更新日: 2025年1月23日
3ステップで簡単!各端末にVPNを設定する方法【2025年】
- 1. 高評価のVPNにサインアップしましょう。 ExpressVPNがおすすめです。各種PC、モバイル端末、スマートTVデバイス、ルーター用アプリを提供しており、インストールや使い方がとても簡単です。
- 2. VPNのアプリをダウンロード・インストールします。 VPNのアプリを公式サイトまたはお使いのデバイスのアプリストアからダウンロードします。画面の指示に従ってインストールしましょう。数分もあれば完了できるはずです。
- 3. VPNアプリからサーバーに接続します。 VPNアプリを起動し、好きな場所のサーバーを見つけ、接続します。
ほとんどのVPNはPC、モバイル、スマートテレビ用のアプリを提供していますので、ほぼすべてのデバイスで利用できるはずです。また、ゲーム機のようにVPNアプリに対応していないデバイスでVPNを設定することも可能です。
この記事では、たった3ステップでVPNアプリを素早く設定・利用する方法をご紹介します。さらに、PCやモバイルでVPNを手動で設定する手順や、その他の関連情報(VPNの設定方法や使用するタイミングなど)もまとめましたので、是非ご参考になさってみてください。 編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
各種端末にVPNを設定する方法
大半の人気VPNは、Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Android TV、Fire TV、Apple TVなどほとんどのデバイスに設定・利用が可能で、OSが違ってもVPNの設定手順はあまり代わりませんので、これから紹介する概要手順は大半のOSに当てはまるでしょう。なお、以下の手順ガイドは、2025年総合No.1のExpressVPNを使用して作成しています。
1. 高性能VPNにサインアップする
VPNの公式サイトのサインアップページに移動し、ニーズに合ったサブスクリプションプランを選択します。通常、最長プランが一番コスパが良いのでお勧めです。また、VPNによっては、最長プランに加入することで追加で数ヶ月分が無料になるものもあります。
2. VPNアプリのダウンロード・インストールする
VPNにサインアップしてプラン料金を支払うとアプリをダウンロードできるようになります。VPNの公式サイトまたはアプリストアから、お使いの端末用アプリをダウンロードします。ダウンロードできたら画面の指示に従ってVPNアプリをインストール・設定するだけで利用開始できます。
3. VPNアプリを起動して接続する
VPNアプリを開いてログインします。接続許可のリクエストが表示される場合は、許可に同意しましょう。その後、希望のサーバーを見つけて接続したら完了です。これで、安全にネットが利用できるようになりました。
【早見表】2025年におすすめの設定が簡単なVPN
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
ルーターにVPNを設定する方法
ここでは、ルーターにVPNを設定する主な方法をご紹介します。
- ルーターにVPNアプリをインストールする。一部のVPNサービスは、ルーター用アプリを提供していますので、アプリをダウンロード・インストールするだけで利用できます。公式サイトに、設定手順ガイドも用意されているはずです。たとえば、ExpressVPNは、Linksys、Asus、Netgear Nighthawkなどの特定モデルに対応した、操作がとても簡単なルーターアプリを提供しています。
- ルーターにVPNを手動で設定します。VPNがルーター専用アプリを提供していない場合は、ルーターに手動でVPNを設定する必要があります。ルーターのファームウェアに適した設定チュートリアルの手順を踏みましょう。通常、サーバーファイルをダウンロードし、それをルーターにアップロードして、ルーター上でVPN接続を設定する必要があります。ルーターが手動でのVPN設定に対応していない場合は、フラッシュ(書き換え)が必要です。この場合、基本的に、VPN対応のファームウェアをインストールする必要があります。
予算に余裕がある場合は、VPNルーターを購入することも可能です。これは、VPNが既に設定されたルーターなので、自分で設定を行う必要がありません。このオプションをご希望の場合は、ExpressVPNのAircoveルーターがお勧めします。非常に使いやすく、2025年総合ベストのVPNが事前にインストールされています。
ルーターにVPNを設定する方法や使用方法についてさらに詳しくお知りになりたい場合は、こちらの詳細ガイドをご参考ください。
各種デバイスにVPNを手動で設定する方法
OSのVPN設定画面からVPNを手動で設定することも可能です。この方法では、VPN接続の詳細情報を入力する必要があります。VPNサーバーのアドレス、手動設定でVPNがサポートするプロトコル、VPNログイン認証情報が必要です。
