更新日: 2024年11月21日
お急ぎですか？2024年におすすめのVPNルーター
- ExpressVPN Aircove： 2024年時点でおすすめNo.1のExpressVPNがプリインストールされているルーターです。設定や使用方法がとても簡単で、日本語のモバイルアプリとPC版アプリがあり、スペックが高く安全性も抜群です。また、ライブチャットサポートは日本語にも対応しています。旅行に最適なポータブルバージョン（Aircove Go）も販売しており、各Aircove製品を購入するとExpressVPNを利用したことがない方にはExpressVPNの30日間無料トライアルが付いてきます。
ルーターにVPNを接続するととても便利です。家庭内のネットに接続されている全デバイスの通信を保護できますし、VPNに対応していないデバイス（例えばゲーム機など）でもVPNを使うことができるようになるからです。
但し、すべてのルーターがVPNに対応しているわけではありません。お使いのルーターのファームウェアがVPNと互換性がない場合、ファームウェアをアンインストールし、VPNをサポートする別のファームウェアをインストールする必要があります。この作業はかなり複雑で時間がかかる上に、ミスをするとルーターが壊れる可能性もあります。
ですので、VPNルーターを購入するのが便利です。VPNルーターは、VPNと互換性のあるファームウェアが動作するように事前設定されていますので、簡単にVPNを繋げることができます。
そこで、この記事ではおすすめのVPNルーターを厳選しました。FlashRouters経由で入手できて、VPNがプリインストールされたルーターを購入することができる業界で最も優れたVPNルーターをランキング化しています。ご紹介するルーターはどれも優れた技術スペックで、安全性も抜群で人気のVPNと互換性があります。一番のおすすめはAircoveで、ExpressVPN（2024)年おすすめNo.1のVPN）がプリインストールされています。 編集者から：ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
【早見表】2024年にオススメのVPNルーター
- 1. 🥇ExpressVPN Aircove：2024年おすすめNo.1のVPNルーター(おすすめNo.1のVPNがプリインストールされており、使いやすさも抜群）。
- 2. 🥈Asus AX88U Pro：ゲーマーにおすすめのVPNルーター（ゲーム通信速度が非常にスムーズで、カバレッジも広大）。
- 3. 🥉Asus RT-AXE7800：家族やオフィス利用におすすめのVPNルーター（Wi-Fi 6Eをサポートし、メッシュWi-Fi機能を搭載）。
- 4. Cudy AX3000：予算を抑えたい場合におすすめのVPNルーター（直感的なモバイルアプリも付属）。
- 5. Slate AX：外出が多い方におすすめのVPNルーター（持ち運び可能＋広告ブロック機能付き）。
🥇1. ExpressVPN Aircove：2024年おすすめNo.1のVPNルーター
ExpressVPN Aircoveは業界No.1のVPNルーターと言えるでしょう。これは主に、2024年におすすめNo.1のVPNとなっているExpressVPNがプリインストールされています。ExpressVPNは安全性が抜群で、超高速通信の他、105カ国にサーバーがあり、優れたストリーミングやトレントサポートを提供しています。
Aircoveルーターはスペックが非常に高く、Wi-Fi 6 ネットワークをサポートし、デュアルバンドで、1.2 GHz クアッドコア CPU を使用し、最大で1,200 MbpsのVPN速度をサポートし、最大で150平方メートル（1,600平方フィート）の範囲をカバーしています。なお、プロトコルはOpenVPN、IKEv2/IPSec、および Lightwayプロトコルをサポートしています。LightwayはExpressVPN独自のプロトコルで、（最速スピードを出すため）非常に軽量に設計されています。
Aircoveの設定や利用方法は非常に簡単です。入手したらアドオン（プラグイン）に追加してお使いのデバイスでネットワークに接続するだけです。さらに、ルーターの公式サイトインターフェースが分かりやすくナビゲートが簡単で、設定を変更したり、機能を有効・無効化も簡単です。なお、Aircoveは最大で5つのデバイスグループを作成できます。各グループは異なるサーバーを使用することができ、特定のデバイスグループをVPN接続から除外することもできます。
さらに、Aircoveルーターはセキュリティとプライバシーもしっかりしており、第三者機関によるセキュリティ監査に合格しており、ルーターに脆弱性がないことが実証されています。また、Aircoveには広告や悪質なサイトをブロックする機能が内蔵されており、アダルトサイトのブロックやネットアクセス時間の設定など、ペアレンタルコントロール機能も付いています。何よりも、ExpressVPNのプランに加入していなくても、これらの機能を使用できる点がとても便利です。
