
更新日: 2026年5月25日
- 🥇 ExpressVPN : Linuxに対応、コマンドラインとGUI(グラフィカルユーザインタフェース)の両方が使えて、Ubuntu 24.04以降に対応。業界トップクラスのプライバシー・セキュリティ機能を搭載、速度は業界最速、ストリーミングとトレントのサポートも素晴らしい。
筆者もUbuntuユーザーですので、Ubuntu向けのVPNを探す難しさは理解しています。Ubuntuにきちんと対応したLinuxアプリケーションのあるVPNは多くありません。Ubuntuで動作しても機能制限があったりするので、オプションを色々カスタマイズしたい場合、フラストレーションが溜まります。
よく知られたVPNサービスをテストして、UbuntuでおすすめのVPNをまとめました (仮想マシンのUbuntuで検証)。筆者のおすすめはExpressVPNで、Linux GUIアプリケーションはUbuntuと互換性があり、全部の機能が使えますし、ストリーミングとトレントでは比較対象の中では最速、ポスト量子保護を始めとする業界トップレベルのセキュリティとプライバシー機能を搭載しています。 編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
Ubuntu向けのおすすめVPNのまとめ【2026年】
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
🥇1. ExpressVPN: 総合的にUbuntuで一番のおすすめVPN
Ubuntu向けのVPNではExpressVPNが一番のおすすめで、その理由はLinuxアプリケーションは機能が豊富で、Ubuntu 24.04 (LTSを含む)と互換性があるからです。インターフェースには、コマンドラインインターフェース(CLI)とダークモードをサポートしているGUIが選べますし、Chrome、Firefox、Edgeのブラウザ拡張も使えます。Linux GUIアプリケーションのインターフェースとブラウザ拡張は日本語をサポートしています。
CLIとGUIのどちらにもわかりやすいヘルプがありますし、文章と動画の両方で解説されています。文章のヘルプは日本語で書かれています。ですので、初心者でも簡単に設定できるでしょう。
- GUIでのセットアップができる
- 圧倒的な速度
- ポスト量子暗号サポート
- 強力なプライバシー機能
- すべてのサーバーでP2Pをサポート
- 同時接続数は最大8接続まで
ExpressVPNは、Ubuntu向けに優れたセキュリティとプライバシー機能を提供しています。これには広告を読み込ませない(ページの読み込みが速くなる)広告ブロッカーも含まれ、トラッカーのスパイ行為もブロック、悪意のあるサイトへのアクセスも遮断します。ExpressVPNは、検閲回避のためにすべてのサーバーで難読化をサポートしているので、厳しい制限のあるネットワークでも安心してExpressKeysが使えます。
ExpressVPNは業界最速で、採用されている独自開発のLightwayプロトコルは、コードが短く処理も高速です。そのため、他のVPNプロトコルと比較するとバッテリーの消費が抑えられますから、ラップトップを使うUbuntuユーザーにはうれしいポイントです。さらに、Lightwayは量子コンピューターによる潜在的な脅威にも対応済みです。
ExpressVPNのストリーミングサポートは非常に優れていて、 その理由は100を超えるストリーミングサイトに対応し、対応サービスにはNetflix、DAZN Japan、ABEMA、TVer、U-NEXT、WOWOW、Huluなどがあり、日本を含む105カ国に設置されたサーバーすべてでLinuxのトレントアプリケーションに対応していることです。Linux GUIアプリケーションではスプリットトンネリングもサポートしているので、VPN接続するアプリケーションとインターネットに直接接続するアプリケーションを指定できます。
まとめ:
ExpressVPNはUbuntuで一番おすすめできるVPNで、その理由は Ubuntuと互換性のあるLinuxアプリケーションと、CLIとGUIの両方のインターフェースが使えるからです。独自開発のLightwayプロトコルは業界最速で、Ubuntuでも使えますし、ポスト量子保護もサポートしています。また、ストリーミングサポートも優れていて、高機能な広告ブロッカー・トラッカーブロッカーがLinuxディストリビューションでも利用できます。
🥈2. Private Internet Access: トレントに最適+高いカスタマイズ性
Private Internet Access(PIA)は、Ubuntu向けに優れたP2Pサポートを提供しています。日本を含む90カ国に設置されたサーバーはすべてトレントに対応しており、 豊富な選択肢から高速なサーバーを選べます。さらに、通信内容は暗号化はされませんが、VPNのようにIPアドレスを変えられるSOCKS5プロキシーもサポートしているので、VPNよりも高速な通信ができます。そして、ポートフォワーディングにも対応しているので、多数のピアと接続し、高速なダウンロードが可能です。
