WhatsAppを中国で使えるようにする方法│2024年完全ガイド

更新日: 2024年4月24日
ファクトチェッカー:Katarina Glamoslija
ジュルジカ・パノヴァ ジュルジカ・パノヴァ
更新日: 2024年4月24日

3ステップで簡単!2024年に中国でWhatsAppを使う方法

  • ステップ1:VPNをダウンロードし、インストールします。ExpressVPNがおすすめです。中国で確実に使えるほか、安定して超高速で、強力なセキュリティ機能が備わっています。
  • ステップ2:VPNの難読化ツールを有効にします。難読化ツールによって仕組みは異なります。ExpressVPNの場合、すべてのサーバーとプロトコルで難読化が自動的に有効になります。
  • ステップ3:WhatsAppが利用可能な国のサーバーに接続します。あとはWhatsAppのアカウントにログインするだけです。中国からWhatsAppで友達にメッセージを送れるようになりました。

WhatsApp(ワッツアップ)は中国では利用できません。中国政府が運営しているグレートファイアウォールによって多くのアプリやWebサイトがブロックされているため、中国滞在中はWhatsAppで友達とメッセージをやり取りできないのです。

中国でWhatsAppを使えるようにするにはVPNがおすすめです。VPNは通信を暗号化するもので、WhatsAppを使っていることを中国政府やISP(インターネットサービスプロバイダ)に見られなくなります。

ただ、政府の規制により、中国で使えるVPNは一握りしかありません。VPN通信をふつうの通信に見せかける「難読化ツール」を提供しているサービスは少ないからです。

数週間かけて数十社のVPNを調査し、中国でおすすめなものを厳選しました。一番おすすめのExpressVPNは難読化サーバーを提供しているため中国でいつも利用でき、通信速度は業界最速で、一流のセキュリティ機能を備えています。

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WhatsAppを中国で使うのにおすすめのVPN【2024年】

  • 🥇1. ExpressVPN:2024年に中国でWhatsAppを利用するのに一番おすすめのVPN(超高速でセキュリティも強い)。
  • 🥈2. Private Internet Access:アプリのカスタマイズ性が高い優れたVPNで、中国でWhatsAppを使うのに便利。プライバシーツールも一流。
  • 🥉3. PrivateVPN:良質なVPNで、中国からWhatsAppでチャットするのに適したスピード。アプリを直感的に操作できる。

【重要】WhatsAppが制限されているエリアもあります。お住まいの地域でWhatsAppの使用が許可されているか事前にチェックし、適用されるルールやガイドラインに必ず従ってください。SafetyDetectivesのチームはVPNを使った違法行為を一切容認しません。

🥇1. ExpressVPN:2024年に中国でWhatsAppを使うのに最適なVPN

プロのイチ押し
ExpressVPN
プロのイチ押し
ほとんどの読者はExpressVPNを選んでいます
サーバー数
105
注目ポイント
業界最速レベル
デバイス数
8
対応OS
返金保証
30日間
expressvpn.com

中国でWhatsAppを使うにはExpressVPNが一番おすすめです。カスタマーサポートによると、中国で使えるとのこと。105か国にサーバーが設置されており、香港やシンガポール、台湾、日本など、中国に近い国のサーバーも利用可能です。通常、現在地に一番近いサーバーに繋ぐと通信速度が最速になります。

ExpressVPNのサーバーとプロトコルはすべて難読化に対応しています。VPN通信を隠して通常の通信に見せかける機能です。難読化に完全対応しているためExpressVPNは中国で一番おすすめのVPNに選ばれていますが、サポート担当者によると中国では「自動」プロトコルを使ったほうが良いそうです。

WhatsAppを中国で使うのにおすすめのVPN【2024年】

ExpressVPNは定期的にIPアドレスを更新しており、中国政府にブロックされにくいのが特徴です。また、ExpressVPNはミラーリンクも提供しています。中国でExpressVPNのサイトからVPNをダウンロードできない場合に備えて、別のURLから公式サイトのコピーへ遷移できるようになっているわけです。ミラーリンクはExpressVPNのサポートにメールで問い合わせると教えてもらえます。

