お困りですか?携帯(スマホ)からウイルスやマルウェアを削除する方法【2024年】:
- 1. ウイルス対策ソフトをインストールし、スキャンを実行します。: ノートンなど信頼性の高いウイルス対策ソフトをインストールしてフルスキャンを実行します。
- 2. ウイルスやマルウェアを除去します。 :スキャンが完了したら、検出されたすべてのファイルに目を通し、ウイルスやマルウェアを削除しましょう。
- 3. 今後の感染を防ぎます。:再感染を防ぐため、セキュリティが強力なウイルス対策ソフトの利用を継続しましょう。一番のオススメはノートンで、検証ではマルウェア検出率が100%でした。また、ウェブ保護、Wi-Fiネットワークモニター、ファイアウォール、SMSスパムフィルター、パスワードマネージャーなど、様々な高性能な追加機能を備えています。ノートンには60日間の返金保証もついているので、リスクフリーで体験できます。
スマートフォンからウイルスやマルウェアを除去するのは簡単です。ただし、AndroidとiOSでは手順が若干異なります。
例えば、Android端末にマルウェアをダウンロードしてしまった場合は、モバイル用ウイルス対策アプリ(ノートンなど)をインストールしてシステムのフルスキャンを実行し、マルウェアを削除します。一方、iOSをお使いの場合は、マルウェア感染の心配はありません。データの盗難、フィッシングサイト、スミッシング攻撃などの脅威からデバイスを保護するためのウイルス対策ソフトさえあれば問題ありません。
とはいえ、お使いのOS(オペレーティングシステム)に関わらず、安全の確保のため信頼性の高いモバイル用ウイルス対策アプリを利用するに越したことはありません。今回の記事では、デバイスを保護する方法と、マルウェアに感染した際に端末を復元する方法をご紹介します。スマホのセキュリティについて 2024年に知っておくべき知識を盛り込んでいますので是非参考にしてください!
マルウェアの種類や症状とは?
注:マルウェアの除去のみを目的とする場合は、除去ガイドに進んでください。
何種類ものマルウェアが存在しますが、通常、大抵のマルウェアは、悪意のあるアプリケーションをダウンロードしたり、不審なサイトを閲覧したりした際に、端末感染するケースがほとんどです。マルウェアには、以下のようなものがあります:
- ウイルス:データ削除、情報窃盗、身に覚えのない購入など。
- ランサムウェア:身代金を支払うまでデバイスをロックします。
- スパイウェア: データの利用状況を監視し、アカウントやID情報を盗みます。
- ボットネット:不正メールを送信し、サイバー攻撃します。
- ルートキット:ハッカーにデバイスへのリモートアクセスを許可し、個人データを盗んだり、OS(オペレーティングシステム)を改ざんします。
- アドウェア:デバイスに迷惑広告を常に表示させ、ハッカーに収益をもたらします。
- PUA (Potentially unwanted applications):データを盗んだり、他の形態のマルウェアを拡散します。
また、フィッシングサイトへのアクセスにより個人情報を盗まれることもあります。上記を含め、このような様々な手口があるため、ノートンを始めとする高性能な保護機能を備えたウイルス対策ソフトの利用は非常に重要です。
【簡単3ステップ!】スマートフォン(携帯)のマルウェアを削除し、セキュリティ保護する方法
お使いのスマートフォンや携帯電話がマルウェアに感染していると思われる場合、以下の3つのステップで脅威を取り除き、今後の安全を確保することができます。マルウェアを駆除し、スマートフォンのセキュリティ問題を防止する最も確実な方法は、ノートンなど業界トップのウイルス対策ソフトを利用することです。
しかし、ウイルス対策ソフト以前に、疑わしいリンクはクリックしない、Google PlayやApple App Store以外からアプリをダウンロードしない、信頼性に欠けるユーザーに自分の情報を共有しないなど、安全なインターネットの利用を心がけましょう。
