プロ厳選!2024年におすすめのMac対応無料VPNはこちら!
- 🥇 ExpressVPN。100%無料ではないものの、2024年に一番おすすめのMac対応VPNです。安心の30日間返金保証で体験できます。トップクラスのセキュリティと通信速度を誇り、NetflixやMax、BBC iPlayerなど、多数の動画配信サービスを確実に利用できます。
Macデバイスには比較的優れたセキュリティ機能が備わっています。マルウェア対策には役立ちますが、ネット上でデータを保護することはできません。そのため、MacをVPNに接続して、すべてのネット通信を暗号化し、IPアドレス(位置情報)を隠すのがおすすめです。有料VPNを購入したくない場合、そこそこ良質な無料サービスもいくつかあります。
とは言え、Macで無料VPNを使うのは原則としておすすめしません。必須のセキュリティ機能を欠いていることが多く、ユーザーデータを記録するものもありますから、プライバシーを完全には保護できないのです。さらに、大半の無料VPNは通信がかなり遅く、データ使用量を制限されており、アプリの不具合が多いうえ、1台のデバイスでしか使えなかったり、動画の視聴やTorrentに対応していなかったりします。
ExpressVPNなど、手頃な価格の有料VPNをゲットしたほうが良いでしょう。ExpressVPNは2024年に1番おすすめのVPNです。一流の有料VPNはセキュリティが強く、高速で、アプリは使いやすく、きちんと動作します。動画の視聴やP2Pにも有用です。
しかし、どうしてもMacで無料VPNを使いたい場合、ある程度役立つサービスはいくつかあります。本記事で紹介するMac対応VPNは無料プランがあり、安全で、アプリの使い勝手が良く、追加機能が使えるケースもあります。 編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
【早見表】2024年におすすめのMac対応無料VPN
- 🥇1. ExpressVPN:2024に一番おすすめのMac対応VPN。完全無料ではないものの、安心の30日間返金保証付きです。安全性も高く、非常に高速で、アプリを直感的に操作でき、ストリーミングにも適しています。
- 🥈2. CyberGhost VPN:動画の視聴におすすめで、初心者も簡単に使いこなせます。有料サブスクリプションに加入しなければ使えませんが、24時間無料トライアルがあり、長期プランは45日間返金保証付きです。使いやすさも抜群で、ストリーミング専用サーバーがあります。
- 🥉3. Proton VPN:無料プランでもデータ通信量が無制限のmacOS対応VPN。優秀なセキュリティ機能が備わっており、3か国のサーバーが使えるほか、安定して高速です。ただし、ストリーミング・Torrent専用サーバーを使いたい場合は、有料プランにアップグレードしなければなりません。
- 4. Hotspot Shield:使いやすいMac対応VPNで、初心者におすすめ。データ通信量は無制限で、安定して高速ですが、IPアドレスを記録され、macOSアプリにキルスイッチはありません。
- 5. hide.me:Torrentに役立つVPN。データ通信量は毎月10GBで、満足できるスピードです。使いやすいのも良いでしょう。残念ながら、無料プランでストリーミングはできません。
- 【比較表】Macにおすすめの無料VPN
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
🥇1. ExpressVPN:2024年にMacに一番おすすめのVPN
ExpressVPNは業界最高のmacOS向けVPNで、30日間返金保証がありますから、リスクなしで体験し、満足できなかった場合は返金してもらえます。非常に優秀なVPNなので、不満を感じることはないと思いますが。動画の視聴におすすめのVPNで、100以上の動画配信サービスが利用できます。Netflixやディズニープラスはもちろん、Abema TV、やTVer、GYAO!、U-NEXTなど、日本の動画サービスも視聴できます。Torrentやゲームにも適しており、業界最速で、日本を含む世界中にサーバーが設置されています。
ExpressVPNはセキュリティとプライバシーを重視したVPNサービスです。「TrustedServerテクノロジー」により、ExpressVPNのサーバーは再起動されるたびにユーザーデータが消去される仕組みになっています。また、パーフェクトフォワードシークレシーにより、過去または未来のVPNセッションを他人に知られることはありません。ノーログポリシーは何度も独立監査を受けているほか、サーバーが押収された際にデータを記録していないことが証明されました。