Aircoveルーターには、Aircove Goと呼ばれる小型のポータブルバージョンもあります。Go バージョンでは、標準バージョンと同じ特典が提供されるため、ホテルやその他宿泊先に滞在しているときでも安全なネットワークをすばやく確立できます。
ExpressVPNのAircoveルーターは179.99ドル（例えば＄1＝145円の場合、約26,000円相当）で、大半のトップクラスのVPNルーターと比較すると、かなり手頃な価格となっています。さらに、各AircoveルーターにはExpressVPNの1ヶ月無料トライアルが付属しています。但し、この無料トライアルはこれまでExpressVPNに加入したことがない場合のみ適用となりますのでご注意ください。
まとめ：
ExpressVPN Aircoveは2024年おすすめNo.1のVPNルーターです。AircoveルーターにはExpressVPN（業界No.1のVPN）がプリインストールされており、ハイエンドの技術仕様を採用しており、設定や操作が非常に簡単です。さらに、Aircoveは強力なセキュリティとプライバシー機能を備えている他、Aircove Goというポータブルバージョンもあります。
🥈 2. Asus AX88U Pro：ゲーマーにおすすめのVPNルーター
Asus AX88U Proはゲーム向けのVPN ルーターで、多くの人気VPNと互換性があります。FlashRoutersで購入すれば、高速かつ安全で、ゲーム、トレント、ストリーミングにおすすめのPrivate Internet Accessや
Asus AX88U Proルーターには、ゲームセッションをよりスムーズに向上する機能が付いています。適応型サービス品質（QoS）を備えており、ゲームのデータパケットに優先順位を付けてゲームの帯域幅が他のアプリに使用されないようにすることができます。また、お使いのデバイスとゲームサーバー間の最短経路を探し出しPing値とラグを最小限に抑えるように設計されています。
Asus AX88U Proルーターはスペックが高くダブルバンドルーターでWi-Fi 6に対応しています。また、2.0GHzの強力なクアッドコアCPUを搭載しています（速度は最大6,000Mbps）。プロトコルはWireGuardとOpenVPNに対応しており、WireGuardは超高速通信です。ルーターのインターフェイスはユーザーフレンドリーで、モバイルアプリからルーター設定を簡単に管理できます。
Asus AX88U ProルーターはASUS RangeBoost Plus機能が搭載されているため、家族利用（FlashRoutersによると30台以上のデバイスに接続可能）にもおすすめです。なお、この機能は、信号範囲と全体的なWi-Fiカバレッジを改善できる機能です。
Asus AX88U Proは344.99ドル（例えば＄1＝145円の場合、約50,000円相当）と少々値が張ります。しかし、性能がかなり充実していますのでコスパは決して悪くありません。
まとめ：
Asus AX88U ProはゲーマーにおすすめのVPNルーターで、専用機能を備えておりスムーズなゲームセッションを実現しています。多くの人気VPNと互換性があり、スペックが非常に高いです。また、家族利用などにも最適です。
編集者から：Private Internet Accessおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
🥉 3. Asus RT-AXE7800：家族やオフィス利用におすすめのVPNルーター
Asus RT-AXE7800ルーターは、家族やオフィスなど、沢山のデバイスに接続したい場合におすすめです。FlashRoutersによると、Asus RT-AXE7800ルーターは、30台以上のデバイスをカバーでき、ユーザーレビューには2,000平方フィート（185平方メートル）もの広さをカバーできると記載があります。FlashRoutersから購入すれば、ExpressVPNや
Asus RT-AXE7800ルーターはWi-Fi 6とWi-Fi 6Eをサポートしています。これはWi-Fi 6の拡張機能であり、6 GHz帯を使用できるためパフォーマンスはWi-Fi 6よりもはるかに優れています（Wi-Fi 6は2.4 GHz帯と5 GHz帯しか使用できません）。ですので、RT-AXR7800 VPNルーターは高解像度のストリーミング、電話ミーティング、大容量ファイルの転送など、広大な帯域幅を必要とするアクティビティにも最適です。
また、Asus RT-AXE7800ルーターはASUSのAiMesh機能と互換性がありますので、Wi-Fiネットワークを拡張するのに便利です。複数のRT-AXE7800ルーター（または他のAiMesh対応ルーター）を購入した場合、AiMesh機能を使えば簡単に接続ができ、メッシュWi-Fiネットワークを作成できます。これにより、すべてのルーターが1つのネットワークとして機能しますから、個々のネットワークを管理する手間がなく便利です。