ステップ1. モバイル用ウイルス対策アプリをインストールし、マルウェアやサイバーセキュリティの脅威を除去します。
信頼性の高いウイルス対策ソフトをインストールします。ノートンは、以下のような高性能なセキュリティ機能を備えているため、特にオススメです。
- マルウェアスキャナー(Androidのみ):Android端末にマルウェアの脅威がないかスキャンし、検出したファイルを隔離します。
- ウェブプロテクション: データや個人情報を盗む悪意のあるWebサイトへのアクセスを阻止します。
- アプリアドバイザー(Androidのみ):危険なアプリをダウンロードする前に警告を発します。
- 仮想プライベートネットワーク(VPN):IPアドレスを隠すことで、オンライン上のプライバシーを保護します。
- パスワードマネージャー(別途アプリ):256ビットAES暗号でパスワードを解読不可能な保管庫に保存して、ハッキングを防ぎます。また、パスワードを記憶してくれるので覚えておく必要はありません。
- その他の機能
Androidをお使いの場合、アプリをインストールしたら、まずはスキャナーでデバイスのフルスキャンを実行しましょう。不正なアプリやファイルが検出・隔離されると、感染ファイルリストにリダイレクトします。この段階でステップ2に進みます。
iOSユーザーの場合、マルウェアの心配はありませんので、ステップ3に進みます。※AppleはすべてのiOSアプリをサンドボックスモードで起動するため、仮に悪意のあるアプリがデバイスに侵入したとしても、被害を受けることはありません。
ステップ2. マルウェアを削除し、その他にセキュリティ問題があれば修正します。
システムのフルスキャンが完了すると、疑わしいアプリやファイルが隔離されます。ウイルス対策ソフトが誤検知することもありますので、隔離フォルダの内容を一つ一つ確認してから削除するようにしましょう。
ウイルス対策に詳しければ誤検出かどうかご自身で判断できるかもしれませんが、削除するかどうか迷うようなファイルがある場合には、ウイルス対策プロバイダーのカスタマーサポートチームに問い合わせましょう。
Android端末からすべてのマルウェアを削除したら、デバイスを再起動し、フルシステムスキャンを再実行します。不正なアプリやファイルの検出件数が0件になっていることを確認します。再検出した場合、件数が0件になるまでステップ2のプロセスを繰り返しましょう。検出がなくなった段階でステップ 3 に進みます。
ステップ3. デバイスを継続的に保護します。
Android端末からマルウェアをすべて削除した(iOSの場合はノートンなどのウイルス対策ソフトをインストールした)ら、今後のマルウェアやセキュリティの脅威を防ぐために、以下のような機能を利用して予防策を講じます。
- ウイルス対策ソフトを常に有効化しておく。
ウイルス対策が常にバックグラウンドで実行されることで、マルウェアのダウンロードリスクが減り、フィッシングサイト、スミッシング攻撃、データ盗難などを防止できます。 - スマートフォンを最新の状態に保つ。
旧バージョンのファームウェアやアプリを使用している場合、エクスプロイト攻撃を受けやすくなります。アプリ開発者はソフトウェアの脆弱性を見つけると、都度ソフトウェアの更新を通じてパッチを適用しますので、常に最新のバージョンを利用するようにしましょう。
- Android端末をアップデートするには?
- [設定]を開きます。
- メニューの一番下までスクロールし、[システムとアップデート]をクリックします(Androidの一部のバージョンでは、[システム]など、名前が異なります)。
- 最新バージョンがアップデートされていない場合にはアップデートします。
- iOS端末をアップデートするには?