macOSでスプリットトンネリング機能が使えるのは珍しいでしょう。スプリットトンネリングは、VPNを経由させる通信と、通常のローカルネットワークを使うアプリを選べる機能です。例えば、ゲームや動画の視聴をする際、通信を高速化するために役立ちます。この機能はmacOS 10.15以前で利用でき、macOS 11以降で使えるように開発が進められています。
通信速度について、ExpressVPNはMac対応VPNのなかで最速です。スピードテストを行ったところ、上り速度と下り速度はVPNに接続していないときとほぼ同じでした。uTorrentでトレントをダウンロードしたり、SafariでオンラインゲームやNetflixのHD動画を再生したりしても、速度低下は感じられませんでした。
macOSアプリが使いやすいのもポイントです。クイック接続機能を使うと、最速のサーバーに自動的に接続されます。インターフェースは日本語に対応しており、操作も簡単です。ショートカット機能では、アプリやサイトへのショートカットを作成し、ホーム画面に表示させることができます。サーバーに接続後、ワンクリックで好きなアプリやサイトを開けるわけです。接続を保護したら直ちにコンテンツにアクセスできるので、非常に便利です。
ExpressVPNは最新のM1チップとM2チップにも対応しています。最新のMacデバイスでもVPNアプリを使えるわけです。ExpressVPNなら、最高の通信速度と安定性が期待でき、バッテリーも長持ちします。
ExpressVPNは複数のプランがあり、当サイトの82%特別割引を利用すると、$4.99 / 月でゲットできます。また、ExpressVPNはサブスクリプションを3か月完全無料で延長することが多く、非常にオトクです。
まとめ
ExpressVPNは2024年にMacに一番おすすめのVPNです。100%無料ではないものの、価格はリーズナブルで、安心の30日間返金保証があるので、すべての機能をじっくり試せます。安全性の高い、最速のMac対応VPNで、動画の視聴やTorrent、オンラインゲームをする際に驚異的な性能を発揮してくれます。
🥈2. CyberGhost VPN:動画の視聴におすすめで、初心者も簡単に使いこなせる
CyberGhost VPNは完全無料ではありませんが、24時間無料トライアルが利用可能です。無料トライアルはクレジットカード不要で、すべての機能を体験できます。CyberGhostの長期プランは45日間返金保証の対象なので、VPNをじっくり試して自分のニーズに合っているか判断できます。
ストリーミング専用サーバーが100台以上あるため、動画の視聴におすすめです。NetflixやAmazonプライムビデオ、Hulu、Maxなど、CyberGhostは50以上のストリーミングサイトに対応しています。検証ではCyberGhostは期待通りに動作し、筆者の国で利用可能な人気ストリーミングサービスはもちろん、知名度の低いサービスも利用でき、HD画質でコンテンツを見られました。
CyberGhost VPNのmacOSアプリは非常に使いやすく、日本語で利用可能です。インストールと設定は数分で完了します。デフォルトですべてのセキュリティ機能が有効になっているため、1つひとつ有効にする必要はありません。また、デフォルト設定を変えたい場合、各設定に説明が表示されるのは親切だと思いました。CyberGhostは新しいM1・M2チップにも対応しているため、最高のパフォーマンスが期待できます。
検証でCyberGhost VPNは高速でしたが、ExpressVPNよりは低速です。Webページの表示が遅れることはなく、HD・4K画質もすぐに再生され、一部の4K動画で少しバッファしただけでした。
セキュリティ機能も優秀です。RAMのみで実行されるサーバー(日本を含む)、強力なデータ漏えい対策、パーフェクトフォワードシークレシーなどで安全を確保できます。「コンテンツブロッカー」悪意のあるサイトから身を守れますが、残念ながらmacOSでスプリットトンネリング機能は使えません。
CyberGhost VPNのSmart Rules(スマートルール)機能はとても良いと思いました。「VPNを起動したら、特定のサーバーに自動的に接続し、指定したアプリを開く」など、VPN接続の挙動を設定できるのです。
CyberGhost VPNのプランは$2.03 / 月~で、かなり手頃です。
まとめ
CyberGhost VPNはストリーミングにおすすめです。Macアプリを操作しやすいのがとても気に入りました。高速で、優れたセキュリティ機能も備わっています。無料プランはありませんが、24時間無料トライアルが利用でき、料金も格安で、長期プランは45日間返金保証付きです。