- ポートフォワーディングが使える
- 一番おすすめできるVPN広告ブロッカー
- 暗号化の選択肢が複数
- アプリケーションのスプリットトンネリング
- 難読化は一部のサーバーのみ対応
- ライブチャットサポートの対応がいまいち
PIAのアプリケーションは、Ubuntu 20.04 (LTS)以降をサポートしていて、カスタマイズ性が非常に高く、日本語にも対応しているGUIはとても操作しやすいです。個人的には、プロトコル(OpenVPNもしくはWireGuard)や暗号レベルを簡単に切り替えて、高速でセキュアな接続数をさらに増やせる点が気に入っています。また、PIA MACEという業界随一の広告ブロッカーが、しっかり広告、トラッカー、不審なサイトをブロックしてくれます。難読化もサポートしています。
このアプリケーションはスプリットトンネリングを(Linuxでは珍しく)サポートしていて、VPNを使うアプリケーション、使わないアプリケーションを指定し、通信を高速化できます。さらに、IPアドレスのスプリットトンネリングにも対応しているので、ブラウザ全体ではなく、特定のウェブサイトだけのスプリットトンネリングが可能です。
PIAはUbuntuユーザー向けに質の高いストリーミングサポートを提供していて、例えば30以上のストリーミングサービスに対応していて、アマゾンプライムビデオ、ABEMA、U-NEXT
、Max、Disney+、Hulu、そしてNetflixのライブラリにも多数対応しています(Netflix USとNetfix日本を含む)。しかし、100以上のストリーミングアプリケーションをサポートするExpressVPNと比較すると、この数字はだいぶ少ないです。
まとめ:
Private Internet Accessは、Ubuntu向けのGUIが提供されていて、トレントも使えて、SOCKS5プロキシーとポートフォワーディングもサポートしています。アプリケーションはカスタマイズ性が高く、VPN接続を細かく設定したい上級者にもおすすめできます。また、スプリットトンネリング機能が使えますし、ストリーミングサービスにも幅広く対応しています。
Private Internet Accessの詳しいレビューを読む
編集者から:Private Internet Accessおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
🥉3. CyberGhost VPN: Ubuntu向けに優れたストリーミングサポート
CyberGhost VPNは、ストリーミングに最適なUbuntu向けVPNです。 このLinuxアプリケーションでは、50以上のストリーミングアプリケーションに最適化された専用のストリーミングサーバーが使え、Netflix (アメリカ、イギリス、日本など)、アマゾンプライムビデオ(アメリカ、イギリス、日本など)、DAZN Japan、ディズニープラス日本、BBC iPlayerなどをサポートしています。
- 50以上のストリーミングアプリケーションに対応
- P2P専用サーバー
- WireGuardとOpenVPNに対応
- キルスイッチがない
- 使えるのはCLIのみ
このLinuxアプリケーションはUbuntuで簡単にセットアップできて(動画による解説あり)、対応しているUbuntuのバージョンは19.04、18.04、16.04、20.04です。さらに、どちらも高速でセキュアなWireGuardとOpenVPNの両方が使えます。
難点としては、LinuxアプリケーションはCLIでしか提供されていなく、ExpressVPNやPrivate Internet AccessのLinuxアプリケーションと比較するとわかりにくい点が挙げられます。また、このLinuxアプリケーションにはキルスイッチがありませんので、VPN接続が突然切断されると、通信内容が漏洩します。スプリットトンネリングもUbuntuでは利用できません。
Ubuntuでトレントを使うのなら、CyberGhostがおすすめです。ポートフォワーディングやSOCKS5プロキシーサポートといったP2P向けの機能はありません(Private Internet Accessにはあります)が、日本を含む85カ国以上に設置されたサーバーのほとんどでトレントが使え、またuTorrentやVuzeといった人気のP2Pクライアントも使えます。
まとめ:
UbuntuでストリーミングをするならCyberGhost VPNがおすすめです。CyberGhost VPNのLinuxアプリケーションなら、50以上のストリーミングプラットフォームに対応し、トレントに最適化されたサーバーは主要なP2Pクライアントと互換性があります。けれども、キルスイッチ、スプリットトンネリングなどの便利機能がなく、GUIアプリケーションも提供されていません。