- [設定]を開きます。
- [一般]を開きます。
- [ソフトウェア・アップデート]をクリックします。
- リアルタイム保護を有効化する。
高性能なウイルス対策ソフトは、ファイルを常に監視・スキャンして脅威を阻止するリアルタイム保護を備えています。 - フィッシング保護を利用する。
フィッシング保護は、危険なWebサイトを特定し、訪問をブロックしてデータ窃盗を防止します。 - ランサムウェア対策のあるウイルス対策ソフトを利用する。
トップクラスのウイルス対策ソフトは、ランサムウェア対策保護機能を搭載しています。ノートン、マカフィー、TotalAVはいずれもこの機能があり、今回の検証でランサムウェアの攻撃をシミュレーションしてみたところ、確実にブロックしてくれました。 - 公式ストア以外からファイルをダウンロードしない。
Apple App と Google Play ストアでは、アプリを検証して承認されたものだけがストアに公開されますので、悪意のあるアプリをダウンロードしてしまう危険性はほぼありません。ノートンにはAndroid用のアプリアドバイザーがありますので、万が一、不審なアプリがGoogle Playストアに公開されている場合、警告を発してくれ、さらなる保護を確保します。また、これによりAmazonのアプリストアからAndroidアプリを安全にダウンロードすることができます。 - Wi-Fiネットワークを安全に保つ。
ワイヤレスネットワークは、強力なパスワードで保護しましょう。もしも他人がネットワークにあなたのアクセスできてしまうと、そのネットワーク上に保存されている情報も入手されてしまいます。1Passwordなどのパスワード管理ツールは、強力なパスワードを自動生成し、ハッキングを防ぐためパスワードを暗号化して保存してくれます。
2024年にオススメのスマホ用ウイルス対策ソフト
【早見表】オススメのスマホ用ウイルス対策アプリ│ 2024年
🥇 1. Norton :2024年総合No.1のウイルス対策ソフト
ノートンは、AndroidとiOS端末用の高性能な保護機能を提供しています。今回行った検証では、マルウェアの検出率が100%で、感染したAndroid端末のランサムウェア、スパイウェア、アドウェアなどをすべて検出するのにわずか2〜3分しかかかりませんでした。
ノートンには、他にも以下の機能があります。
- アプリアドバイザー(Androidのみ)
- ウェブプロテクション
- ダークウェブモニタリング
- プライバシーレポート(iOS)
- VPN(仮想プライベートネットワーク)
- SMSフィルタリング
- 日本語対応モバイルアプリ
- その他の機能
ノートンのウェブ保護機能は優秀で、AndroidとiOSの両方の端末でフィッシングサイトにアクセスしましたが、確実にブロックしてくれました。
また、ノートンのAndroid専用のアプリアドバイザーも非常に便利で、Google Playストアにアクセスすると、ダウンロードする前にどのアプリが安全か通知してくれます。
ノートンのVPNは、所在地のIPアドレスを隠し、サイバー犯罪者によるデータ追跡などを防いでくれます。30ヶ国以上に2,000台以上のサーバーを持ち、Bitdefenderなどの競合他社とは違いデータ制限もなく、接続速度も良好です。さらに、カスタマーサポートが日本語のチャットサービスも提供している点も嬉しいポイントです。
ノートンモバイルセキュリティは端末一台につき$19.99 / 年*で加入できます。デバイスを複数台お持ちの方は、ノートン 360 デラックスがお勧めです。$49.99 / 年*で、最大端末5台まで利用でき、ペアレンタルコントロールと50GBのクラウドストレージが付属します。なお、ノートンの各プランには、60日間の返金保証が付いています。
🥈 2. McAfee:AndroidとiOS用の高性能なウェブプロテクションを完備したウイルス対策ソフト
マカフィーは、マルウェア検出率100%のAndroidとiOS用ウイルス対策アプリです。今回の検証で使用したAndroid端末のマルウェア感染を毎回確実に検知してくれました。
マカフィーには、他にも以下の機能があります。
- フィッシング対策
- VPN(仮想プライベートネットワーク)
- Wi-Fiスキャナー
- 日本語対応モバイルアプリ
- その他の機能
マカフィーのウェブ保護機能はとても優秀で、AndroidとiOS両方の端末を使って10サイト以上のフィッシングサイトを訪問しましたが、ほとんどのアクセスをブロックしてくれました。しかし、ノートンのフィッシング対策機能がフラグを立てたサイトをいくつか見逃しました。
