
発行日: 2025年8月20日 公開後、2回更新されました
3ステップで簡単!デジタルフットプリントを守る方法(2026年):
- お使いのデバイスで信頼できるVPNを利用する。 ExpressVPNなど信頼できるVPNをダウンロード・インストールして、ネット通信を暗号化し、あなたのIPアドレスを隠しましょう。これにより、ハッカー、トラッカー、ISP(インターネットサービスプロバイダー)等にネット上のアクティビティを知られることはありません。
- アカウントのセキュリティを強化する。 パスワード マネージャーを利用して、メール、銀行、ソーシャルメディアなど、よく利用するアカウントで二要素認証 (2FA) を有効にし、強力でユニークなパスワードを設定・管理しましょう。これにより、万が一、パスワードが漏洩してもアカウントを安全に保つことができます。
- オンライン上の個人情報を整理する。 Googleで自分の名前を検索してみたり、ソーシャルメディアの古い投稿を確認し、不必要な情報や使用しなくなったアカウント等は削除しましょう。その他、プライバシー設定から第三者が閲覧できる内容やアプリが収集する個人データを制限しましょう。
デジタルフットプリント(digital footprint)とは、訪問したサイト、投稿内容、フォームに入力した情報など、オンライン上での全データの痕跡を指します。これには、自身で意図的に共有した内容の他、位置情報や閲覧履歴のようなバックグラウンドで勝手に収集される情報も含まれます。
これらの情報はただ放置されているわけではなく、雇用主、企業、政府機関は、あなたのプロファイルを確認する目的で、あなたのデジタルフットプリントの一部にアクセスすることができます。今は覚えていないほど昔のソーシャルメディアの投稿やフォーラムのコメントやオンライン上の特定のアクティビティが、就職活動に悪影響を与えたり、あなたの印象が悪くなったり、さらには警告などを受ける原因になることもあります。
幸いなことに、デジタルフットプリントは削減が可能です。個人アカウントの整理やプレミアム VPNサービスを利用したりするなどといった簡単な手順で将来のプライバシーを極力守ることができます。VPNの中で一番オススメなのはExpressVPNで、業界トップクラスのプライバシーとセキュリティ機能を備えています。 編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
デジタルフットプリントの種類

デジタルフットプリントは、主に「アクティブ」と「パッシブ」の2つの種類に分類されます。
- アクティブなデジタルフットプリントとは、ネット上で自分から意図的に共有する情報です。これには、ソーシャルメディアの投稿、ブログのコメント、オンラインフォームの記入内容などが含まれます。写真をアップロードしたりレビューを書いたり、投稿内容をシェアしたりするたびに、あなたのアクティブなデジタルフットプリントが増えていきます。
- パッシブなデジタルフットプリントとは、あなたが意図しておらず勝手に生成される情報です。これは、ブラウジング中に収集される背景データを通じて構築されます。例えば、ウェブサイトはあなたのクリック履歴、位置情報、デバイス情報などを追跡・記録します。ページを訪問するだけで、後で何かに保存されたり利用される可能性があります。
注意すべき点は、プライベートモードでのブラウジングやプライベートメッセージアプリの使用など、一見非公開にしているアクティビティも、IPログ、クッキー、メタデータを通じて痕跡が残る可能性があることです。意図的かどうかに関わらず、オンラインでのアクティビティは、思っているより痕跡が深く残っている場合があります。
デジタルフットプリントになぜ価値があるのか

デジタルフットプリントはネット上の単なる「ゴミ」というわけではありません。第三者が利用したり、時には悪用したりすることのできる大切な情報源なのです。
デジタルフットプリントの主な重要性は以下の通りです。
- 評判の損害。古いソーシャルメディアの投稿やコメント、忘れていた昔のアカウントが再浮上し、雇用主や学校、政府機関からの評価に悪影響を与えることがあります。何年も前の投稿内容でも、スクリーンショットを取られ共有されたり、意図せぬ形で利用され、就職活動や身元調査の際にかなり不利になることがあります。

- 政府の追跡。政府はセキュリティ監視、不正検出、身元確認のためにデジタルデータを収集します。また、多くの国の政府はデジタルIDシステムを使用して公共サービスへの安全なアクセスを提供し、税歴や医療、教育などの個人情報を一つのオンラインIDにリンクしています。

- ターゲット広告。 各企業はクッキーを通じてあなたのオンライン上のアクティビティを追跡し、あなたの詳細なプロファイルを生成して個々に合わせた広告を表示させます。また、クリック、検索、「いいね」などの情報を追跡して、次にあなたが購入する可能性がある商品を予測したりします。