高度なセキュリティ機能も備わっています。DNS、WebRTC、IPv6の漏えいを完全に防ぐため、実際のIPアドレスはネット上で絶対に公開されません。ノーログポリシーを守っていることが独立監査で確認されているので、ExpressVPNにデータを保存されないと自信を持てます。RAMのみのサーバーを採用しているため、再起動のたびにすべてのデータが消去されるほか、セッション毎に暗号鍵を変更するパーフェクトフォワードシークレシーによりハッカーにアクセスされる可能性のあるデータを最小限に抑えられます。

ExpressVPNのスピードも驚異的でした。スピードテストでWhatsAppのメッセージはすぐに送信され、音声通話とビデオ通話も問題なく行えました。ExpressVPNは業界最速のVPNなので、驚きではありません。

WhatsAppを中国で使うのにおすすめのVPN【2024年】

スプリットトンネリング機能が備わっており、VPN接続を使うアプリとローカルネットワークを使うアプリを選ぶことができます。例えば、WhatsAppの通信だけVPNを経由させ、ほかの通信は中国のローカルネットワークを使うことが可能です。

ExpressVPNは使いやすいのも魅力です。アプリは日本語に対応しており、サーバーは地域別に整理されているので希望のサーバーがすぐに見つかります。サーバーをお気に入りに登録できるのも便利です。スマートロケーション機能を使うと、現在地で最速のサーバーに自動接続されます。WhatsAppなどのアプリやWebサイトをワンクリックで開けるようにする「ショートカット」機能も役立ちました。

質問があるときはライブチャットで問い合わせると日本語でカスタマーサポートとやり取りでき、ExpressVPNのヘルプセンターも日本語の記事が充実しています。

ExpressVPNのプランは$6.67 / 月~で、コスパ抜群です。全プランが30日間返金保証の対象なので、安心して試せます。

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まとめ

中国でWhatsAppを使うにはExpressVPNがイチオシです。中国で100%確実に使うことができ、全サーバーで難読化が自動的に行われるほか、IPアドレスが定期的に更新されています。安全性も高く、安定して高速です。スプリットトンネリングなど、スピードを高速化するための追加機能もあります。全プランに30日間返金保証が適用されます。

ExpressVPNの完全レビューを読む

🥈2. Private Internet Access:セキュリティが強く、カスタマイズ性の高いVPN

サーバー数
91
注目ポイント
優秀な広告ブロッカーを搭載
デバイス数
無制限
対応OS
返金保証
30日間
privateinternetaccess.com

Private Internet Access(PIA)は中国で安全にWhatsAppを使うのにおすすめです。オープンソースプロトコル「Shadowsocks」でVPN通信を難読化し、通常の通信に見せかけるため、中国でも使えます。日本を含む6か所のサーバーロケーションがあり、設定から「Multi-Hop」をクリックすると有効になります。

PIAのセキュリティ機能はとても強力です。RAMのみのサーバー、完全なデータ漏えい対策、監査済みのノーログポリシー、パーフェクトフォワードシークレシーなどがあります。さらに、定期的に透明性レポートを発行し、PIAがどのようなデータ開示要請を受けたか公表しています(PIAはログを保持しないため、開示できるデータがないことも記載されています)。アプリは日本語に対応しておりオープンソースなので、コードにセキュリティ上の問題がないかだれでも検証できます。

VPNアプリはカスタマイズ性が高く、プロトコルと暗号化レベルを簡単に変更できます。筆者は128ビットAES暗号化を使いました。セキュリティは十分強く、256ビット暗号化より若干高速です。

WhatsAppを中国で使うのにおすすめのVPN【2024年】

調査の結果、このプロバイダは高速であることが分かりました。WhatsAppのメッセージは1~2秒で送信され、ビデオ通話中もラグはごくわずかでした。とは言え、PIAはExpressVPNより低速です。

PIAのアプリは操作しやすいのが気に入りました。どの機能もデフォルト設定のままで良いので初心者におすすめです。ほとんどの設定に簡単な説明があり、圧倒されません。

Private Internet Accessのプランは$2.03 / 月~で、手頃な価格です。全プランに30日間返金保証が適用されます。

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まとめ

Private Internet Accessは強力なセキュリティ機能を備えており、中国で安全にWhatsAppでメッセージを送受信できます。6か国に設置されているShadowsocksプロキシサーバーを使えば中国で利用可能です。アプリはカスタマイズ可能で直感的に操作でき、通信速度も高速です。全プランが30日間返金保証の対象です。