マカフィーのWi-Fiスキャナーは、パスワードの脆弱性やSSL攻撃に対する脆弱性など、Wi-Fiネットワーク上の問題をスキャンしてくれる便利な機能です。検証で、一時的にWi-Fiネットワークからパスワードを外してみたところ、パスワードが設定されていないことを5分以内に警告してくれました。日本語のチャットや電話サポートがある点も便利ですね。
マカフィーモバイルセキュリティは$39.99 / 年で、AndroidまたはiOS端末1台に適用されます。複数端末をご利用の場合はトータルプロテクションがお勧めです。$49.99 / 年で、1契約でインストール台数が無制限なので、AndroidやiOSのスマホはもちろん、ご家庭にあるWindowsやMac PCにも利用できます。各プランには、30日間の返金保証が付いています。
マカフィーのプラン内容は、お住まいの国/地域によって異なりますのでご注意ください。プランの名前、搭載機能、契約期間が異なる場合があります。
🥉 3. TotalAV:初心者にオススメのウイルス対策ソフト
TotalAVは、直感的で初心者でも使いやすいアプリで、高性能なマルウェア保護も備えています。Huawei P30 Liteで検証してみたところ、フルシステムスキャンとすべてのマルウェア検出を完了するのにわずか2〜3分しかかかりませんでした。スキャンが実行されている間、通信の速度低下はありませんでしたが、ノートンやマカフィーを使ったときよりも、バッテリーの消耗が激しかったのは残念です。
TotalAVには、他にも以下の機能があります。
- フィッシング対策
- アプリロッカー(Androidのみ)
- システムチューンナップツール
- 安全なブラウザアプリ
- VPN
- その他の機能
TotalAVのシステムチューンナップツールは特に気に入りました。チューンナップツールは、キャッシュファイルや重複する写真などを検知してくれる機能で、AndroidとiOSの両方の端末合わせて1,000MB以上の容量を節約することができました。
TotalAVのVPNはとても優秀で、2024年に最もオススメのVPNの一つです。高速通信で、大抵の人気ストリーミングサイトに対応しており、ノートンのVPNとは異なり、トレントも可能です。
TotalAV Mobile Securityは$19.00 / 年で、端末1台に利用可能です。複数端末をお使いの場合はTotalAV Total Securityがお勧めです。$49.00 / 年で、最大端末6台まで利用でき、TotalAVのすべての機能を搭載しています。TotalAVの各プランには、30日間の返金保証が付いています。
マルウェアによりスマートフォンがロックされた場合の対処法(アンチウイルススキャンを実行できない場合)
マルウェアがスマートフォンをロックしてしまった場合の対処法をご紹介します。Androidをお使いの場合は、デバイスをセーフモードで起動し、インストールした感染アプリを削除するか、デバイスを工場出荷時の状態にリセット(初期化)します。
iOSの場合は、スマートフォンをご利用のMacまたはWindows PCに接続し、FinderまたはiTunes経由で復元することができます。
以下のいずれかの該当オプションを参考ください:
ロックされたAndroid端末の復元方法
ロックされたAndroidにアクセスするには、まず、端末をセーフモードで起動します。この手順は、お使いの端末モデルによって異なります。
- 電源がオフの状態で、電源ボタンと音量ダウンボタンを長押しすると、リカバリーメニューが起動するか、セーフモードに移行します。もしそうならない場合は、再度お試しください。
注:解決しない場合は、セーフモードでの起動方法について、お使いの端末マニュアルやネット上で手順を確認してください。
端末のリカバリーメニューが起動した場合は、音量調節ボタンでセーフモードを選択し、電源ボタンを押して、端末をセーフモードで起動します。
- セーフモードが実行されている状態で、端末の[設定]に移動します。[アプリ]を2回クリックし、インストールされているアプリのリストをスクロールします。疑わしいアプリを選択して[アンインストール]ボタンからアンインストールします。
- 端末を再起動して、通常通り起動できるかどうかを確認します。起動した場合は、上記の手順でマルウェアスキャンを実行します。
それでも起動しない場合は、端末を工場出荷時の状態にリセット(初期化)する必要があります。上記のステップ 1 に従って端末をセーフモードに戻し、以下のステップに従います。