編集者から:CyberGhostおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
🥉3. Proton VPN:データ通信量が無制限で、高速なmacOS対応VPN
Proton VPNの無料版は、データが使い放題。このようなVPNは珍しいでしょう。他社は毎月のデータ通信量を制限していることが多く、上限に達するとVPN接続が切れてしまいますが、Proton VPNなら好きなだけ使えます。
スピードテストの結果、Safariで快適にブラウジングできました。Proton VPNのVPN Accelerator(VPNアクセラレータ)を使ったところ、通信速度が飛躍的に向上しました。YouTubeでHD動画を視聴した際、バッファは一切なく、サイトもすぐに表示されました。ただ、VPN Acceleratorは手動で有効にしなければなりません。自動的に動作したほうが便利です。
Proton VPNの無料プランでは、3か国のサーバーが利用可能です。日本とオランダのほか、アメリカサーバーは3都市から選べます(ニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルス)。無料サーバーは負荷率が表示されるので、混雑したサーバーを避け、一番速いものを選べます。しかし、ExpressVPNとCyberGhost VPNのほうが高速です。
Proton VPNの無料プランはプライバシー保護におすすめです。macOSアプリはオープンソースなので、ソースコードに脆弱性がないかだれでも検証できます。さらに、監査でアプリの安全性が確認されているほか、ノーログポリシーも、独立機関によるセキュリティ監査に合格しています。
無料プランには、強力なセキュリティ機能もそろっています。完全なデータ漏えい対策、パーフェクトフォワードシークレシー、フルディスク暗号化(サーバーへの不正侵入があっても、データを守る機能)など、高度な機能もあります。
macOSアプリは使い勝手が良いと思いました。インターフェースは日本語に対応しており、すべての設定と機能に説明があるのはとても親切です。AppleシリコンM1・M2チップに対応しており、接続設定を作成して「プロフィール」として保存できます(自動的に特定のサーバーロケーションに接続するなど)。しかし、ほかのVPNと同様、Proton VPNのmacOSアプリにスプリットトンネリング機能はありません。
残念ながら、無料プランではストリーミングとTorrentは不可能です。Netflixなどの動画配信サービスを利用したり、P2Pファイルをダウンロードしたりしたい場合、Proton VPNの有料プランにアップグレードしなければなりません。また、Proton VPNの無料VPNは1デバイスでしか使えません。
Proton VPNは1か月プランと年間プランがあり、価格は$2.99 / 月~です。有料版はP2P通信とストリーミングに対応しており、無料版より多くのサーバーを使えます(日本サーバーを含む)。広告ブロッカーやTorオーバーVPNなどの機能もあり、最大10台のデバイスを接続できます。Proton VPNの有料プランは、日割りの30日間返金保証付きです。
まとめ
Proton VPNの無料プランはデータ通信量が無制限で、ネットの閲覧に適した通信速度です。Macで幅広いセキュリティ機能を使えます。また、macOSアプリはオープンソースなので、信頼できます。しかし、Proton VPNの無料プランでは、ストリーミングとTorrentはできません。ストリーミングサーバーやTorrentサーバーを使いたい場合、Proton VPNの有料プランにアップグレードすることになります。有料版では幅広い機能が追加され、最大10台を同時接続できます。
4. Hotspot Shield:直感的に使いやすく、高速で、データ通信量が無制限のMac対応VPN
Hotspot Shieldは非常に使いやすいのがポイント。Macアプリはすっきりしたインターフェースで、うまく設計されているため、VPNを使ったことがなくても安心して始められます。初心者におすすめです。また、Proton VPNと同様、データ通信量は使い放題となっています。
Hotspot Shieldの無料プランは比較的高速です。Safariでサイトはすぐに表示され、YouTubeのHD動画も2秒で読み込むことができ、早送りしてもバッファしませんでした。遠くのサーバーでも高速だったのはすばらしいでしょう。とは言え、Proton VPNの無料プランには及ばず、ExpressVPNはさらに高速です。