編集者から:CyberGhostおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
4. NordVPN: Ubuntuにもハイエンドなセキュリティ機能を提供
NordVPNのLinuxアプリケーションには、Ubuntuユーザー向けにたくさんの便利なセキュリティ機能が提供されています。Linuxアプリケーションには広告ブロッカー、トラッカーブロッカー、マルウェアブロッカーなどがあり、テストではどれもきちんと動作しました。さらに、「ダブルVPNサーバー」機能で、通信を1つのVPNサーバーではなく2つのVPNサーバーを経由させ、プライバシーをより一層保護できます。
- GUIとCLIが使える
- 厳しい制限のあるネットワーク向けのプロトコル
- 暗号化されたリモートアクセスが利用可能
- ポートフォワーディングは使えない
- 対応するストリーミングアプリケーションは10程度
Ubuntu向けアプリケーションにはGUIが提供されており、ダークモードにも対応しています。NordLynxと呼ばれる独自開発の超高速プロトコルは、Ubuntuでもサポートされており、ExpressVPNのLightwayと同様に、ポスト量子暗号保護もサポートしています。この他にもOpenVPN(TCPまたはUDP)、通信内容を難読化できるNordWhisperなどのオプションがあり、厳しい制限のあるネットワークでも検閲を回避できます。
さらに、暗号化されたネットワーク経由で他のデバイスにアクセスできるMeshnetと呼ばれる機能もありますし、キルスイッチとスプリットトンネリングもサポートしています。NordVPNは10以上のストリーミングサービスに対応し、137カ国(日本を含む)に設置されたどのサーバーでもトレントが使用可能ですが、Private Internet Accessでは使えるポートフォワーディングには対応していません。
まとめ:
NordVPNのアプリケーションには、Ubuntu向けに様々なセキュリティ機能があり、GUIアプリケーションも用意されています。広告ブロッカー、ダブルVPNサーバー、そして安全なリモートアクセスに使えるMeshnet機能も用意されています。NordVPNのアプリケーションは、独自開発のNordLynxプロトコルとステルス性の高いNordWhisperプロトコルに対応し、厳しい制限のあるネットワークで利用できます。
5. Surfshark: オトクなプランで初心者にも簡単
SurfsharkのLinuxアプリケーションは使いやすいGUIで、日本語にも対応しています。個人的に気に入っているのは、サーバーをお気に入りに追加して、ワンクリックで接続する機能です。さらに、検索機能で素早くサーバーを選べるのも便利です。
- 使いやすいGUIアプリケーション
- プライバシー保護を強化するマルチホップVPN
- 優れた広告ブロッカーとトラッカーブロッカー
- サポートするプロトコルは1つのみ
- スプリットトンネリングは使えない
アプリケーションはUbuntu 20.04以降に対応しています。キルスイッチをサポートしていて、それは素晴らしいのですが、Linuxでサポートしているプロトコルは、OpenVPNの1つだけです。また、スプリットトンネリングにも対応していません。
Surfsharkで気に入っているのは、 UbuntuでもDynamic MultiHop機能に対応していることで、この機能は通信内容を1つのVPNサーバーではなく2つのVPNサーバーに経由させ、プライバシー保護を強化できます。広告ブロッカー、トラッカーブロッカー、マルウェアブロッカーも用意されていて、テストではどれもきちんと動作しました。
SurfsharkのVPNは、ストリーミングサポートも優れていて、その理由は50以上のストリーミングアプリケーションに対応し、約半数のサーバーでトレントが使えることです。けれども、すべてのサーバーでP2Pに対応しているExpressVPNのほうがおすすめです。
まとめ:
SurfsharkのGUIアプリケーションは操作がしやすいです。Surfsharkのアプリケーションには、キルスイッチ、2つのサーバーを経由させるDynamic MultiHop機能、そして広告ブロッカーがあります。ストリーミングもトレントもしっかりサポートしています。残念ながら、使えるプロトコルは1つだけで、スプリットトンネリングも使えません。
VPNサービス比較表
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
テスト手法:比較およびランキングの条件
Ubuntuで一番おすすめなVPNを紹介するのに、実績のあるテスト手法を採用しました。実際にUbuntuでVPNを利用する状況を踏まえて、互換性、機能、使いやすさの評価を実施しました。詳しい評価および選定基準は以下のとおりです。
- Ubuntu向けのLinuxアプリケーションがあるVPNを対象にしました。LinuxをサポートしていないVPNもありますし、Ubuntu以外のディストリビューションしかサポートしていないこともあります。ここで取り上げたVPNはすべて、Ubuntuでシームレスに動作し、使いやすいLinuxアプリケーションを提供しています。