【データのバックアップ方法】
- [設定]をクリックします。
- [Googleアカウント]をクリックします。
- [バックアップ]をクリックします。
- [今すぐバックアップ]をクリックします。
注:写真と動画をバックアップする場合は、写真と動画のバックアップ設定がオンになっていることを確認します。
【端末のリセット(初期化)方法】
- [設定]をクリックします。
- [システムとアップデート]をクリックします。
- [リセット]をクリックします。
- [携帯電話をリセット]をクリックします。
- 確認画面から[携帯電話をリセット]をもう一度クリックします。
- デバイスが工場出荷時の状態にリセット(初期化)されるまで待ちます。
この作業が完了したら、最新のバックアップ情報を復元しましょう。工場出荷時リセットの後に表示される画面の手順に従って、復元してください。完了したら、このようなことが二度と起こらないように、ノートンなどのウイルス対策アプリをインストールしましょう。
その他のスマートフォンのセキュリティに関する推奨事項もご参考ください。
ロックされたiOS端末の復元方法
ロックされたiOS端末にアクセスするには、まず、iPhoneの電源をオフにしてお使いのWindowsまたはMac PCにUSB経由で接続します。これができたら、以下のステップに進みます。
- Finder(Mac)またはiTunes(Windows)を開きます。
- iPhoneをDFUモードにします。この手順は、お使いのモデルによって異なります。以下は、最新のiPhoneモデルの場合の操作手順です。
- 音量アップボタンをクリックします。
- 音量ダウンボタンをクリックします。
- サイドボタンを長押しします。iPhoneの画面が消えたら、サイドボタンを押したまま、音量ダウンボタンを押します。
- 約5秒間待ってから、サイドボタンのみを離します(サイドボタンを長押しし過ぎるとAppleロゴが表示されます)。
- FinderまたはiTunesがDFUモードの端末を検出します。
注:この方法でうまくいかない場合は、iPhoneのモデル番号(例:iPhone 6)を確認し、iPhoneをPCに接続した状態でDFUモードを起動する方法について、マニュアルやネット上で確認してください。
- Finder/iTunesが自動的にiPhoneの異常を検出し、復元するオプションが表示されます。ただし、これを実行すると、すべてのデータが削除されますので、ご注意ください。
注:すべてのデータをiCloudにバックアップしていない場合にiPhoneのデータを復元する唯一の方法は、EaseUS MobiSaverなどのサードパーティ製のアプリを使用することです。これらのアプリは、コンピュータからiPhoneをスキャンし、アクセスできないファイルを復元することができますが、うまくいく保証はありません。とはいえ、EaseUS MobiSaverのようなアプリは無料トライアルが利用できるので、試してみる価値はあるでしょう。
iPhone端末が復元できると、通常通り再起動できます。このようなことが二度と起こらないように、ノートンなどのウイルス対策アプリをインストールしましょう。
その他のスマートフォンのセキュリティに関する推奨事項
AndroidとiOSのウイルス除去や端末保護について紹介させていただきましたが、その他にもスマホのセキュリティに関する推奨事項がありますのでご参考ください。
- パスワードマネージャーをインストールする(1Passwordなど)。
- 安全なVPNをインストールする(ExpressVPNなど)。
- 二要素認証(生体認証ログインなど)を有効にする。
- 端末のプライバシー設定を最適化する。
パスワードマネージャー(1Passwordなど)を利用することで、パスワードの安全を確保できます。また、金融情報、パスポート番号、運転免許証などの大切な個人情報もパスワードマネージャーで保存できます。256ビットAES暗号化を使って保存するため、ハッカーなどの脅威からデータを保護することができます。また、「Mirai」のような悪質なボットネットでも解読不可能な、超強力なパスワードを自動生成することが可能です。
また、ExpressVPNなどの高性能な仮想プライベートネットワーク(VPN)の利用もお勧めです。VPNはIPアドレスを隠してくれますので、サイバー犯罪者はあなたの居場所を知ることができません。また、トップクラスのVPNは多くの国にサーバーを設置しており。