また、最大7,800Mbpsの通信速度をサポートし、1.7GHzのクアッドコアCPUを搭載、プロトコルはOpenVPNとWireGuardの両方をサポートしているなどスペックが非常に高いです。
Asus RT-AEX7800の価格は359.99ドル（例えば＄1＝145円の場合、約52,200円相当）で高価な部類に入りますが、かなり多くのデバイス・広大なエリアをカバーできるので便利です。
まとめ：
Asus RT-AXE7800は、大規模なホームネットワークやオフィスネットワークでの利用におすすめです。複数の人気VPNと互換性があり、Wi-FI 6EとWi-Fi 6をサポートしています。ASUSのAiMesh機能にも対応しているので、簡単にメッシュWi-Fiネットワークを構築できます。
編集者から：Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
4. Cudy AX3000：初心者にも使いやすいモバイルアプリを搭載した格安VPNルーター
Cudy AX3000は他社のVPNルーターと比べると価格が安く、119.99ドル（例えば＄1＝145円の場合、約17,400円相当）なので、予算抑えたい方におすすめです。安いですが機能性はしっかりしていて、Wi-Fi 6と互換性があり、速度は最大3,000 Mbpsで、1.3 GHzのデュアルコアCPUを搭載しています。FlashRoutersから購入すれば、NordVPNや
ファームウェアはOpenWRTファームウェアを使用しており、インターフェースは操作しやすいです。また、アプリ（Cudy）からネットワークを管理できる点も気に入っています。アプリはAndroidとiOS版があり初心者でも簡単に使いこなせるデザインになっています。
Cudy AX3000の通信範囲はかなり良好で、最大約1,070平方フィート（100平方メートル）をカバーできるため、小規模から中規模の家庭用ネットワークでも快適に利用できます。ルーターを家の中心に設置すれば、家中どこでも良好な信号を受信できるはずです。
また、Cudyのルーターは「スマート・ビームフォーミング・テクノロジー」を採用しており、Wi-Fi信号をデバイスにブロードキャストする強度を向上させ、より高速で安定した接続を実現しています。ルーターは通常、Wi-Fi信号を全方向にブロードキャストしますが、ビームフォーミングによって特定のデバイスの位置を検出し、その方向に強い信号を集中させることができるようになっています。
まとめ：
Cudy AX3000ルーターはお手頃価格のVPNルーターで、スペックが高く、初心者でも使いやすいネットワーク管理モバイルアプリを提供しています。また、Cudy AX3000の通信範囲はかなり良好で、小規模から中規模の家庭用ネットワークでも快適に利用できます。「スマート・ビームフォーミング・テクノロジー」も搭載しているので、Wi-Fi信号の強度を高めることもできます。
5. Slate AX：外出に便利なVPNルーター
Slate AXは手のひらに収まるコンパクトサイズなので持ち歩きにも便利です。FlashRoutersで購入すれば、Private Internet Accessや
Slate AXルーターは、Wi-Fi 6をサポートしており、1.2GHzのクアッドコアCPUを搭載し、プロトコルはOpenVPNとWireGuardをサポートしているなど、スペックがとても高いです。さらに、最大1,800Mbpsの速度に対応しているため、かなりの通信速度が出ます。ルーターの公式サイトによると、同社がテストした結果、WireGuardの通信速度は平均約550Mbpsで非常に高速であるとの記載があります。
また、Slate AXルーターはOpenWRTファームウェアを搭載しており、ルーター設定の変更やネットワーク管理がとても楽です。さらに、「AdGuard Home」というセキュリティ機能が搭載されており、広告をブロックしたり広告トラッカーがユーザーのブラウジング履歴をスパイするのを阻止できる点も気に入っています。
Slate AXルーターの価格は199.99ドル（例えば＄1＝145円の場合、約29,000円相当）で、機能性が充実しており外出や旅行中でも持ち運びが便利なので、十分価値はあります。
まとめ：
Slate AXルーターは、持ち運びしやすいデザインなので外出が多い方におすすめです。加えてスペックはかなり高く、人気VPNと互換性があり、使いやすいファームウェア（OpenWRT）で、優れた広告ブロッカーも付属しています。
編集者から：Private Internet Accessおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
比較表