- フィッシングキャンペーン。ハッカーはあなたのデジタルフットプリントを利用して、特定のフィッシング攻撃を仕掛けたり、あなたの身元を盗んだりすることができます。加えて、盗まれた個人データはダークウェブで販売され、不正なアカウント開設や金融詐欺に使われる可能性があります。

- プライバシーリスク。あなたがプライベートで共有したと思っていた情報が、公の目に触れる可能性があり、家族や友人と気まずい状況になったり関係が崩れる可能性があります。
デジタルフットプリントを確認する方法

以下の簡単な手順で、自身のデジタルフットプリントを明確に把握することができます。
- 自分の名前をグーグル検索する。これは当たり前のように思えるかもしれませんが、一番簡単・確実な方法の一つです。人気のある検索エンジンで自分のフルネームを引用符で囲んで検索し、表示される情報を確認します。また、自分の写真を逆検索してみることもできます。これにより、削除したい古い投稿や言及、写真などを特定できます。
- データブローカーサイトを確認する。「Whitepages」、「Spokeo」、「BeenVerified」のようなデータブローカーや人物検索サイトは、個人情報を収集・販売しています。これらのサイトで自分の名前を検索し、どのような情報があるのかを確認してみましょう。あなたの情報があった場合、各サイトのオプトアウト手続きを利用して、データの削除を請求できます。
- メールアドレスが漏洩していないか確認する。「HaveIBeenPwned」など無料ツールを使用して、あなたのメールアドレスがデータ漏洩していないか確認してください。一部のVPNは同じようなツールを提供しています。例えば、ExpressVPNの「Identity Defender」と呼ばれるID盗難防止ツール(アメリカユーザーのみ利用可)、Surfshark AlertやPrivate Internet AccessのID盗難防止ツールは、ログイン情報が漏洩した場合などに警告してくれます。
- ダークウェブで自分のデータを検索する。ダークウェブ上の検索は複雑で、専用のブラウザがないと検索はほぼ不可能となっています。NordVPNのダークウェブモニタリング機能がオススメで、個人情報が漏洩したり取引されたりした場合に通知してくれます。NordVPNは、ダークウェブ利用におすすめのVPNにもランクインしています。
【専門家のアドバイス】自分の名前をキーワード登録してGoogleアラートを設定すると、ネット上で自分の名前を含む新規コンテンツが投稿された際に通知を受け取ることができます。「google.com/alerts」にアクセスし、名前を引用符で囲んで入力(例:「John Doe」)し、更新の頻度を選択します。これで、デジタルフットプリントを簡単にリアルタイムで監視できるのでオススメです。
デジタルフットプリントの削減方法 10選

デジタルフットプリントを完全に消すことは難しいかもしれませんが、削減することは可能です。あなたのオンラインプレゼンスを制限して、個人情報の収集量を減らすステップをご紹介します。
1. VPNを使う
VPN (Virtual Private Network) は、オンライン上のプライバシーを保護するための便利ツールです。デジタルフットプリントを減らしたり、アクティビティを非公開にすることができます。
- IPアドレスを隠す。VPNはあなたの実際のIPアドレスを隠しますので、サイトやトラッカーがあなたを識別したり所在地を把握するのを防ぎます。
- データを暗号化する。VPNはあなたのアクティビティを暗号化し、ハッカーや第三者から個人情報を守ります。
- 位置情報の追跡を防ぐ。VPNはあなたの位置情報を偽装するので、サイトやオンラインサービスはあなたのアクティビティを追跡したり、お住まい地域特有の広告を表示したりすることができません。
- プロファイリングを防ぐ。VPNはあなたのネット上のアクティビティを隠すので、企業があなたの興味や個人的な習慣をベースにしたプロファイルを作成するのを防げます。
- 公共Wi-Fiを安全に使える。公共Wi-Fiを使うとデータ盗難にあうことがあります。VPNは通信接続を安全に保ち、パスワードを始めとする個人情報を保護します。
- 情報漏洩スキャン。一部のVPNには、メールアドレスのような個人データが漏洩したりダークウェブに浮上した場合に、警告を発するモニタリングツールも搭載されています。
デジタルフットプリントを削減するのにおすすめVPNの概要
2. データ削除サービスを利用する