セキュリティについて、無料プランではHotspot Shield独自のヒドラプロトコルが使えます。このプロトコルによってパーフェクトフォワードシークレシーが実現します。さらに、macOSアプリでDNSの漏えいを防げるのもポイントです。残念ながら、Hotspot Shieldの無料プランではIPアドレスが記録されるため、プライバシーの観点ではすばらしいとは言えません。とは言え、Notify on public WiFi(公共WiFiに接続された場合に通知する)という設定があり、保護されていないネットワークにMacがつながったことを知らせてもらえるのは良いと思いました。
重大なデメリットもあります。Hotspot Shieldのサポートによると、Appleシリコンチップを搭載したMacデバイスには対応していないそうです。また、3か国のサーバーしか使えず(アメリカ、イギリス、シンガポール)、1デバイスしか接続できません。通信速度は2Mbpsに制限されているほか、ストリーミングとTorrentは不可能です。
メリットについて、Hotspot ShieldならMacでスプリットトンネリング機能が使えます。VPNトンネルを経由するアプリと、VPN接続から除外するサイトを選べるということです(アプリは除外できません)。スプリットトンネルはHydraプロトコルしか使えませんが、一番おすすめのプロトコルなので問題ないでしょう。
Hotspot Shieldは月払いと年払いが可能で、料金プランは$2.99 / 月~となっています。有料プランに加入すると、IPアドレスを記録されません。また、日本を含むすべてのサーバーを使うことができ、動画の視聴も可能です。同時接続数は10台で、45日間返金保証が適用されます。
まとめ
Hotspot Shieldは初心者におすすめの無料サービスです。macOSアプリは直感的に操作でき、データ通信量は無制限で、それなりに高速です。便利なスプリットトンネリング機能もありますが、3か国のサーバーしか使えず、IPアドレスを記録されます。プライバシーを保護したり、すべてのサーバーを使ったりしたい場合は、有料プランにアップグレードしましょう。
5. hide.me:Torrentに適したVPN
hide.meの無料プランではTorrentが可能で、毎月のデータ通信量は10GBなので、小さなTorrentファイルをダウンロードするためには向いています。また、アメリカやイギリス、オランダなど5か国以上のサーバーが利用でき、スプリットトンネリング機能もあります。しかし、有料プランにアップグレードしない限り、1デバイスでしか使えません。
スピードテストとして、uTorrentを使ってTorrentをダウンロードしたところ、満足できる通信速度でした。また、サイトはすぐに表示され、HD画質のYouTube動画を読み込むのに2~3秒しかかからず、バッファなしで再生されました。
しかし、hide.meの無料プランでWireGuardプロトコルが使えないのは残念です。最速で最も安全なVPNプロトコルの1つなのです。参考までに、Proton VPNとHotspot Shieldの無料プランではWireGuardを使えますし、ExpressVPNはさらに高速なLightwayプロトコルを採用しています。
無料プランには、高度なセキュリティ機能がそろっています。完全なデータ漏えい対策、RAMのみのサーバー、パーフェクトフォワードシークレシーなどが挙げられます。標準的なキルスイッチのほかにも、ステルスガード機能を活用すれば、VPN接続が切れた際に特定のアプリ(トレントソフトなど)を停止させることができます。
macOSアプリは操作しやすく、インターフェースは日本語に対応しており、M1・M2チップを搭載した新しいMacデバイスで使えます。ただ、macOS 11には対応していないため、このバージョンでVPNを使うには手動で設定しなければならず、不便です。
hide.meは複数のプレミアムプランがあり、価格は$2.29 / 月~です。有料プランでは日本サーバーを含むすべてのサーバーを使うことができ、動画のストリーミング再生が可能で、10台のデバイスを同時接続できます。全プランが30日間返金保証付きです。
まとめ
hide.meはTorrentにおすすめです。データ通信量は10GB/月で、無料サーバーは5か国以上に設置されており、それなりに高速で、強力なセキュリティ機能が備わっています。しかし、無料プランでストリーミングはできず、WireGuardプロトコルも使えません。接続デバイス数は1台だけです。hide.meの有料プランにアップグレードすると、データ通信量が無制限になり、すべてのサーバーが利用可能で、動画配信サービスにもアクセスでき、最大10台のデバイスを接続できます。
【比較表】2024年にMacにおすすめの無料VPN
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