編集者から：ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
調査方法：比較とランク付けの基準
おすすめVPNルーターを厳選するにあたって、業界に出回っている数多くのルーターを徹底的に調査しました。以下は、実際にテスト、比較、最終的なランク付けに使用した評価基準とした項目です。
- 人気VPNと互換性がある。ExpressVPN、Private Internet Access、CyberGhost VPN、NordVPN、Surfsharkのような最も人気のあるVPNで動作するルーターを厳選しました。これらの人気VPNは安全性が抜群で、高速通信、ストリーミング、トレント、ゲームにもお勧めです。また、この記事でご紹介した各ルーターは上記のVPNをプリインストールすることも可能ですのでとても便利です。
- Wi-Fi 6に対応している。この記事でご紹介した各ルーターはWi-Fi 6に対応しています。Wi-Fi 6は最も最新で高性能なWi-Fi規格となっています。Wi-Fi 6は、Wi-Fi 5（前Wi-Fi規格）と比べて、はるかに高速な通信速度と優れたセキュリティを提供し、ネット接続で消費される電力量を削減することで、デバイスのバッテリー寿命を延ばすこともできるようになっています。
- デュアルバンドのVPNルーター。デュアルバンドルーターは、2.4GHz帯と5GHz帯という「バンド」と呼ばれる2つの無線周波数でデータを送信できるものです。2.4GHz帯は混雑しやすい（つまり速度が遅い）ため、デュアルバンドルーターは5GHz帯でもデータを送信でき、速度を向上できます。デュアルバンドルーターは、家庭内の他の機器による干渉を受けにくいため、安定性も向上します。
- CPUの性能が高い。ルーターのCPUは、VPN接続の実行のような多くの処理能力を必要とするタスクの処理能力に影響します。この記事でご紹介したルーターのほとんどはクアッドコアCPUを搭載しており、各CPUはタスクを処理できる4つの処理ユニットを備えています。この記事で一番スペックが低いCPUはデュアルコアですが、それでもVPN接続を処理するには十分です。さらに、この記事でご紹介した各ルーターは1.2GHz〜2.0GHzと高速です。
- 高速VPNプロトコルをサポートしている。多くのVPNルーターはOpenVPNプロトコル（安全性は高いですが速度は平均的）のみをサポートしていますが、この記事ではIKEv2/IPSecやWireGuardなど、OpenVPNより高速なプロトコルもサポートするルーターを厳選しました。ランキング1位のExpressVPN Aircoveは、2024年時点で最速のLightwayプロトコルも使えます。
- カバレッジが充実している。この記事でご紹介した各ルーターはカバレッジが充実しており、旅行や外出先、大家族を含む様々な家庭環境、さらにはオフィススペースでもスムーズに使えます。
VPNルーターの種類について
VPNルーターには、以下の2種類があります。
- プリインストール済みのVPNルーター。この種のVPNルーターはあらかじめVPNがインストールされているため、セットアップの必要はありません。ルーターを入手したら、あとはVPNにログインしてVPNに接続するだけでOKです。この種のルーターとしてはAircoveが良い例で、業界最高のVPNであるExpressVPNがプリインストールされています。
- VPN対応ルーター。VPNをサポートするファームウェアを採用しているルーターです。VPN対応ルーターを購入すれば、手動でVPNを設定することができます。VPNをサポートしていないルーターを使う場合は、フラッシュする（既存のファームウェアを置き換える）必要があります。この記事でご紹介した各ルーターは、人気VPNをサポートしているので安心です。
VPNルーターを使うメリットは？
VPNルーターを使う一番のメリットは利便性です。VPNルーターはVPNをサポートしているので、ルーターのファームウェアを再インストールしてVPNと互換性のあるファームウェアに置き換える手間（ルーターの「フラッシュ」とも呼ばれる作業）がありません。ルーターのフラッシュは時間がかかり、技術に精通していなければ難しい作業です。さらに、ミスするとルーターが壊れてしまうリスクもあります。
VPNルーターの購入を検討しているのであれば、VPNが既に設定済みのVPNルーターをお勧めします。ルーターにVPNがプリインストールされているため、手動で設定を行う必要がないからです。一番のおすすめはAircoveで、業界トップのVPNであるExpressVPNがインストールされています。
VPNルーターの設定方法
VPNルーターの設定方法は、各ルーターによって異なる（またルーターのファームウェアによっても異なります）ため、以下は簡易手順となります。なお、2つの異なるタイプのVPNルーター（VPNがプリインストールされているVPNルーターとVPN対応ルーター）がありますのでそれぞれ分けてご説明します。