データ削除サービスは、データブローカーのサイト上の個人情報を特定し、削除を要請してくれます。大半のデータ削除サービスは、データブローカーサイトを継続的に監視し、データが再出現した場合には再度削除要請してくれます。
データ削除サービスを利用することで、繰り返し手間のかかるプロセスを自動化・簡素化できます。なお、一部のVPNサービスにはデータ削除サービスが含まれている場合があります。
- ExpressVPNは「Identity Defender」と呼ばれるID盗難防止ツール(アメリカのみ利用可)を提供しており、データブローカーサイトからの削除要求を自動的に処理してくれます。
- NordVPNは「Incogni」と呼ばれる盗難防止ツールを搭載しており、様々なブローカーサイトを対象に個人情報の削除を要請してくれます。
- Surfsharkは「Surfshark One」プランにデータ削除ツールが付いており、人検索データベースから情報を削除する要請をしてくれます。
3. コンテンツ削除を要請する
ネット上にあなたの個人情報が存在する場合、あなたにはその削除を請求する権利があります。ほとんどのサイトではユーザー生成コンテンツの削除手続きに対応しており、サイトまたはプラットフォームに直接問い合わせすると無料で対応してくれます。検索エンジンについては、Googleの削除ツールを使って、古くなったまたは有害な個人情報をはじめとする検索結果の削除を請求できます。
また、「Spokeo」、「BeenVerified」、「WhitePages」、「PeopleFinder」、「Intelius」、「MyLife」などのデータブローカーのサイトをチェックしてみましょう。これらのサイトは、あなたの知らぬ間に個人データを収集・販売していることがあります。このような場合、サイト上のオプトアウトツールからプロフィールを削除することができますが、手続きが面倒なこともあります。
【専門家のアドバイス】ネット決済時に、姓の横に区別可能な詳細(例:会社名)を追加しましょう。例えば、「John Doe (あなたの名前)- Amazon」のように詳細を追加することで、不要なプロモーションメッセージを受け取った場合、送信元企業をすぐに特定できます。該当企業とデータブローカーの両方に問い合わせて、データの削除を請求しましょう。
4. ソーシャルメディアのプライバシー設定を見直す

雇用主は応募者を評価する際にソーシャルメディアをチェックすることが多いため、雇用主が見ることができる情報を管理することも重要です。プロフィールは可能な限り非公開にして、投稿、タグ、コメントを閲覧できるユーザーを制限し、連絡先情報などの個人情報の表示は避けましょう。また、プロフィールに電話番号やメールアドレスを記載するのも避けたほうが良いでしょう。
すべての設定を更新したら、古いまたは不要な投稿も削除するなどしてネット上のイメージをクリーンにキープするようにしましょう。
5. ソーシャルログインを使用しない

アプリやサイトにFacebookやGoogleでログインするのは控えましょう。こうすることで、これらのアプリやサイトが複数のサービス上のあなたのアクティビティを追跡するのを防げます。また、高性能なパスワードマネージャーを使って個別のログインパスワードを作成することで、セキュリティ的な安全性も高まりリスクを減少させることができます。
1Passwordは、強力でユニークなパスワードを作成・保存できる安全性抜群のパスワードマネージャーです。
プライバシーを強化するため、Surfsharkの「Alternative ID」のようなツールを使用すると、サインアップの際に偽名や偽メールアドレスを生成して実際の身元を隠すことができます。
6. 過剰な情報共有を減らす
個人に関する情報をネットに投稿する際には慎重になりましょう。これには、位置情報、経歴の更新、コメントなども含まれます。誕生日写真やタグ付けされた旅行先のような単純な情報でも、第三者、データスクレイパー、自動ボットによる思わぬ標的になる可能性があります。
また、デバイスやアプリの位置情報共有をオフにすると自動的なジオタグ付けを防ぎ、他人にあなたの居場所が知られるのを防げます。

7. 古いアカウントは削除する
使用していないアカウントが個人情報を保持している可能性があります。特に古いパスワードや脆弱なパスワードを使用している場合、ハッカーの標的になりやすくなります。アカウントが古いほど、現在のセキュリティ基準を満たしていない可能性が高くなりますし、使っていないアカウントを保持しているとスパムやデータ漏洩のリスクが高まります。
現在利用していないアカウントやニュースレターの購読がないか、メールボックス内で検索して確認しましょう。これらのアカウントを特定できたら、サイトのダッシュボード画面やヘルプページから削除するか、「JustDeleteMe」などのツールを使ってアカウント削除ページの直接リンクを特定しましょう。