2024年におすすめのMac向け無料VPNの選び方
- 無料プランが実用的なVPNを選びましょう。無料VPNプランは制限が厳しいことがほとんどです。「使い物にならない!」ということがないように、広告が表示されず、比較的多くのサーバーを使うことができ、動画の視聴またはTorrentに対応しており、データ使用量が多いあるいは制限されていない無料VPNプランを選びましょう(Proton VPNの無料プランはデータ通信量が無制限です)。
- macOSアプリが用意されていることを確認しましょう。macOSの主なバージョンに対応しているmacOS専用アプリがあるべきです。本記事に掲載されているmacOS向け無料VPNの多くは、macOS 11で使えます。また、ここでおすすめした大半のVPNは、AppleのM1・M2チップに対応しています。
- セキュリティの強いVPNを選びましょう。常にデータの安全を確保できるよう、AES-256ビット暗号化を採用しており、VPN企業にデータを記録されるのを防ぐ「ノーログポリシー」があり、VPNとの接続が切れた際にデータの流出を防ぐ「キルスイッチ」が搭載された無料VPNプランを選びたいものです。また、IPv6やDNS、WebRTCの漏えいを防げるか確認しましょう。
- VPNが高速であることをチェックしましょう。速ければ速いほど快適です。VPNはデータを暗号化しますから、どうしても通信速度が低下してしまいます。無料VPNはサーバー数が少ないため、回線が混雑しやすく、プレミアムVPNより遅い傾向があります。ですが、本記事で紹介した無料のMac対応VPNは安定して満足できる通信速度なので、ほとんどのオンラインアクティビティに適しています。
- 使いやすいVPNを選びましょう。macOSアプリは簡単にダウンロードし、インストールできるべきです。1~2分程度で設定でき、手動設定が不要なプロバイダを選びたいものです。また、macOSアプリは直感的に操作できるべきです。
- 有料プランのコスパが高いことを確認しましょう。無料VPNプランだけでなく、有料プランにも注目しましょう。格安で、返金保証があるかチェックしてください。また、有料版のコスパを見極めるために、ストリーミングやP2P通信が可能か、広告ブロッカーなどセキュリティ機能が追加されるか、より多くのサーバーロケーションが使えるか、データ通信量が使い放題になるかを調べましょう。
Macで無料VPNを使うリスクとデメリット
- セキュリティが弱い。macOSデバイスには優れたセキュリティ機能が内蔵されていますが、無料VPNを使うと危険にさらされる可能性があります。無料VPNはデータを漏えいする恐れがあるため、「使わないほうがまし」ということにもなりかねません。セキュリティを重視しており、プライバシー機能が搭載された、信用できるVPNを使わない限り、データの安全を確保することはできません。
- データを売却される。ネットの利用状況(ネットショッピングの習慣やサイトの閲覧履歴など)を追跡し、第三者に売り渡す無料VPNもあります。データを売却されないよう、厳格なノーログポリシーと明確なプライバシーポリシーがあるプレミアムVPNを使いましょう。
- 通信が遅い。たいてい、無料VPNはサーバー数が少ないため、混雑しやすく、通信速度が落ちてしまいます。Macで使えるプレミアムVPNはサーバー数がはるかに多く、各サーバーに接続されているユーザー数が少ないのです。
- IPアドレスがブラックリストに登録されている。通常、無料VPNのサーバーはIPアドレスを使い回しているため、すでにWebサイトにブロックされている、あるいはブラックリストに登録されているIPアドレスは少なくありません。サイトにアクセスしようとすると、本人確認やCAPTCHA認証を頻繁に求められ、ブラウジングが妨げられてしまいます。
- 動画の視聴にあまり向かない。無料VPNだと動画配信サービスが利用できないことがありますが、ExpressVPNなどの高品質VPNはストリーミングに適しているため、安全にお気に入りの映画やTVドラマをHD画質で視聴できます。
ExpressVPN など、有料のmacOS対応VPNなら、上記のようなトラブルを避けられます。安定して高速で、ノーログポリシーや強力な暗号化もありますから、プライバシーをしっかり保護できます。
避けたい無料のMac対応VPN
- Hola VPN。無料版では、ほかのユーザーのIPアドレスを使うことになります。逆に、自分のIPアドレスは他人のデバイスに割り当てられます。自分のIPアドレスを使って違法なアクティビティが行われるリスクがあるわけです。また、Holaはユーザーログを保存し、通信を暗号化せず、過去にユーザーのIPアドレスを漏えいしたことがあります。