プリインストール済みVPNルーターの設定方法
このタイプのVPNルーターは、VPNがすでにプリインストールされているため、セットアップが最も簡単です。以下が大まかな手順となります。
- 物理的な設定を行います。VPNルーターを電源に接続し、電源ボタンがオンになっていることを確認します。モデルによっては、アンテナをルーターに取り付ける必要があります。
- VPNルーターをご自宅のルーターに繋げます。VPNルーターは、インターネットサービスプロバイダ（ISP）のルーターからインターネットアクセスを取得する必要があります。
- お使いのデバイスをVPNルーターのネットワークに接続します。Wi-Fiまたはイーサネットケーブルで接続します。
- VPNルーターのページにアクセスします。ページにログインするには、特定のIPアドレスとログイン認証情報を入力する必要があります。この情報は、VPNルーターの利用ガイドに記載されています。
- (オプションステップ）VPNルーターを調整します。VPNルーターのネットワーク名の変更、VPNサーバーの場所の選択、ルーターのログイン認証情報の編集など、各種設定を変更できます。
- VPNに接続します。ルーターのインターフェースには、VPNに接続するためのタブやウィンドウがあります。ここでVPNアカウントのログイン認証情報を入力する必要があります。
- ウェブ利用を開始。これでVPNルーターを経由してネットにアクセスできます。すべてのネット通信はVPNを経由して暗号化されます。
VPN対応ルーターの設定方法
VPN対応ルーターでは、手動でVPNを設定する必要があります。VPNのファームウェアをルーターにインストールする方法（例えばExpressVPNのルーターのファームウェアなど）と、手動でVPN接続を設定する方法があります。どちらの方法もこの記事で詳しく説明しましたが、以下が大まかな手順となります。なお、ルーターの機種やVPNによって各手順は異なるため、あくまで参考程度にしてください。
VPN対応ルーターにVPNアプリをインストールする方法
- VPNルーターのファームウェアをダウンロードします。通常、ファームウェアはVPNの公式サイトからダウンロードできます。
- VPNルーターをネット接続します。インストール作業中、ルーターはネットに接続されている必要があります。
- VPNファームウェアをインストールします。VPNの公式サイトにステップバイステップの手順ガイドがあるはずですので確認しましょう。
- お使いのデバイスをルーターに接続します。イーサネットケーブルまたはWi-Fi認証情報を入力して、お使いのデバイスにVPNルーターを接続します。
- VPNルーターのセットアップを完了します。デバイスを接続すると何をすべきか指示するポップアップ画面が表示されるか、ルータによっては、ルーターのファームウェアにアクセスして画面上の指示に従わなければならない場合もあります。
VPN対応ルーターに手動でVPNを設定する方法
- VPN対応ルーターをセットアップします。物理的な設定を行い、ルーターがネット接続できることを確認し、お使いのデバイスを接続します。
- VPNサーバーの設定ファイルを入手します。接続したいサーバー（複数可）とVPNプロトコルの設定ファイルをダウンロードする必要があります。サーバー設定ファイルは、通常VPNの公式サイト上にあります。
- ルーターにVPNを設定します。通常、サーバー設定ファイルをルーターのファームウェアにアップロードしたり、VPNのログイン情報を追加したりする作業が発生します。VPNの公式サイトでステップバイステップのチュートリアルを慎重に確認しましょう。
- ネット通信が保護されます。VPNのセットアップが正常に完了すると、ルーターに自動的にVPNが接続されるはずです。
VPNルーターにキルスイッチは搭載しているか？
どのVPNルーターのファームウェアを使用しているかにもよりますが、一般的には搭載しています。ほとんどのVPNルーターには、VPN接続が切断された場合にネット通信自体をシャットダウンするキルスイッチオプションがあるはずです。
VPNがプリインストールされたルーターを購入した場合、通常キルスイッチは既にオンの状態になっており手動で有効にする必要はないことが多いでしょう。一方で、VPN対応のルーターのみを購入した場合は、通常、VPN接続を設定する際に手動でキルスイッチをオンにする必要があります。
VPNルーターにスプリットトンネル機能はあるのか？
一部のルーターにはありますが、ファームウェアによります。スプリットトンネルはVPNの機能で、どのアプリやサイトにVPNを使用する、または使用しないかを選べる機能です。VPNルーターもスプリットトンネルに似た機能を提供していますが、通常、どのデバイスにVPNを使用するかしないかを選べるだけです。