Private Internet Accessの完全レビューを読む

🥉3. PrivateVPN:高速なのでWhatsAppで快適にビデオ通話ができる

サーバー数
63
注目ポイント
検閲国家で使える
デバイス数
10
対応OS
返金保証
30日間
privatevpn.com

PrivateVPNは高速で、中国からWhatsAppを使ってビデオ通話をしたいときに役立ちます。筆者が行ったスピードテストでは、ビデオ通話や音声通話をした際にラグは少ししか発生せず、メッセージは2秒で送信されました。

PrivateVPNの難読化ツール「Stealth VPN」は制限の厳しい国で役立ちます(カスタマーサポートに確認を取ったところ、中国で確実に使えるそうです)。Stealth VPNを使うには、アプリのサイドバーで「ツール」タブをクリックしましょう。

VPNアプリについて、初心者向けと上級ユーザー向けのインターフェースがあるのが良いと思いました。シンプルビューでは必要最低限の設定オプションが表示されるため、とても簡単に操作できます。一方、詳細ビューはニーズに合わせてVPNの設定を調節したい場合に適しています。

WhatsAppを中国で使うのにおすすめのVPN【2024年】

PrivateVPNは63か国にサーバーがあり、サーバーネットワークはExpressVPNより小規模です。とは言え、PrivateVPNは日本やシンガポール、台湾(台北)、香港など、中国に近い国のサーバーを提供しています。

セキュリティ機能もそれなりに良いでしょう。パーフェクトフォワードシークレシー(前方秘匿性)、DNSとIPv6の漏えい対策が備わっています。しかし、RAMのみのサーバーではなく、ノーログポリシーは独立監査されていません。

PrivateVPNの価格は$2.00 / 月~で、全プランが30日間返金保証の対象です。

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まとめ

PrivateVPNは高速で、中国でWhatsAppを使ってビデオ通話したいときに向いています。Stealth VPN機能が通信を難読化するほか、初心者向けと上級者向けのインターフェースがあります。サーバーネットワークは小規模ですが、中国に近い国のサーバーが利用可能です。セキュリティ機能も良好で、プランは格安で30日間返金保証が適用されます。

PrivateVPNの完全レビューはこちら

【比較表】中国でWhatsAppを使うのにおすすめのVPN 2024年

VPN 最低価格 難読化方法 完全なデータ漏えい対策 サーバー数(国) 日本語のアプリ 接続台数 返金保証
🥇1. ExpressVPN $6.67 / 月 難読化サーバー DNS ✅

WebRTC ✅

IPv6 ✅

105 8 30日間
🥈2. Private Internet Access $2.03 / 月 Shadowsocksプロトコル DNS ✅

WebRTC ✅

IPv6 ✅

91 無制限 30日間
🥉3. PrivateVPN $2.00 / 月 Stealth VPN DNS ✅

WebRTC ❌

IPv6 ✅

63  ❌ 10 30日間

中国でWhatsAppを使うのに最適なVPNの選び方【2024年】

  • 中国で使えるVPNを選びましょう。この記事に掲載されているVPNは中国で確実に利用でき、中国でWhatsAppを使えるようにする難読化ツールを備えています。
  • 強力なセキュリティ機能に注目しましょう。この記事で紹介したVPNは、256ビットAES暗号化、キルスイッチ(VPN接続が途絶えた場合にインターネット接続を停止する機能)、ノーログポリシーなど、業界標準のセキュリティ機能を備えています。
  • 通信速度が速いか検討しましょう。暗号化処理によりVPNを使うと速度低下は避けられませんが、難読化ツールを使うとさらに遅くなります。ExpressVPNなどの一流サービスなら、どのサーバーでも安定した高速通信が期待できます。
  • サーバーネットワークを確認しましょう。日本や香港、台湾、シンガポールなど、中国に近くてWhatsAppが禁止されていない国にサーバーを構えているVPNが欲しいものです。近くのサーバーに接続すると通信速度が最速になります。
  • 使いやすいVPNを探しましょう。この記事のVPNは直感的に操作しやすいインターフェースとなっており、中国に近い最速のサーバーを簡単に見つけられるはずです。また、すべての主要プラットフォーム向けのアプリが用意されています。
  • コストパフォーマンスの高いVPNを選びましょう。ここでおすすめしたVPNのプランは格安で、返金保証が長いものばかりです。スプリットトンネリングなどの追加機能もあります。

中国でWhatsAppが使えない理由(VPNが必要な理由)