二要素認証(2FA)を有効にして、ハッカーの端末やアカウント侵入を阻止することも重要です。2FAは、通常のパスワードに加えてメールアドレスや電話番号などといった第二の本人証明が要求される認証方式です。高度な2FAでは、認証アプリ(Authyなど)や物理的なUSBキー(YubiKeyなど)を使ってアカウントをロックすることができます。Androidで2FAを有効にするには、Googleアカウントを開き、「セキュリティ」→「Googleへのログイン」→「2段階認証」の順にクリックします。iOSでは、「設定」→「ユーザー名」→「パスワードとセキュリティ」→「2ファクタ認証を有効にする」をクリックします。
また、端末のプライバシー設定も確認しましょう。Androidの場合、[設定]を開き、[プライバシー]をクリックすると、各アプリがアクセスできる情報を確認・変更できます。Amazon Musicのようなアプリも私のスマホの連絡先リストにアクセスできる状態になっていたのには驚ろきました。iOSの場合は、[設定]を開き、[プライバシーとセキュリティ]、[App プライバシーレポート]の順にクリックします。これにより、すべての iOS アプリのアクセス許可が記載されたレポートが作成され、各アプリのアクセス許可を個別に変更できます。ノートン 360 デラックスをご利用の場合、ノートンのプライバシーモニターを使えば、個人識別情報(PII)を販売しているデータブローカーのリストが表示されます。もしも自分の PII が売られていたら、ブローカーのデータベースから自分の情報を削除するようリクエストを送ることができます。
よくある質問
スマートフォンはマルウェアに感染しますか?
はい、スマートフォンはマルウェアに感染します。Android端末は、ウイルス、ランサムウェア、スパイウェアを始めとする悪意のあるアプリの攻撃を受けやすく、iOS端末はAndroid端末よりリスクが低いですが、金融情報やパスワードを含むデータを盗むサイトによる被害を受ける可能性があります。
そのため、信頼のおけるウイルス対策アプリの利用が重要です。ノートンは、iOSとAndroidの保護に最もオススメな2024年総合評価No.1のウイルス対策アプリです。
Androidにマルウェアがインストールされることはありますか?
はい、ハッカーはAndroid端末にマルウェアをインストールでき、パフォーマンスの低下やスマホの動作を重くしたり、データを漏洩するなどさまざまな問題を引き起こす可能性があります。これらのマルウェアのほとんどは、Google Playストア以外から悪意のあるAPKファイルをダウンロードした際にインストールされますが、メール経由や不正なWebサイトへのアクセスでもマルウェアに感染することがあります。
よって、信用できないメールを開いたり、Google Playストア以外からアプリをダウンロードしたりすることは絶対に避けましょう。スマホやPCに精通している方や危険性のないと思われるサードパーティのアプリをダウンロードしたい場合でも、ノートンなどの高性能なウイルス対策アプリを利用して安全を十分に確保しましょう。
iOSにマルウェアがインストールされることはありますか?
iOSにマルウェアがインストールされることはありませんが、iOS端末が完全に安全というわけではありません。危険なサイトにアクセスしてしまうと、ネットワーク攻撃の被害を受けたり、データが盗まれたり、アカウントに侵入されるなどといった被害を受ける可能性があります。
iOSデバイスはマルウェアに感染せず、Appleはセキュリティアプリにウイルススキャンの実行を許可していないため、iOSのウイルス対策ソフトにはマルウェアスキャナーが付いていません。しかし、iOS用のウイルス対策アプリは、その他セキュリティの脅威から端末を保護するためのさまざまな機能を付属しています。例えば、ノートンモバイルセキュリティには、高性能なウェブ保護とダークウェブ監視機能が搭載されており、ダークウェブ上であなたの個人情報を発見した場合に警告してくれます。
スマホにマルウェアが感染したらどうなりますか?
スマートフォン(携帯)にマルウェアが感染すると、さまざまな症状が起こります。スマホの動作がいつもより重くなったり、迷惑な広告が表示されたり、見覚えのないアプリがホーム画面に表示されます。また、サイバー犯罪者があなたの個人データ(金融情報、社会保険番号など)を盗む可能性があります。
そのため、スマートフォンにマルウェアが感染した場合は、直ちに除去する必要があります。上記の手順で、ノートンなどのウイルス対策ソフトを使用したマルウェアの削除方法をご紹介しています。