この記事でご紹介した各ルーターは、スプリットトンネルに対応したファームウェアを実行しているためスプリットトンネルを利用できます。個人的なお気に入りはExpressVPNのAircoveルーターで、最大5つのデバイスグループを作成することができ、各グループは特定のVPNサーバーを使用したり、VPNを使用しないよう設定することも可能です。Aircoveのインターフェースは操作がとても簡単なので、スプリットトンネル機能もすぐ使いこなせるでしょう。
VPNルーターのトラブルシューティング
技術的な問題やトラブルシューティングは、ルーターのモデルやファームウェア、ご利用のVPNによって大きく異なるため、基本的なアドバイスしかできません。
以下に、接続トラブル時にすぐ試せるをトラブルシューティングをご紹介します。
- VPNのログイン情報を再確認する。ルーターのファームウェアでVPNに接続する際に正しいログイン情報を入力しているかを確認しましょう。他のデバイスでVPNにアクセスする際に使用しているログイン情報と同じログイン情報を使用する必要があります。
- VPNの設定を再確認する。VPNを手動で設定する際に使用したセットアップチュートリアルをもう一度読み直し、各手順が正しく行われていることを確認しましょう。些細なミスでも接続に問題が生じる可能性があります。
- 別のVPNサーバーを試してみる。もしかすると接続しようとしている特定のVPNサーバーにトラブルが発生している可能性もあります。別のサーバーの設定ファイルをダウンロードして、別のサーバーを試してみましょう。
上記のどの方法でもうまくいかない場合は、ルーターのカスタマーサポートに連絡するのが一番でしょう。VPNのサポートに問い合わせることもできますが、ルーターのサポート窓口の方がより技術的なノウハウがある可能性が高いので、まずはそちらを試してみることをお勧めします。
VPNルーターとVPNアプリの違いは？
主な違いは、VPNルーターはハードウェアであり、物理的なデバイスであるということです。一方、VPNアプリはソフトウェアで、デバイスにインストールするプログラムです。
VPNルーターは、VPNがあらかじめ設定された状態で購入することができます。ルーターによっては、VPNルーターアプリがプリインストールされているものもあります（ExpressVPNのAircoveルーターなど）。VPNルーターに接続したデバイスは、ルーター上のVPNを介してネットを暗号化通信します。
VPNアプリは、スマホ、ノートパソコン、デスクトップPC、スマートTVなど、さまざまなデバイスにダウンロード・インストールできるソフトウェアです。VPNアプリを使用するとVPNサーバーに接続してデバイス上のネット通信を暗号化できます。
よくある質問
2024年時点で一番おすすめのVPNルーターは？
一番のおすすめは、ExpressVPNのAircoveルーターです。このルーターには、業界No.1のVPNであるExpressVPNがプリインストールされています。また、インターフェースがとても分かりやすく、セットアップや使用方法が非常に簡単です。安全性は抜群、スペックも非常に高く、旅行に便利なポータブルバージョンもあります。さらに、ExpressVPNを利用したことがない方には、Aircoveを購入するとExpressVPNの30日間無料トライアルが付いています。
VPNルーターの価格帯は？
VPNルーターは、特にVPNがプリインストールされた状態で購入する場合、少々値が張ります。一方で、VPN対応ルーターを購入する場合は、VPNを手動で設定する必要があるため、安めの価格で購入できるでしょう。
ルーターにVPNを設定するのにかかる時間は？
ルーターにVPNアプリをインストールする、またはルーターに手動でVPNを設定するかによって設定手順や所要時間は異なります。大半の人気VPNは、ステップバイステップの分かりやすいチュートリアルガイドを提供していますので、平均して15〜20分程あれば完了できるでしょう。予算に余裕があれば、若干高くなりますがVPNがプリインストールされたVPNルーターを購入するのもお勧めです。
VPN付きのルーターはありますか？
はい、VPNがあらかじめ設定されているルーターはあります。この種のルーター製品は、FlashRoutersのような会社が販売しています。VPNアプリがプリインストールされた、あるいはVPNを設定済みのルーターを購入できます。ルーターをゲットしたら、あとは初期セットアップするだけで、VPNログイン情報を入力してVPNに接続すれば完了です。ただ、VPNのサブスクリプションを自分で購入する必要があることをお忘れなく。
VPNルーターは安全ですか？
高性能VPNルーターを使えば安全性は抜群です。VPNルーターは安全を確保するため一般的に人気VPNで動作するように設計されており、多くのVPNルーターには、広告や悪質なサイトをブロックするツールなど、ウェブ上での安全を守る保護機能も付いています。さらに、ほとんどのVPNルーターはキルスイッチ付きのファームウェアを搭載しており、通信の漏洩対策も万全です。
