータの開示を求められたとしても、応じられないわけです。
例えば、Private Internet Accessはアメリカの企業ですが、ノーログポリシーは独立監査に合格していますし、データを記録していないことが裁判所文書で何度か証明されています。ユーザーデータの開示請求について詳しく書かれた透明性レポートを定期的に発行しているほか、アプリはすべてのオープンソースなので、脆弱性がないかだれでもソースコードを検証できます。PIAはユーザーデータを保存していないという主張を複数の方法で裏付けているため、アメリカに本社があっても問題ないわけです。
VPNログとは?
VPNログとは、デバイスにインストールしたVPNアプリからVPN企業が収集するデータのことです。VPNログは2種類あります。
- 利用状況ログ。VPNに接続中にユーザーが行ったアクティビティに関する情報が含まれます。利用状況ログを保持するVPNは避けましょう。どのようなサイトにアクセスしたか、どのファイルをダウンロードしたか追跡される可能性があり、プライバシーを侵害されてしまいます。この記事に掲載されているVPNは、利用状況ログを保存しません。
- 接続ログ。VPN接続に関する情報が含まれます(データ通信量、VPNサーバーへの接続日時、VPNアプリを使用しているデバイス情報など)。通常、このようなデータはサービス改善や問題解決のために使われるので、収集されても問題ありません。しかし、接続ログにIPアドレスが含まれることもあり、そのような場合はプライバシーを侵害される恐れがあります。接続ログにIPアドレスが含まれないか、プライバシーポリシーを必ず確認しましょう。
VPNが本当にログを記録していないか調べる方法は?
VPNプロバイダのノーログポリシーが独立監査に合格しているかチェックするのがベストです(ここでご紹介したほとんどすべてのVPNはこの条件を満たしています)。ほかにも、次のような方法でログを記録していないか調べられます。
- VPNが透明性レポートを定期的に発行しているか調べる。レポートには、VPN企業に対するユーザーデータの開示請求件数、請求に応じていないことなどが詳しく書かれています。
- アプリがオープンソースのVPNを検討する。VPNアプリがオープンソースなら、だれでもコードを検証し、安全なのか、ユーザーデータを記録していないか確認できます。
- 本社がどこにあるかチェックする。データ保持法のないプライバシー保護に適した国が本拠地なのか調べましょう。