- CLIとGUIアプリケーションの有無を確認しました。Linux VPNアプリケーションには、コマンドラインインターフェース(CLI)しかないものや、ExpressVPNのように、全機能が使えるグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)があるものあります。ターミナルを使うのに慣れているのであれば、CLIアプリケーションは軽くて高速です。けれども、視覚的操作のほうがいい場合は、GUIアプリケーションのあるVPNを選びましょう。

- それぞれのVPNについて、プライバシーとセキュリティ機能について検証しました。ミリタリーグレードの256ビットAES暗号、外部監査の裏付けがあるノーログポリシー、VPN接続の漏洩対策といった、業界標準技術を採用しているVPNだけをおすすめしています。ほとんどのVPNでは、VPN接続が切れた場合にインターネット接続を切断するキルスイッチ機能を実装し、セキュリティ向上を目的にRAM上で動作するサーバーを運用しています。
- 速度の計測には近距離と遠距離のサーバーを使用しました。暗号化処理によって、どのVPNでも速度は低下します。けれども、知名度のあるブランドではどのサーバーでも安定して速い速度が出ました。テストで最速だったのはExpressVPNです。
- アプリケーションが使いやすく、セットアップも簡単かどうかも評価しました。Linuxアプリケーションは、インストールや設定が難しいことがあり、コマンドラインでの操作が多い場合は特にそうです。ここで取り上げているどのVPNも、チュートリアルが用意されていてインストールはわかりやすく、Linuxにあまり詳しくないユーザーでもセットアップは2分程度で完了します。
- ストリーミングやトレントの対応状況についても評価しました。評価対象のどのVPNもNetflixといった主要なストリーミングサービスに対応し、トレントもサポートしています。

- サービスが充実しているVPNを選びました。取り上げたどのVPNも、複数同時接続に対応し、オトクな料金プラン、返金保証があります。
選外になった知名度のあるブランド
- TunnelBear。TunnelBearはLinux専用のアプリケーションを提供していません。Ubuntuで利用するには、手動でOpenVPNの設定ファイルを編集する必要があり、あまり簡単ではありません。
- VyprVPN。VyprVPNはUbuntで動作するデバイスをサポートしています。けれども、手動で設定する必要があります(ほとんどのVPNはGUIで設定できます)。さらに、VyprVPNには広告ブロッカーやマルウェアブロッカーがありません。
- Astrill VPN。Astrill VPNはLinuxと互換性がありますが、ストリーミング対応が不十分で、価格も高額です。
よくある質問
Ubuntuに一番おすすめのVPNは?
ExpressVPNがUbuntuには一番おすすめです。使いやすいコマンドラインアプリケーションとGUIアプリケーションが付属しています。高度なセキュリティ機能とポスト量子保護を搭載し、脅威マネージャーが悪意のある広告やトラッカーをブロックします。
速度は業界最速で、Netflix、Hulu、アマゾンプライムビデオといった主要なストリーミングサービスにも対応しています。また、トレントはすべてのサーバーで対応していて、Linuxアプリケーションはスプリットトンネリングとキルスイッチに対応しています。
Ubuntuで使える無料のVPNはありますか?
あります。ですが、おすすめしません。ほとんどのLinux向け無料VPNサービスはセキュリティ機能が貧弱で、転送料にも制限がありますし、サーバーの数が少なく、ストリーミングにも対応していません。それよりも、ExpressVPNといったプレミアムVPNサービスの利用をおすすめします。Ubuntuと互換性がありますし、速度は業界最速で、ストリーミング対応も優れています。
LinuxでVPNを使うべきでしょうか?
はい、使うべきです。他のオペレーティングシステムと同じように、ハッカーや悪意のある第三者が個人情報を盗みとろうとLinuxを狙っています。Linuxも、NetworkManagerなどでVPNを標準でサポートしていますが、手動で設定する必要があり、高度な機能は搭載されていません。ここで取り上げたどのVPNも、RAM上で動作するサーバーや外部監査の裏付けがあるノーログポリシーなど、個人情報を守る高度なセキュリティ機能を提供しています。
UbuntuでVPNを使うのは合法ですか?
はい、ほとんどの国において、UbuntuでVPNの使用は合法です。けれども、プラットフォームにかかわらず、VPNを違法行為に使用するのは違法です。
編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