- SuperVPN。IPアドレスやOS情報、ブラウザの種類など、大量のデータを記録されます。また、必須のセキュリティ機能を欠いていますし、過去にユーザーデータを漏えいしたことがあります(IPアドレスやメールアドレス、位置情報など)。
- AceVPN。キルスイッチを欠いており、サーバーロケーションは20か所程度で、P2Pサーバーは1台しかありません。最大のデメリットは、アプリがないこと。手動設定しなければならず、手間がかかります。
- TouchVPN。IPアドレスと閲覧履歴を収集されます。VPNを使う本来の目的はプライバシー保護ですから、これでは意味がありません。
- Hoxx VPN。ネットの利用状況やデバイス情報、位置情報を記録されます。利用規約は、アカウントを削除してもデータを保持することをほのめかしており、長期的にプライバシーが脅かされます。
- TurboVPN。ノーログポリシーがかなりあいまいです。オンラインアクティビティを追跡しないと書かれているにもかかわらず、IPアドレスの記録については言及していないため、プライバシーの穴があるようです。
- Tuxler。ネットの利用状況、ブラウザ情報、連絡先を記録されます。さらに、ポリシーには、業務目的でこれらの情報を第三者と共有すると書かれています。
- VPNBook。手動で設定しなければならず、使いやすいとは言えません。また、IPアドレスと接続情報を保存されます(これらの情報は毎週削除されるそうですが)。
- Whitehat VPN。Whitehat VPNは、利用者のIPアドレスを収集し、価格比較やウェブテスト、市場調査などのために提携している第三者企業がIPアドレスを使えるようにしています。
ランクインしなかった一流サービス
- NordVPN。ダークウェブのモニタリングやマルウェア対策など、高度なセキュリティ機能が備わっています。macOSアプリは使いやすく、P2Pにも対応しており、高速です。しかし、無料プランはありません。有料プランもやや割高です。
- Atlas VPN。無料プランはそこそこ優れており、無制限のデバイスを接続できます。しかし、無料プランでは毎月のデータ通信量が5GBに制限されており、2か国のサーバーしか使えません。
- TunnelBear。業界標準のセキュリティ機能があり、便利な追加機能もあり、Macアプリは可愛らしいデザインです。無料プランはありますが、データ通信量は月当たり2GBなので、サービスを体験するためにしか役立ちません。
よくある質問
Macで使える100%無料VPNはありますか?
はい。しかし、無料VPNには必ず何らかのデメリットがあることに注意しましょう。データ通信量の上限があったり、通信が遅かったり、デバイス数が制限されていたりするのです。例えば、Proton VPNの無料プランはデータ通信量が無制限ですが、3か国のサーバーしか使えません。
VPNを最大限活用する唯一の方法は、ExpressVPNなどの有料VPNをゲットすること。高度なセキュリティ機能が利用でき、データ通信量は無制限で、最速の通信を楽しめます。返金保証もあるので、30日間リスクなしで試せます。
Macに無料VPNを設定する方法は?
MacをVPNに接続するのは簡単です。下記の3つの手順に従ってください。
- VPNをダウンロードします。macOSにはProton VPNの無料プランがおすすめです。データ通信量が無制限で、セキュリティが強く、高速で、macOSアプリは使いやすい設計です。
- サーバーに接続します。現在地に一番近いサーバーを選ぶと、最速の通信が期待できます。
- ウェブを閲覧しましょう。以上で完了です。ブラウジング、動画の視聴、ファイルのダウンロード、ゲームなどを安全に行えるようになりました。
Safariで使える無料VPNの拡張機能はありますか?
いいえ、Safari向けのブラウザ拡張機能を提供している無料VPNはありません。しかし、Mac対応の高品質VPNはたくさんあり、Safariでインターネットを閲覧する際にデータの安全を守ってくれます。macOSに一番おすすめの無料VPNはProton VPNです。データ通信量が無制限で、セキュリティが強く、通信が速いうえ、macOSアプリの使い勝手が良いサービスです。
Mac向け無料VPNをほかのデバイスで使うことはできますか?
ほとんどの場合、ほかのデバイスでは使えません。通常、Mac対応の無料VPNは1台のデバイスしか同時接続できないからです。有料版にアップグレードすると、同時に複数のデバイスを接続できます。
有料サービスを使ったほうが良いでしょう。例えばExpressVPNは最大8台のデバイスを同時接続できますから、Mac以外のデバイスでも使えます。