8. 広告のパーソナライズおよび追跡を無効化する
Google、Facebook、およびデバイスの設定画面から広告のパーソナライズを無効にしましょう。こうすることで、プロファイリングを制限し、ターゲット広告を軽減したり個人データの保護を強化できます。
無効化の手順は、各デバイスや広告パーソナライズを無効化したいサイトによって異なります。
- Androidでは[設定 ]に進んで、次に[プライバシー] > [広告]にアクセスし、広告IDの削除をクリックします。
- iOSでは[設定 ]に進んで[プライバシーとセキュリティ] > [Apple広告 ]に行き、パーソナル化された広告をオンまたはオフに切り替えます。
- Googleでは、Googleアカウントにログインし、[データとプライバシー] > [パーソナライズ広告] > [マイ広告センター]に進んで、パーソナライズ広告をオフにします。
また、ソーシャルメディアサイトでもアカウント設定から広告の設定やプライバシー設定を変更することで広告のパーソナライズを無効にすることができます。Facebook、Instagram、X(Twitter)、LinkedInのような人気ソーシャルメディアサイトの多くは、あなたのデータがターゲット広告にどのように使われるかを制限するオプションがあります。

さらに、「uBlock Origin」や「DuckDuckGo Privacy Essentials」のようなプライバシーに配慮したブラウザや拡張機能を使用することで、自動的にサードパーティのトラッカーやクッキーをブロックできます。クッキーをブロックすることで、サイトがブラウジング習慣についての情報を保存するのを防ぎますから、広告主がウェブ全体であなたを追跡してプロファイルを作成するのが困難になります。
9. HTTPSサイトのみを利用する
個人情報を入力する前に、必ずURLを確認しましょう。セキュアなウェブサイトは「https://」で始まります(httpsの「s」は接続が暗号化されていることを示します)。また、アドレスバーに鍵のアイコンが表示されているか確認し、セキュリティ証明書が有効であることを確認してください。「http://」のサイトや安全性が確認できないサイトでは、支払い情報や個人情報は入力しないようにしましょう。

10. 公共Wi-Fiで個人情報を共有しない
公共Wi-Fiは、強力な暗号化が設定されていませんのでハッカーの標的になりやすいです。安全に感じても公共のWi-Fiに接続している間は、パスワードの入力、銀行口座へのアクセス、個人データの共有は避けましょう。または、公共Wi-Fiを利用する際は、ExpressVPNのような安全性抜群のVPNを使用して、あなたの通信を暗号化して情報を守りましょう。
編集者から:ExpressVPNおよび当サイトは同じ企業グループに属しています。
編集者から:Intego、Private Internet Access、CyberGhost、およびExpressVPNは当社の親会社であるKape Technologies傘下の企業です。
よくある質問
デジタルフットプリントとは何ですか?
デジタルフットプリントは、ネットを利用するたびに残るあなたのデータの痕跡です。これには、ソーシャルメディアのアクティビティや検索履歴、クッキー、アプリの利用状況、さらにはサイトやサービスが収集するバックグラウンドデータなど様々です。
デジタルフットプリントには「アクティブ」と「パッシブ」の主に2種類が存在します。アクティブフットプリントは、ソーシャルメディアに投稿したり、フォームに入力したりするなど、あなたが意図的にインプットしたアクティビティをベースに作成されます。パッシブフットプリントは、ウェブサイトのトラッカーやクッキー、ブラウジング中に収集されたデータなど、あなたの直接的な関与なしに生成されます。
デジタルフットプリントを削除する方法はありますか?
残念ながら、デジタルフットプリントを完全に削除することはできません。ただし、古いアカウントを削除したり、ウェブサイトやデータブローカーに情報を削除してもらうよう要請したり、ソーシャルメディア上で個人情報が含まれるコンテンツを削除したりすることで、デジタルフットプリントを削減することは可能です。
プライバシー設定を厳しめに設定したり、トラッカーのブロックやVPNのようなセキュリティツールを使用して今後の情報の露出を制限することも賢明です。高性能なVPNは、IPアドレスを確実に隠し、ネット通信を暗号化してサイトや広告主、第三者による追跡を防ぎ、あなたのデータが収集・利用されるのを防げます。
誰が私のデジタルフットプリントを見ることができますか?
実際のところ、広告主や雇用主、ハッカー、政府機関など誰でもあなたのデジタルフットプリントの一部にアクセスできます。デジタルフットプリントの一部は、検索エンジンやソーシャルメディアを通じて公衆利用が可能で、クッキー、トラッカー、オンラインフォームなどを通して、しばしば気付かないうちにデジタルフットプリントが収集されています。
デジタルフットプリントは重要ですか?
はい、重要です。なぜなら、デジタルフットプリントはあなたのプライバシーや評判、さらには就職にも影響を与える可能性があるからです。厄介なデジタルフットプリントがあると、詐欺、アイデンティティの盗難、または不要なプロファイリングのターゲットになりやすくなります。また、雇用主も採用に当たって応募者のデジタルフットプリントを確認する可能性があり、政府や組織は安全上の目的でデジタルフットプリントを追跡する可能性があります。
個人情報を保護し、オンラインプレゼンスを制限するためにも、自身のデジタルフットプリントの管理が重要です。