中国ではグレートファイアウォール(金盾)と呼ばれる厳しいインターネット検閲政策が行われているため、WhatsAppは利用できません。

中国政府はオンラインコンテンツを厳しくコントロールしており、WhatsAppなど外国のメッセージサービスへのアクセスをブロックまたは制限しているのです。この検閲は、情報の流れを制限し、コミュニケーション手段をコントロールすることを目的としてます。

中国ではWhatsAppをダウンロードするのも困難です。Apple App StoreやAndroidのアプリマーケットなど、公式アプリストアからWhatsAppを入手することはできません。こうすることで、政府は中国のメッセージサービスの利用を促進・コントロールしようとしているのです。

このような制限を回避する手段としておすすめなのがVPNです。VPNはインターネット通信を暗号化するため、WhatsAppを使っていることを中国政府に検出されにくくなります。また、VPNがあればWhatsAppが利用可能な国のサーバーに接続できます。

中国でWhatsAppを使う方法【デバイス別に解説】

iPhone・iPad

  • 中国で使えるVPNを選びましょう。中国からiPhoneやiPadでWhatsAppを使いたい場合、ExpressVPNがおすすめです。現地で確実に使うことができ、強力なセキュリティ機能が備わっています。
  • VPNアプリのダウンロードとインストールを行います。分かりやすい説明が表示され、アプリのインストールは2分以下で完了します。問題が発生しないよう、中国に到着する前にVPNとWhatsAppのアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。日本を出発する前にダウンロードしましょう。
  • 難読化機能を有効にした後、サーバーに接続します。WhatsAppのアカウントにログインし、中国から友達にメッセージを送信しましょう。

Androidのスマホ・タブレット

  • 中国向けVPNを選びます。ExpressVPNがおすすめです。すべてのサーバーとプロトコルに難読化が実装されており、安定して高速です。
  • VPNアプリのダウンロードとインストールを行います。インストールウィザードが設定を手伝ってくれるので2分以下で完了するはずです。
  • 難読化を有効にしてからサーバーを選びます。WhatsAppのアカウントにログインしたら、Androidデバイスで中国から友達とチャットやビデオ通話ができるようになります。

Windows PC・Macコンピュータ

  • 中国で確実に使えるVPNを選びましょう。ExpressVPNがおすすめです。いつも中国で使うことができ、一流のセキュリティ機能が備わっています。
  • VPNのデスクトップアプリをダウンロードし、インストールします。画面の指示に従って進めましょう。数分で完了するはずです。
  • 難読化を有効にして、サーバーに接続します。WhatsAppアカウントにログインして、WhatsApp Webを通して中国から安全にチャットやビデオ通話ができるようになりました。

中国でWhatsAppの代わりに使えるアプリ【2024年】

1. WeChat(微信)

WeChatは中国で広く使われている無料アプリで、主にパソコンとモバイルでのメッセージや通話のために使用されています。QRコードを読み取るスキャナや検索エンジンが内蔵されており、中国の銀行口座やクレジットカードと紐づけられた電子ウォレットもあるので素早く支払いを行えます。

しかし、プライバシーの観点で重大な懸念があります。エンドツーエンド暗号化を行わないほか、WeChatのプライバシーポリシーによると広告事業者や規制機関などさまざまな第三者とユーザーデータを共有するそうです。

閲覧したソーシャルメディアプロフィール、コミュニケーションの記録、IPアドレスなどの情報を記録されます。外国人ユーザーもWeChatの利用状況はモニタリングの対象であり、WeChatでのやり取りをもとに政府が措置を講じた事例もあります。VPNはWeChatの通信を暗号化するため、第三者はアクティビティを監視できなくなります。

2. Threema

Threemaはプライバシーを重視していることで知られている有料アプリです。メールアドレスや携帯電話番号がなくても登録できます。代わりに8桁のIDが生成され、それをプライベート暗号鍵として使うことになります。

メッセージは256ビット暗号化で暗号化され、サーバー上にログを保存されません。Threemaのサーバーはプライバシー規則が厳しいスイスに位置しています。メッセージの送受信、グループチャット、メディアの共有などの標準機能のほか、投票やメッセージのピン止めなども可能です。

AndroidとiOSで利用でき、パソコンとペアリングするとデスクトップチャットも可能になります。Threemaは完全に匿名ですが、法律を違反したり検閲を回避したりするために使ってはいけません。