このセクションでは、各主流のOS最新バージョンの手動設定手順を説明します。なお、これらの手順は、端末のOS内臓のVPN設定画面からでの操作を想定しています。ただし、サードパーティのVPNクライアント(OpenVPN、SoftEther、WireGuardなど)を使用して、VPNを手動で設定することも可能です。
Windows (10 & 11)
- スタートメニューを開き、設定画面にアクセスします。設定メニューを開くには、左側の歯車アイコンをクリックします。
- [ネットワークとインターネット]をクリックします。このオプションは右側に表示されます。
- 次に、「VPN」をクリックします。このオプションは左側に表示されます。クリックすると、Windows VPN設定メニューが開きます。
- 「VPN接続の追加」を選択します。このオプションは一番上に表示されます。クリックすると、VPN接続の設定が可能になります。
- VPN接続を設定します。各フィールドに必要な操作は以下の通りです。
- VPNプロバイダ。唯一のオプションである「Windows(内蔵)」を選択します。
- 接続名。VPNの名前を選択します。
- .サーバー名またはアドレス。接続先のVPNサーバーのアドレスを追加します。
- VPNタイプ。使用するVPNプロトコルを選択します。最大限のセキュリティ保護を確保するには、SSTPまたはIKEv2/IPSecを選択します。
- ログイン情報の種類。VPNへのログイン方法を選択します。契約したVPNサービスのVPNサーバーを使用する場合は、ユーザー名とパスワードを選択する必要があります。
- ユーザー名(任意)。VPNアカウントのユーザー名を追加します。
- パスワード(任意)。VPNアカウントのパスワードを追加します。
- VPNに接続します。「保存する」をクリックすると、VPN設定メニューに戻ります。設定したVPN接続をクリックし、「接続する」をクリックします。
macOS
- ネットワークメニューにアクセスします。アップルメニューを開き、システム設定<ネットワークタブの順に選択すると表示されます。
- …メニューをクリックし、「VPN構成を追加」を選択します。…メニューは「アクションポップアップメニュー」と呼ばれ、「その他のサービス」メニューの一番下にあります(右側にクエスチョンマークがあります)。
- VPNを設定します。VPNプロトコル(IKEv2/IPSecがお勧めです)を選択し、表示名フィールドにVPN接続の名前を入力する必要があります。また、サーバーアドレス、認証方法、ユーザー名、パスワードなど、必要なVPN設定を入力します(これらは選択したVPNプロトコルによって異なります)。
- VPNに接続します。VPNの設定が完了したら、「作成」をクリックします。次に、アップルメニューに戻り、VPNタブを選択し、設定したVPN接続を見つけ、その隣にあるスライダーをオンに切り替えます。
iOS
- iOSのVPN設定にアクセスします。設定アプリを開き、「VPN」をクリックします。
- 「VPN構成を追加…」をクリックします。この項目は画面の下部に表示されます。
- VPNを設定します。VPNプロトコル(IKEv2/IPSecがお勧めです)を選択し、サーバーアドレス、リモートID、認証方法、ユーザー名、パスワードなどの必要なVPNの詳細情報を入力します。設定が完了したら、「保存」をクリックします。
- VPNに接続します。VPN設定メニューに戻り、先ほど設定したVPN接続を選択し、スライダーをオン位置に切り替えて接続します。
Android
- 接続メニューにアクセスします。設定アプリを開き、接続(一番上にある)をクリックします。
- 「その他の接続設定」をタップします。この項目はページの下部にあります。
- 「VPN」をクリックします。この項目は、このページの中央、印刷のすぐ下のプライベートDNSの上にあります。
- 「VPNプロファイルを追加」をクリックします。このオプションを表示するには、まず右上の3つのドットのメニューをクリックする必要があります。
- VPN接続を設定します。VPNサービスのIKEv2/IPSecプロトコルを選択し、VPNサーバーのアドレスを追加し、ユーザー名とパスワードを追加します。設定が完了したら、「保存」をクリックします。
- VPNに接続します。「保存」をクリックすると、VPNプロファイルの一覧に戻ります。先ほど設定したプロファイルをクリックして「接続」をクリックします。また、常時トラフィック(通信)の漏洩を防ぐために、VPN設定は「常時接続」のオプションを選択することをお勧めします。
Linux
残念ながら、Linuxのステップバイステップの説明はできません。なぜなら、ディストリビューション(ディストロ)によって手順が異なるからです。ディストロのネットワーク設定内でVPNを設定したり、ターミナルのコマンドラインを使用して手動設定を行う必要がある場合など、手順は異なってきます。
ですので、加入したVPNサービスの公式サイトでLinuxの手動設定手順を確認するようにしましょう。使用しているディストロをVPNがサポートしている場合は、そのVPNサーバーを使用して手動設定を行う方法を説明するチュートリアルがあるはずです。
VPNを設定できるデバイスの種類は?
ほとんどの人気VPNは、Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Android TV、Fire TV、Apple TVなど、大半のOSの専用アプリを提供しています。また、多くの大手VPNサービスはルーターでの手動設定もできるようになっていますので、ルーターにVPNを手動で設定してVPNサーバーを利用することができます。一部のVPNサービスは、ルーターに簡単インストールができるルーター専用アプリも提供しています。ルーターにVPNを設定したい場合は、ルーターにおすすめのVPNの記事をご参考ください。
なお、VPNに対応していないデバイスでもVPNを設定することが可能です。
- Roku。RokuのようなストリーミングデバイスにVPNを設定するには、ルーターにVPNを設定するか、WindowsまたはmacOSデバイスからRokuにVPN接続を共有します。詳しくは、こちらのRoku VPN設定ガイドをご覧ください。
- ゲーム機。ルーターにVPNを設定すると、XboxやPlayStationなどのゲーム機や、携帯デバイス(Nintendo Switchなど)でもVPNを利用できるようになります。
- スマートテレビ。ここでのスマートテレビは、Android TV、Fire TV、Apple TVのOSを搭載していないスマートテレビを指します。例えば、LGのスマートテレビはwebOSシステムを搭載しており、VPNはサポートされていません。このようなスマートテレビでもVPNは利用できますが、ルーターにVPNを設定するか、デバイスにVPN接続を共有するか、VPNのスマートDNS(利用可能な場合)を使用する必要があります。
KodiにVPNを設定できますか?
KodiにVPNを手動設定する必要はありません。お使いのデバイスにVPNアプリをインストールし、アプリからサーバーに接続したら、Kodiを起動します。KodiでVPNを利用したい際は、こちらのKodiにおすすめのVPNの一覧もご参考ください。
ただし、VPNアプリに対応していないデバイスでKodiを使用している場合は、ルーターにVPNを設定するか、デバイスにVPN接続を共有する必要があります。あるいは、一部のVPNサービスはKodi専用アドオン(NordVPNなど)を提供しています。詳細については、当サイトのKodi向けVPNの設定詳細のガイドをご覧ください。
VPNの設定オプションについて
VPNアプリをインストールして利用する際、設定オプションを以下のように調整することをお勧めします。
- キルスイッチがオンになっていることを確認します。これは、通信のデータ漏洩を阻止する重要なセキュリティ機能で、予期せずVPN接続が切断された場合、ネット通信を一時停止します。ほとんどのVPNでは、キルスイッチはデフォルトで有効になっていますが、サーバーに接続する前にオンになっていることを念のため確認しましょう。
- アプリの起動設定を調整します。ほとんどのVPNでは、システム起動時にVPNアプリを自動的に起動するかどうかを選択できます。これは個人の好みによりますが、VPNアプリの利用忘れを防止したい場合は、システム起動時にVPNを自動起動するようにすることをお勧めします。
- 自動接続オプションを有効にします。ほとんどのVPNアプリでは、VPNアプリの起動時にVPNサーバーに自動接続するかどうかを選択できます。ネット接続時にVPNでデータを保護することをうっかり忘れないようにしたい場合は、VPNサーバーに自動接続するように設定しましょう。通常、VPNは最後に使用したサーバー、最速のサーバー、または選択したサーバーに自動接続するように設定できます。
VPNを最適化する方法
VPNの利用目的に応じて、以下のような方法でVPNのパフォーマンスを向上させることができます。
- 近くのサーバーを使用する。通信速度を最適化したい場合は、現在地から最寄りのサーバーに接続するようにしましょう。この理由としては、端末とVPNサーバー間のデータの移動距離が短くなるので、通信速度が速くなるのです。
- 適切なVPNプロトコルを選択する。通信速度を重視する場合は、適切なVPNプロトコルを使用することも重要となります。OpenVPNではなく、WireGuardまたはIKEv2/IPSecがお勧めです。これらのプロトコルはOpenVPNより高速で、安全性もしっかり確保できます。
- 用途に合ったサーバーを使用する。例えば、アメリカ版Netflix版にアクセスしたい場合は、アメリカにあるVPNサーバーに接続する必要があります。また、ストリーミング専用、トレント専用、ゲーム専用のサーバーがあるVPNの場合は、各用途ごとにそれらの専用サーバーを使用しましょう。