3. Wire

Wireは企業向けコラボレーションツールで、パソコンやモバイルでメッセンジャーツールとして使うこともできます。中国に出張する際に便利です。

エンドツーエンド暗号化を採用しているほか、コードはオープンソースで独立監査済みです。このアプリと大半のVPNは中国でブロックされているため、両方とも入国前にダウンロードしておくと良いでしょう。

このアプリは一部のデータを記録して72時間保持しますが、収集する情報について具体的なことはプライバシーポリシーに明記されていません。スイスの企業で、EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠しているため、中国でプライバシー保護を強化できます。

4. Signal

Signalは強力な暗号化を採用している無料アプリですが、中国ではブロックされています。VPNがなければ中国では使えません。

このアプリはオープンソースのサイファーで通話とメッセージを暗号化し、サーバーにメッセージを保存しません。しかし、Signalに登録するには電話番号が必要なため、完全に匿名で使えるわけではありません。また、プライバシーポリシーによると、政府に要請された場合などにはユーザーデータを共有する可能性があるそうです。

プライバシーを向上したい場合、一定時間後にチャットを自動削除したり、チャットをパスワードで保護したり、スクリーンショットの撮影を禁止したりする機能が備わっています。Signalはスマホとパソコンで利用できますが、デスクトップ版を使うには最初にモバイルアプリをインストールしなければなりません。

5. Telegram

Telegramはクラウドベースのアプリで、中国で使うにはVPNが必要です。無料で、クラウドベースのメッセージ、グループチャット、ファイル共有などの機能があります。送信したメッセージは編集でき、アンケートやクイズの作成も可能です。

Telegramのセキュリティについて、Secret Chats機能ではエンドツーエンド暗号化が行われますが、すべてのアクティビティがエンドツーエンドで暗号化されるわけではありません。また、IPアドレスやデバイス情報、ユーザー名の変更履歴が12か月保存されます。しかし、VPNに接続してTelegramを使えば、IPアドレスなどの情報を保護できます。

アプリを設定して中国以外の電話番号で登録した後、アカウントをウェブアプリとリンクすればパソコンでTelegramを使えるようになります。ユーザー名を作成すると連絡先を簡単に見つけられますが、他人がメッセージを送信できるようになることに注意しましょう。

よくある質問

無料VPNを利用すると中国でWhatsAppを使えますか?

いいえ、無料VPNはネット通信を暗号化するのに必要な「難読化ツール」を備えていないことがほとんどなので、中国で確実には使えません。さらに、強力なセキュリティ機能がないため、中国でWhatsAppを使う際にデータを保護できません。

ExpressVPNなどのプレミアムVPNの購入をおすすめします。全サーバーが難読化に対応しており、強力なセキュリティ機能が備わっているほか、安定して業界最速です。

WhatsAppの代わりに中国で使えるアプリは?

中国でWhatsAppの代わりに使われている主流なメッセージアプリは「WeChat」です。WeChatはTencentによって開発されたアプリで、チャットのほかにもSNSやモバイル決済、ゲームなどの機能も備わっています。

中国政府はWeChatなどの中国産プラットフォームをえこひいきしています。ネットの利用状況をより細かくコントロール・監視できるからです。それでも中国でWhatsAppを使いたい場合、この記事で紹介したVPNの購入をおすすめします。

中国でWhatsAppが違法な理由は?

中国でWhatsAppの利用が禁止されている理由は、親会社Metaが中国政府がユーザー間のメッセージの検閲・統制できるようにすることを拒んだからです。中国でWhatsAppを使いたい場合は中国で確実に利用可能なVPNが必要です。

WhatsAppが禁止されている国は?

WhatsAppは中国や北朝鮮、イラン、トルコ、シリアなどで禁止されています。これらの国でWhatsAppを使うにはVPNが必要です。なかでもおすすめのExpressVPNは、すべてのサーバーで通信を効果的に難読化し、高度なセキュリティ機能が多く、通信速度も優秀です。

2024年に中国でWhatsAppを使うのにおすすめのVPN、最終スコア:

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著者について
ジュルジカ・パノヴァ
更新日: 2024年4月24日

著者について

サイバーセキュリティ専門ライターで、執筆と技術関連の分野に精通しています。プライベートでは、自宅でゆっくりお気に入りの番組を観たりと、家でくつろぐのが楽しみのようです。