- スプリットトンネルを設定する。スプリットトンネルは、どのアプリやサイトにVPNを使用するか、またはしないかを選択できる便利機能です。例えば、暗号化したい通信(P2P通信など)のみをVPNに接続することで通信速度を最適化できます。また、利便性を考慮してネットバンキングのサイトなどではVPN接続から除外することもできます(ほとんどの銀行はVPNのIPをブロックしているため)。
- 広告ブロック機能を有効にする。ほとんどの大手VPNには広告ブロッカーが内蔵されており、有効化することでウェブブラウジングが快適にできます。広告トラッカーによるユーザーの追跡を阻止したり、怪しいサイトへのアクセスも防止します。
VPNの利用用途
以下のような用途でのVPNの利用を強くお勧めします。
- ネット通信を保護したい場合。VPNはネット通信を暗号化し、読み取り不可能にしますので、ネット犯罪者などがあなたのネット上のアクティビティを盗聴するのを防止できます。また、公共のWi-Fi(暗号化されていることが多い)を使用する際や機密データを他者と共有する際、またはオンラインショッピングをする際など、データを保護する対策としてもVPNを使用すべきです。
- ネット上のプライバシー対策をしたい場合。VPNを使うとIPアドレス(位置情報)を隠せます。これにより、サイトやネット犯罪者はあなたのリアルタイムの所在地を把握できなくなります。さらに、広告主や広告トラッカーが、あなたのネット上のアクティビティの傾向やIPアドレスをトラッキング(追跡)するのも防げます。
- トレントをダウンロードをする時。P2Pトラフィックを隠す目的で、またはトレントスワーム(トレントをダウンロードおよびアップロードしているすべてのユーザー)にIPアドレスを見られないようにするため、トレントのダウンロード中はVPNの使用を強くお勧めします。詳細は、トレントにおすすめのVPNの一覧をご参考ください。
- 帯域幅の制限を回避したい時。ネット利用がピークに達する時間帯(平日の夜間や週末など)にランダムにネットの通信速度が遅くなる場合は、ISP(ネットプロバイダー)が帯域幅を制限している可能性があります(ストリーミング、トレント、ゲームなどの特定のオンラインアクティビティに対して意図的に速度を遅くしている場合があります)。VPNはネット通信を暗号化するため、ISPはあなたのネット上のアクティビティを把握できなくなり、このような速度制限を回避できます。
- 動画配信サイトを利用する時。多くのVPNは、多数の動画配信(ストリーミング)サービスや、複数の海外コンテンツライブラリに対応しています。これにより、どこからでも安全に動画視聴できます。
- オンラインゲームをプレイする時。VPNを使用することでオンラインゲームの体験を向上できます。例えば、ゲームサーバーと同じ国のVPNサーバーを使用すれば、安定したPing速度が得られる可能性があります。また、IPアドレス制限や分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を回避することもできます。ゲーム中にVPNを試してみたい方は、2025年ゲームにおすすめのVPNの一覧をご参考ください。
- ネットショッピングでお金を節約したい時。VPNを使用して位置情報を隠すことで、ホテルの予約、航空券の購入、オンラインビデオゲームなどの購入時にお金を節約できる場合があります。
よくある質問
VPNはどのデバイスにもインストールできますか?
はい、Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Android TV、Fire TV、Apple TVなど、VPNはほとんどの一般OSにインストールできます。また、VPNアプリに対応していないデバイスでも、ルーターにVPNを設定することでVPNを利用できます。
VPNを手動で設定するにはどうすればよいですか?
Windows、macOS、Linux、iOS、Android端末では、手動でもVPN接続を設定できるようになっています。手順は各OSによって異なりますが、一般的には、端末のVPN設定画面に移動して、VPNサーバーとログイン情報を登録してVPN接続を追加する必要があります。
VPNを接続できるデバイスの最大数は?
大半の大手VPNサービスは、最大7台〜10台のデバイスにアプリをインストールできるようになっています(なかには、デバイスの接続台数が無制限のVPNサービスもあります)。なお、ルーターにVPNを設定すれば、ルーターに接続されているすべてのデバイスでVPNを利用できます。
ルーターにVPNを設定することはできますか?
できますが、通常は手動での設定が必要です。手動で設定するのが面倒な場合は、ExpressVPNがおすすめです。業界で珍しくルーター専用アプリを提供しているVPNサービスで、アプリをルーターにインストールするだけで簡単に使えるようになります。